【2025年最新】トラック買取の相場は？ メーカー別、車種別の買取実績を紹介！
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はじめに
トラックに携わるすべての企業様に送るビジネスメディア『TRUCK BIZ』にお立ち寄りいただき誠にありがとうございます。
皆様の目的もミッションも私たちはよく存じ上げているつもりです。少しでも高額で貴社もしくは個人で所有するトラックを売りたい。そのトラックの買取相場と実際の買取価格を知りたいという気持ちは当然のことと思います。
今回は弊社『トラックファイブ』の買取実績に加え、メーカー別の買取相場をほんの一部ではありますが紹介させていただきます。
皆様にこれからのトラック買取における相場感をつかんでいただき、弊社の買取方法を認識いただければ幸いです。
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トラックの買取相場について
トラックの買取価格はさまざまな要因で決まります。トラックの形状や状態、世の中のトラックの必要性などに加えて、買取業者が行う査定方法もその要因となり、トラックの買取価格は変化します。ユニッククレーンなどの装備品の有無やバンボディ、冷凍冷蔵車であることでも大きく買取価格が変化します。
以下では、買取相場の目安をサイズ・メーカー別に紹介します。
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トラックのサイズ別買取相場の目安
トラックのサイズは主に、「小型トラック」「中型トラック」「大型トラック」の3つに分類されます。
・小型トラックの買取相場
小型トラックの買取相場は、10〜90万円を中心に100万円以上もあります。普通車と同様、走行距離が10万kmを超えると買取価格が落ちる傾向にあります。
しかし、EC物流（電子商取引）の急速な発展により、個別配送物のラストワンマイルとなる市街地配送が増えたことによって、中古小型トラックの需要は堅調です。
・中型トラックの買取相場
中型トラックの買取相場は、100〜150万円を中心に700万円台以上もあります。中距離運送で人気が高い中型トラックは、低年式車や過走行車であっても需要が落ちることはありません。
法定で義務づけられている整備記録簿の有無で買取価格が大きく変わるため、査定に出す際には整理記録簿を忘れずに提出しましょう。
・大型トラックの買取相場
大型トラックの買取相場は、500〜1,700万円を中心に2,000万円以上もあります。日本の大型トラックは優秀で、海外での高い人気を誇ります。しかし新車は高額のため、中古車に人気が集まっています。
中古車ばかりか不動車までも部品の再利用のために買い取られています。他のサイズのトラックよりも値の変動が大きいため、複数の買取業者に見積もりを依頼してみるのがおすすめです。
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メーカー別トラックの買取相場
メーカーによってトラックの買取相場は違ってきます。各メーカーの特徴や強みが関係したり、長年乗り慣れたメーカーのトラックにユーザーがこだわりを持ったりすると買取相場に影響します。
需要と供給の関係から人気メーカーのトラックは中古価格も高めになります。
・日野の買取相場
トヨタの連結子会社である日野自動車は、バスやトラックなどを製造する大手トラックメーカーです。現在、準備が進められているダイムラーとトヨタとで予定されている持株会社が誕生すれば、ダイムラー子会社の三菱ふそうとトヨタ子会社の日野は統合され、その配下に入ります。いすゞ自動車を抜いて国内トップの販売台数になります。
日野のトラックの買取相場は、デュトロ（小型）が平均78万円～115万円です。レンジャー（中型）では125万円～313万円です。プロフィア（大型）は155万円～360万円、高いものは1400万円台もあります。
日野は中型、大型トラックが人気です。
・いすゞの買取相場
いすゞ自動車は、トラックの国内販売台数トップを誇ります。現在はトヨタと資本提携を結んでおり、UDトラックスを傘下に置いています。
長年の実績から品質・信頼性の高いディーゼルエンジンを搭載し、音や環境に配慮しながらもパワフルで安定した性能を発揮できるトラックが、いすゞの特徴です。
いすゞトラックの買取相場は、エルフ（小型）が5万円〜330万円、フォワード（中型）が5万円～330万円、ギガ（大型）が10万円～280万円を中心に2,000万円以上もあります。
人気の小型トラックにいすゞはエルフ・ミオをラインナップしました。「働き方改革」「少子高齢化」に対応するAT限定普通免許で運転できるトラックです。今後の中古トラック市場にも変化が出てくることが予想されます。
・三菱ふそうの買取相場
三菱ふそうは、三菱自動車工業株式会社から2003年に独立した、トラックとバスを製造するメーカーです。現在はダイムラーの子会社である三菱ふそうも、進行中のダイムラーとトヨタとで予定されている持株会社が誕生すれば、日野自動車とともに統合されその持株会社の配下に入る予定です。
三菱ふそうのトラックの買取相場は、キャンター（小型）が5万円～356万円、ファイター（中型）が22万円～485万円、スーパーグレート（大型）が20万円〜1205万円を中心に2,500万円以上もあります。
キャンターは日本国内だけでなく海外でも需要が高いため、低年式でも高価買取が期待できるでしょう。
・UDトラックスの買取相場
UDトラックスは、埼玉県上尾市を拠点に大型トラックを中心に製造するメーカーです。1960年に日産ディーゼル工業（株）に社名変更し、2007年にはボルボグループに加わり、2010年に日本ボルボを吸収合併し、UDトラックス（株）に社名変更されました。2020年ボルボからいすゞが買収し、現在はいすゞグループに加わっています。
UDトラックスのトラックの買取相場は、コンドル（中型）が29万円～412万円、クオン（大型）が22万円～860万円を中心に1,700万円以上もあります。
パワフルなエンジンと高級感のあるインテリアが人気で、特に、全輪ディスクブレーキを全車標準装備したクオンの需要が高く、エンジンとクラッチの強さで、けん引車両である大型トラクターのクオンは国内トップシェアを誇っています。
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トラックを買取・査定相場よりも高く売る方法
大切に乗ってきたトラックを手離す際には、誰もが少しでも高く売りたいと考えるものです。ここではトラックを買取・査定相場よりも高く売る方法をお伝えします。いくつかの方法がありますが、聞けば「なるほど」と思うことばかりです。
あとはそれを実行するだけ。少しでも買取・査定相場より高くトラックを売却するために行動してください。
・トラックの買取相場が高くなる時期に売却する
トラックには買取相場が高くなる時期があります。運送業界がトラックを必要とする時期に買取相場は高くなります。その時期は、11月から12月にかけて各地のデパートや小売店が「クリスマス商戦」や「年末商戦」の大型セールで大量の商品が移動する時期と、学生の入学・新学期や社会人の転勤による移動の多い3月から4月にかけての「引越シーズン」です。商品や家財道具を運ぶトラックばかりかドライバーの需要も高まります。
猫の手も借りたい中、中古トラックの需要が発生し、トラック買取に力を入れる買取業者が多く、高額売却につながりやすい時期といえます。あとは不定期ですが、世の中の動きを見て、物が動く時期を見つけることです。
大阪万博やリニア新幹線建設などの大規模建設には多くの車両や重機の需要が出てきます。 そんなタイミングを逃さず売却を進めてください。
・車内の掃除や消臭を必ず行う
トラック売却時の第一印象は非常に重要です。これから毎日乗ろうとするトラックのキャビンに入った途端、タバコの臭いが染みつき、ウインドウや天井・内壁がヤニで汚れていたらどう感じますか。買取業者の査定員がキャビンに乗り込んでも、良い印象を持つはずがありません。
車内は中性洗剤やお湯を使ってしっかり拭き掃除までしてください。床の泥や汚れもきれいに掃除してください。エアコンフィルターは新品に交換して、消臭剤も使い、車内の臭いをなくして清潔な状態に保ってください。
・純正パーツも査定に入れてもらう
望ましい売却時のトラックの姿は、純正パーツを装着したスタイルです。それでも一般的にはドライバー好みの社外品やカスタムパーツを装着していることが多いです。
より高い査定をしてもらうために、取り外していた純正パーツは用意しておき、一緒に査定に加えてもらってください。装着していない状態でも査定時の加点対象となります。純正のオプションパーツを装着している場合、取扱説明書もあれば、これも査定加点としてもらえます。
・トラック専門の買取業者に依頼する
高額買取のためにはトラック専門の買取業者に依頼してください。トラックの査定方法は、普通車の査定方法と大きく異なるからです。トラック専門の買取業者の査定員は長年の経験によって査定の目が養われています。高額買取を期待するなら、トラック専門の買取業者の中でも、海外販路を自社で保有しているところに依頼するのがおすすめです。
自社で売却まで行っている買取業者の場合、仲介業者に依頼する仲介手数料分がかからない分、買取価格が高くなります。
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トラック買取時の注意点
ここでは、トラック売却で不要な費用の支出をしない、損をしないために知っておくべき注意点をお伝えします。より良いタイミングを知って買取業者に声をかけて、少しでも高い買取に結び付けてください。
・自動車税が発生するタイミングの売却には要注意
自動車税が発生する前の3月は注意が必要なタイミングだと認識してください。自動車税は毎年4月1日時点における車両の所有者に課されます。そのため、売却手続きが3月中に完了しなかった場合は、自動車税を納税する必要が出てきてしまいます。
3月中に売却手続きが完了するよう買取業者と打合せしてください。買取業者もよく心得ている注意点です。
・モデルチェンジ後の売却は価格が下がる
新モデルに人気が集中してしまうために、モデルチェンジがあると旧モデルの人気は落ちてしまいます。モデルチェンジは買取相場に大きな影響を与えてしまいます。モデルチェンジした新モデルに乗り換える人も増え、中古市場に出回る旧モデルの車両が増えるので、需要よりも供給のほうが多くなり値崩れを起こしてしまいます。
モデルチェンジが発表された時には査定額に影響が出ると言われています。トラックを売却する予定がある場合はモデルチェンジ前の売却を心がけてください。
