【最新】国内トラックメーカー販売台数ランキング! 海外の主要メーカーも紹介

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はじめに

世の中の自動車の動力が化石燃料から電気に変わりつつあり、自動運転にも注目が集まり、トラック業界は変革の時代に突入しています。ドライバーや事業主にとってより良いトラック作りを目指して日本を含めた世界中のトラックメーカーが日々切磋琢磨しています。 

今回の『豆知識』では国内トラックメーカーの販売台数ランキングを紹介し、さらには海外の主要メーカーの特徴も解説していきます 

人気メーカーを知るとともに業界の変化も感じ取り、今後のトラック選びの参考にしていただければ幸いです。 

 

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国内トラック業界のシェアは4社が独占 

日本国内のトラック業界において2024年問題としての労働力不足や、不正検査による型式指定取り消し処分という、あってはならない問題などが起きた2024年でしたが、国内のトラック業界のシェアはいすゞ日野三菱ふそうUDトラックスの4社でほぼ独占しています。 

自動車業界として見るとトヨタがトラック業界を先導しています。ダイムラーとトヨタで予定されている持株会社(上場)が誕生すれば、ダイムラー子会社の三菱ふそうとトヨタ子会社の日野は統合されます。トヨタといすゞは資本提携を結んでおり、いすゞはUDトラックスを子会社にしています。トヨタに先導されたいすゞ、日野、三菱ふそう、UDトラックスの4社が日本国内のトラック業界におけるシェアを独占している状態です。 

 

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【最新】トラックメーカー販売台数ランキング 

2024(2025年1月9日発表)のトラックメーカー販売台数ランキングは下表のようになります。 

 

メーカー  2023年登録台数(1月から12月)  2024年登録台数(1月から12月) 
いすゞ自動車  27,866台  28,991台 
日野自動車  14,134台  18,775台 
三菱ふそう  14,572台  14,185台 
UDトラックス  9,925台  10,314台 

ランキング資料:日本自動車販売協会連合会「大中型貨物(メーカー別)登録台数統計(2024年1月〜12月)」


ランキングに加えて、各社の歴史や特徴、トラックの強みを紹介します。

 

1位:いすゞ自動車
1916年にルーツとなる「東京瓦斯電気工業」が設立され、現在のいすゞ自動車の前身「東京自動車工業株式会社」は1937年に創立しましたそれより前の1934年には、国策による国内自動車製造の振興のため商工省標準形式自動車を、伊勢神宮の五十鈴川にちなんで「いすゞ」と命名し、世に送り出しました現在はトヨタと資本提携を結んでおり、UDトラックスを傘下に置いています。 

長い実績を積み重ねてきた品質・信頼性の高いディーゼルエンジンを搭載し、音や環境に配慮しながらもパワフルで安定した性能を発揮できるトラックであることが特徴です 

小型トラックはエルフ、中型トラックはフォワード、大型トラックはギガです。

 

2位:日野自動車
1916年にルーツとなる「東京瓦斯電気工業」が設立され、現在の日野自動車株式会社の前身「日野重工業株式会社」は1942年にスタートしています。現在その準備が進行中であるダイムラーとトヨタで予定されている持株会社が誕生すればダイムラー子会社の三菱ふそうとトヨタ子会社の日野は統合されます。 

小型トラックはデュトロ、中型トラックはレンジャー、大型トラックはプロフィアです。大型トラック「プロフィアの小型でありながら高出力エンジンは車両総重量を減らし、積載力を高めています。

 

3位: 三菱ふそう
旧三菱造船所からその技術を引き継ぎ誕生した三菱ふそうは、1932年にガソリンバス第1号『ふそう』を生み出し、その『ふそう』を社名にしました。 

そこから100年近く積み重ねられた研究と実績の結果三菱ふそうのエンジンは振動・騒音が少なく、座り心地のよいシートは長距離走行に向き、多くのドライバーから高い評価を得ています。現在ダイムラーの子会社である三菱ふそうも、進行中であるダイムラーとトヨタで予定されている持株会社が誕生すれば、日野自動車とともに統合される予定です。 

小型トラックはキャンター、中型トラックはファイター、大型トラックはスーパーグレートです。
 

4位:UDトラックス
UDトラックスは日産の関連企業である日産デイゼル工業として1935年に創立しました。1960年に日産ディーゼル工業(株)に社名変更し、2007年にはボルボグループに加わりました。そして、2010年に日本ボルボを吸収合併し、UDトラックス(株)に社名変更されました。2021年ボルボからいすゞが買収し、いすゞグループに加わっています。 

UDトラックスの特徴はエンジンとクラッチの強さで、けん引車両である大型トラクターは国内トップシェアを誇ります。 

小型トラックはカゼット、中型トラックはコンドル、大型トラックはクオンです。 

 

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海外の主要トラックメーカー 

長い歴史と広大な大陸を走り抜けてきた膨大な走行距離に基づくデータにより開発、進化してきた優秀な海外のトラックはなかなかその有能さを狭い国土の日本では発揮できていません。そして、メンテナンスを行うステーションがなかなか整備されないことも理由となって数が増えないようです。 

ここでは海外の主要トラックメーカーを紹介します。その特徴と人気車種は知っておきたいものです。

 

ダイムラートラック 

世界最大級の商用車製造会社の1つであるダイムラートラックホールディングスはドイツに本社を置く全世界35以上の主要拠点を持つ10万人以上の従業員がいる巨大企業です。 

自動車の歴史を作ってきたダイムラーとベンツの作り上げたトラックの代表車種がアクトロスとアロクスです。 

ヨーロッパの広大な大陸を走るアクトロスとアロクスは最新の自動運転技術はもちろん、燃費改良技術を駆使して日本と桁の違う長距離輸送に貢献しています。
 

タタモーターズ 

タタモーターズはインドのムンバイに本社を置く世界一の人口を誇るインド最大の自動車メーカーです。世界シェアにおいては2020年に商用車部門で世界5位となったメーカーです。イギリスのジャガーランドローバー、韓国のタタ大宇などを傘下に擁する巨大企業です。 

2022年排ガス規制へ対応したディーゼルエンジンの改良を行い、インドの自動車業界をけん引しています。大型ダンプ「プリマ」、大型トラック「シグナ」、中型トラック「710 SK」などすべて2022年に改良されました。

 

スカニア 

スカニアはスウェーデンに本社を置く大型車両の生産台数では世界トップクラスの自動車メーカーです。フォルクスワーゲングループ傘下であり、グループ内の商用車両を担当しているトレイトン社の子会社です。1900年創業のスカニアは、2009年にスカニアジャパン株式会社を設立しています。 

過去に日野自動車と業務提携を結んでトレーラーヘッドの共同開発を行い、「日野スカニア」として販売した経緯があります。現在日野自動車はトレイトンと戦略的提携を結んでいます。 

スカニアの代表車種は「SUPER」「Pシリーズ」「Gシリーズ」「Rシリーズ」「Sシリーズ」「V8」です。 

長距離走行でストレスを感じさせない驚くほど広いキャビン、先進の高性能な安全機能、優れた燃費性能がスカニアのトラックの特徴です。

 

ボルボ 

一時期(2016年)ダイムラートラックに次ぐ世界第2位の座にいたグローバルのトラックメーカーです。本社はスウェーデン、2016年時点で従業員を世界に5万人以上抱えています。日本国内においては、2007年日産ディーゼルを完全子会社にすることが決定し、2010年にはUDトラックスと社名を変更し日産の名を消して、ボルボの子会社としています。 

代表車種は近距離~長距離まで最上級の運転環境で、安全なドライビングを約束するボルボFH過酷な道路条件も強力なエンジンで走破するダンプのボルボFMX」です。

 

東風汽車(ドンファン) 

東風汽車(ドンファン)は中国武漢の自動車メーカーです。世界市場では2020年に常勝1位のダイムラーを抜きトップに踊り出ました。上海汽車・第一汽車と並ぶ中国の三大国有自動車メーカーの1つです。 

1969年、まだ設立して半世紀ほどの歴史の浅い企業ですが、東風汽車のラインナップは乗用車・SUV・MPV・軽自動車・小型・中型・大型トラックなどすべて揃っています。代表車種は大型トラック「天龍」、中型トラック「天錦」です。 

 

まとめ

日本国内、そして世界のトラックメーカーにはそれぞれに歴史があり、得意分野もそれぞれです。各社の特徴をよく把握してニーズに合ったトラックを選んでください。

また、この先の国内メーカーの動向をよくつかんでください。提携などによってドライバーや事業主にメリットが生まれる可能性も出てくるでしょう。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆さまにさまざまな情報をお届けします。 

 

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