大型(10t)トラックは売れるの? 買取相場や高く売るコツを解説

効率よく最大量の積載で長距離を走行し、積荷を運ぶ物流業や建設業に欠かすことのできない大型トラックには、さまざまなスタイルの車両があります。平ボディをはじめに、バンボディ、ウイングボディ、冷蔵冷凍車、ダンプカー、タンクローリーなどあらゆるスタイルのトラックがそろっています。ユーザーは用途による最適な一台を求めています。 

今回の『豆知識』では大型トラックの買取相場や高く売るコツを皆さまにお伝えさせていただきます。 

 

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大型(10t)トラックは売れるの?

道路交通法で定められた大型免許は2007年の改正によって車両総重量11t以上、最大積載量6.5tとなりました。それまでの車両総重量8t以上、最大積載量5tよりも運転可能な範囲は狭くなりました。しかし、小型・中型・大型と、トラックのサイズで一番大きい大型トラックは10tトラックとも通称され、長距離輸送・大量輸送に最適なトラックとして人気が高い売れる車両です。 

近年では長距離輸送をモーダルシフト(環境負荷の小さい鉄道や船舶の輸送に換えること)へ移行する動きもありますが、輸送先の駅や港から最終目的地への輸送はトラックに頼らなければならないのです。長距離輸送・大量輸送を最終目的地までノンストップで輸送できる大型トラックの力は大きいのです。 

 

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大型(10t)トラックの買取相場

日本の大型トラックは非常に優秀で頑丈です。海外での需要が高く、低年式車や過走行車でも高い値が付きます。大型トラックの買取相場は、500〜900万円です。ただし、車体の状態、架装・装備で買取価格は変わります。そのため、複数の買取業者から同時に見積りを取ることをおすすめします。 

 

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大型(10t)トラックの査定で見られるポイント

大型(10t)トラックの査定で見られるポイントは、他のサイズのトラックと大きく異なることはありません。一般的には、車両の年式、走行距離、車体の状態装備の有無などが中心になってきます。その中で、大型トラックは特徴として、車両の大きさと頑丈さがあげられます。 

小型トラックや中型トラックより低年式であっても、走行距離数が多くても常識範囲内であれば、大きく査定に影響しないでしょう。一般的な査定のポイントは詳しくは後述させていただくことにします。 

架装による特徴を持つ大型トラックは初期投資が多い分、査定額も上がります。その他は細かなポイントの積み上げで査定を上げることが可能です。この先にその査定ポイントをご紹介していきます。 

 

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買取可能な大型(10t)トラックの種類と査定ポイント

買取可能な大型トラックの種類をここでは代表的な種類に絞って解説させていただきます。まずは、その買取可能な大型トラックの種類と査定ポイントです。

 

平ボディ

平ボディはトラックの原型ともいえます。長方形の荷台を囲む側方、後方のアオリ、その荷台に荷を自在に積むことができます。高さ制限にかからなければ、積荷の形状は自在です。ロープでしっかり固縛すれば、安心して輸送が可能です。シートをかけて固縛すれば、雨風にも耐えることもできます。汎用性が高く、便利な平ボディタイプの中古トラックは人気車種です。平ボディトラックの査定ポイントを解説します。

 

1.床に割れや穴はないか
平ボディの荷台床の多くは木材でできています木材は耐久性に優れながら、その自然由来の優しさは段ボールなどの積込みを直に行っても、傷めたりすることがありません。しかし、その床に割れや穴があっては、積荷に傷をつけてしまいます。 

フォークリフトに積んだ荷を荷台に積込む際に、引きずってしまったり、落としたりして割れや穴ができたりすることがあります。想定以上に重い荷を積んだり、落として割ったり穴をあけたりしてしまうこともあります。積荷に影響を与える床の損傷は買取査定の減額対象になってしまいます。 

 

2. アオリがゆがんでいないか
アオリは積荷をしっかり支える重要なパーツです。左右の側面、後方に開け降しが可能な鋼鉄製やアルミ製、鉄枠の木製のアオリが一般的です。アオリはしっかり積荷を支え固定してくれますが、ゆがんだアオリではしっかり固定ができません。金属製のアオリの修理はケースによっては困難で、一枚取替えとなってしまいます。アオリがゆがんでいれば、その費用分が買取査定の減額対象になってしまいます。

 

ウイング

見かけはバンボディのウイング車ですが、荷物の積降ろしの際に荷台ボディを鳥の翼のように左右に開け広げることが可能です。その姿から名称されたウイング車です。ウイングを広げた左右からフォークリフトが寄り付くことができ、荷物の積込み降しに非常に便利なウイング車です。 

一般的な査定のポイントに加えて、このウイングではこの開閉できるウイングにポイント集中します。ウイングの、開閉の動力の多くは油圧です。油圧機構に異常のある場合、ウイング自体に不具合がある場合などが査定の大きな減額対象となります。人気のウイング車の査定のチェックポイントを解説させていただきます。

 

1.油圧機構に異常はないか
ウイング車がウイング(翼)という名称を持つほどに開閉動作は重要です。荷台のウイングが動かず、開閉できなければウイング車としての機能は果たすことができません。この開閉の仕組みである原動力は多くの場合、油圧機構です。 

この油圧機構に異常があると、ウイングを上げて時間を置くと少し下がってきたりします。油圧機構のトラブルの有無がウイング車の査定での大きなチェックポイントとなります。 

 

2. 荷台部分に破損はないか
ウイング車のこのウイングは大型車の場合、非常に重い部材となります。油圧機構などで少ない負荷で開閉させるために素材を軽量なアルミニウム合金や、さらに軽量化するために幌を用いたりする場合もあります。その場合、幌が破れていたらもちろん減額対象です。 

破ればかりでなく、ウイングの開口部のシールゴムの劣化や破損がないかチェックしてください。積荷を濡らさないことは運送業者の鉄則でもあり、非常に重要なチェックポイントとなります

 

ダンプ

ダンプにはいくつかの種類があります。積み降ろしの環境に合わせて荷台の傾け方が違います。一般的なダンプである後方に積載物を流し下すリアダンプ荷台をスライドできるローダーダンプ、積載物を左右に下ろせるサイドダンプ、左右、後方に積載物を下ろすことができる三転ダンプなどがあります。そして、そのどれもが建設工事を中心に利用されています。大型(10t)トラックのダンプは一度に大量の土砂の輸送や移動が可能です。 

土砂や資材を荷台に積み、一度の輸送量では一番多い大型ダンプが効率よく作業を行います。建設現場でのハードな作業を行うことが当り前のダンプが、その作業に伴うトラブルで買取査定で減額されてしまうのは、ある程度、仕方がないことかも知れません。 

 

1.ボディに傷やへこみはないか
ダンプでの主な積荷は土砂や岩石などになります。天井のないその荷台にはユンボ(油圧ショベル)やクレーンでの直接の積込みを行なうため、ダンプの傷やへこみは付き物となりますしかし、中古ダンプといえども購入希望者は少しでもボディや荷台に傷やへこみの少ないものを求めるでしょう。それなりにダンプの荷台もボディも頑丈に作られていますが、傷やへこみは買取査定時の減額査定のチェックポイントとなってしまうことを心得ておきましょう。 

 

2.可動部分に異常はないか
ダンプの命とも言える荷台の稼働、ダンプという名称の由来は英語の「dump :ドサっと下ろすですその稼働に異常があれば買取査定時の大きな減額対象になってしまいます。ダンプアップの装置は油圧機構によって稼働しています。荷台を持ち上げた状態でしばらくすると下がってしまうのは、油圧機構に問題がある場合が多いです。 

このような不具合があれば買取査定時の大きな減額対象となってしまいます。

 

ミキサ

ミキサー車も建設現場で活躍するトラックです。生コン工場で生コンクリートを積み込み、固まることのないように、ミキサーを絶えず回転させながら建設現場まで生コンクリートを輸送するのがミッションです。大型ミキサー車で1.5㎥、1,500L、重量にすれば4t近くもある重い流動体である生コンクリートを輸送します。PTO装置、油圧装置がミキサーを回転させる動力のもとともなっています。 

一般的な大型トラックの査定のポイントに加えて、ミキサー車の機能を活かす駆動部、コンクリートという固化したら固くなり除去しにくい積荷がどれだけきれいに清掃されているかが、買取査定のチェックポイントとなります。 


1.ミキシングドラムは手入れされているか
ミキサー車の構造はトラックに大きなミキシングドラムが架装され、それを回転させるPTO装置、油圧装置があり、生コン工場で生コンをミキシングドラムに流し込むためのホッパーが搭載されています。そして、建設現場で生コンを流し出すスクープやシュートが装備されています。加えて水タンクが備わっているのもミキサー車の特徴です。 

固化したら固まり除去できなくなるコンクリートを乾いて固化する前に洗い流すための水タンクです。ミキシングドラム内にコンクリートのこびりつきがないかが、買取査定の大きなチェックポイントとなります。 

 

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大型(10t)トラックを高く売るコツ

大型(10t)トラックを高く売るコツを紹介します。一つ一つのポイントをしっかり押さえて対応してください。少しでも高く売るために努力は惜しまないでください。

 

トラック専門の買取業者を選ぶ

トラック買取の専門業者を探して見積り依頼してくださいトラック買取の専門業者は複数の中古トラックの販売ルートを持っています。日本のトラックは優秀で頑丈な作りのために、海外で非常に人気が高いです。 

新車トラックは価格も高く中古トラックに人気が集まっているため、海外への輸出ルートを持つトラック専門の買取業者を選ぶことが大型(10t)トラックを高く売るための、一番大きなコツとなるかもしれません。

 

複数の買取業者で査定をする

複数の買取業者に査定をしてもらってください。インターネットで検索すれば買取業者は見つけやすいと思います。できれば最寄りに所在する業者が好ましいです。高額買取になったとしても、売れた大型トラックの移送に多額の費用がかかっては、高く売れても売った意味がありません。そして業者は複数見つけて査定してもらってください。 

複数の業者の査定から出てくる見積りを比較して最安値の業者に任せるか、見積内容をよく吟味して業者決定を行うかは自由です。売却して所有権移転やその他もろもろの手続きまで含めて決定してください。

 

走行距離70万km以下で売る

大型トラックを売るのにおすすめの走行距離数は70万kmを越える前くらいです。大型トラックは他のサイズのトラックと比べるとエンジンもシャーシも非常に丈夫に作られています。100万㎞を超えても現役の大型トラックがいますが、費用対効果の一番良いタイミングとなる売却時期は70万km以下になります。

 

トラックのメンテナンスを欠かさない

大型トラックの日常的な点検・メンテナンスを欠かさないことで、健全な状態は保たれます。買取査定時直前のメンテナンスでは永年の経験や実績を持った査定員の目をごまかすことはできません。当り前の日常のメンテナンスを実施することが、買取査定で高評価を受けるためにとても重要なことです。

 

必要書類を用意する

車検証はもちろんのこと、点検整備記録、トラックの取扱説明書、架装品・後付け装備品の取扱説明書などの必要書類はキャビン内に用意しておいてください。すべて、購入者が購入後に必要になるものばかりです。買取査定の大きなチェックポイントとなります。

 

査定の前にトラックを掃除する

査定前のトラックの掃除は必ず行ってください。人間である査定員の第一印象を良くすることにもつながります。ボディ、外装、足回りの洗車はもちろんのこと、キャビン内の水拭きも行い、煙草や汗の臭いは残さないでください。査定員の第一印象は「この大型トラックはきっとよくよく働き、調子の良いトラックだろう」となり査定にも影響が出ることでしょう。 

 

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大型(10t)トラックを売る際によくあるトラブルと対処方法

大型(10t)トラックを売る際に気をつけていただきたい注意点をいくつかお伝えします。よくあるトラブルと対処方法です。

 

高額なキャンセル料の請求やキャンセルできないと言われる

査定後、他社に決めたと伝えても、高額なキャンセル料の請求やキャンセルはできないと言ってくる悪質な業者がいます。そのような事態に陥らないように、事前に査定を依頼する時点でキャンセル料の有無を確認してください。 

キャンセルしたときも出張費は無料なのかを確認することも必要です。悪質な業者は必ずいますので、注意してください。

 

買取契約成立後に査定額より減額される

買取契約成立後に査定額より減額される悪質なケースもあります。通常の契約ではあり得ないケースです。そのようなケースを回避するためには契約前に契約書の特記事項によく目を通してください。悪質な業者は他社より高い見積りを出して気を惹き、契約後に減額してきます。まずはその時点で要注意です。 

万が一契約してしまったならば、そのような場合にははっきり納得いかないことを申し出て減額の理由をはっきりさせてもらってください。トラックの売買にはクーリングオフ制度がないので十分注意が必要です。

 

売却後に代金が支払われない

契約してトラックの引き渡しが済んだのに、契約通りに代金の支払いが行われない場合も時としてあります。あり得ない話ですが、悪質な業者は必ずいます。契約時に書面を見ながら口頭で確認を行うことも大切です。最悪の場合には消費者保護センターや弁護士への相談も視野に入れて対処してください。 

 

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大型(10t)トラックの買取業者の選び方

これまで乗ってきた愛車を安全に安心して売却するためには信頼できる買取業者の選択が一番重要なポイントとなります。最後に大型(10t)トラックの買取業者の選び方を紹介します。

 

多数の実績を持つ業者を選ぶ

実績に勝るものはないでしょう。多数の買取実績と永年の買取経験を持つ買取業者を選びましょう。永く会社を継続できるということは、信頼できる会社である証明でもあります。大きな会社でも、たった一つでも嘘をつけばその噂は日本中に回り、会社の継続は困難になります噓をつくことなく、誠実にお客様と向き合って初めて、永年の会社の継続ができて買取実績を積み上げることができるのです。 

加えて買取実績が多いということは、その積み上げによって正確な査定を行い、正確な査定額の提示もできるということです。まずは多数の買取実績を持つ買取業者を選びましょう。

 

口コミやSNSでの評判で選ぶ

第三者の評価を知るために、口コミやSNSを利用してください。便利な世の中になりました。インターネットによって自宅や会社にいながらでも、買取業者の評判を知ることができます。そして、悪い評判ばかりではなく、良い評判まで目にすることができます。 

すべてが真実か否かといった不安要素もありますが、傾向を知るうえでは大いに役立ってくれます。良い評価の口コミが多ければ優良な査定を頼んでも間違いのない業者だと判断できるでしょう。

 

サイトに会社概要などの情報が掲載されている業者を選ぶ

安心して査定や買取を任すことのできる業者であるかどうかを、買取業者のホームページの情報からも判断することができます。サイト内に知りたい情報が掲載されているかどうかは、業者を選ぶポイントともなります。そして、会社概要やサービス内容を確認してください。ここに会社の所在場所や電話番号など連絡先がない場合は要注意です。万が一のトラブルになっても、連絡の取りようがありません。 

自社での買取実績を定期的に掲載し、更新を行なっている会社であることも信頼していい会社かどうかの判断材料となります。 

 

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まとめ

大型(10t)トラックの買取には大きな金額が動くので慎重にならなければなりません。安心して大型トラックの売却を完了するには、信頼できる買取業者を選ぶことが一番大切なことになります。 

 

トラックファイブはトラック買取専業のプロ集団として、真面目に皆さまのお手伝いをこれまで行い、これからも続けていきます。大型(10t)トラックの買取は、ぜひトラックファイブにお任せください。皆様の納得・満足のいく買取ができるように、これからも精進してまいります。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。 

 

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