上組 東京港に定温倉庫を建設
上組は3月4日、東京都江東区の東京港中央防波堤側内側埋立地に、全館定温での空調が可能な新倉庫を建設する、と発表した。東京港で拡大している輸入青果物や穀物、食品など定温管理が必要な貨物の取り扱いニーズに対応するためで、新倉庫は2022年4月の竣工を予定している。
新施設「上組東京多目的物流センター新倉庫(仮称)」は、敷地面積6万9463平方メートル、延べ床面積2万4828平方メートルの5階建て。既存の「上組東京多目的物流センター」に併設するかたちで建設する。屋上部分には太陽光パネルを敷設し、施設内で使用する電力の一部を自家発電で賄う。
庫内には、0℃~20℃で管理する全館定温空調設備やLED照明のほか、垂直搬送機6基、貨物用エレベーター1基などを導入する計画だ。
22年4月に竣工する「上組東京多目的物流センター新倉庫(仮称)」=右側
出典)上組ホームページ
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