トラックからの水漏れ、液漏れを発見! その原因や対処方法は?

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車から漏れた水・液体の正体

気がつけば、トラックの下に水たまりができている。そんなご経験をされた方は少なくないと思います。エアコンやマフラーからの排水は特に注意しなくても大丈夫です。エンジンやラジエターからの冷却水エンジンオイルや燃料等の漏れには注意が必要です。トラックの各機関にはさまざまな液体や油分が使われ、作動を助けています。 

長くハンドルを握ってきたプロドライバーの皆さんは経験からその漏れ出た液体が何なのかを分かっていると思いますが、見過ごしてもいい水分や液体なのか不安な方もいらっしゃるでしょう。 

今回の『豆知識』ではトラックから漏れ出た水分や液体の正体に迫り、その原因や対処方法を解説します。経験豊富なプロドライバーの皆さんには知識の確認のために、不安をもちながらハンドルを握られているまだ経験の浅いドライバーの皆さんには『転ばぬ先の杖』としての知識になれば幸いです。

 

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車から漏れた水・液体の見分け方

日々の始業前点検や、駐車中にトラックの周囲を見渡して、漏れ出した水や液体を路面に発見した際、それが危険な状態なのかそうでないかを見分けなければなりません。適切な対処ができるように、その見分け方を紹介します。 

 

水・液体が漏れている位置で見分ける

まずは、水らしきものや液体が漏れ出た場所で判断できる場合もあります。車長の長いトラックの場合、その個所は運転室であるキャブ付近、軽油・ガソリンの燃料タンク付近、タイヤ付近、マフラー付近です。 

キャブ付近では走行中に弾かれた小石などで破損してしまったラジエターからの冷却水漏れラジエターにつながるパイプの破損や腐食が原因となって冷却水漏れを起こす場合です。また、エアコンから出てくる水の場合があります。 

それからエンジンオイルが漏れ出る場合もあります。外部にむき出しの燃料タンクも破損や腐食が燃料漏れの原因になります時にはグレーチングを踏み外してしまい燃料タンクにグレーチングの角が突き刺さって破損して漏れの原因になることもあります。 

タイヤ付近では経年劣化等によってブレーキオイルが漏れることがあります。水らしきものや液体は、漏れ出た場所である程度の判断はできますので、あとは視覚・嗅覚の五感に頼ってその正体を識別します。 

 

水・液体の色やにおいで見分ける

漏れ出た水や液体の正体は、色やにおいで見分けることができます。エンジンの冷却水(クーラント液ラジエター液)は冷却作用の他に、防触や凍結防止の役目も担っています。さらにメーカーによって赤や緑、青の着色がされています。漏水部位を特定しやすくするための着色です。高温で蒸発すると甘いにおいがします。 

軽油は無色透明から黄色っぽく、においは灯油に近いです。ガソリンは識別しやすいように赤に近いオレンジ色に着色されています。ガソリンのにおいは、ガソリンスタンドで感じるにおいです。 

ブレーキフルードは新品ではほぼ無色ですが、劣化すると黄色→茶色→黒色に変色します。 

エンジンオイルはエンジン内のスラッジやカーボンの汚れで黒っぽく粘度のあるドロッとした液体です。雨天時にキャビン下に垂れたエンジンオイルは路面に油膜で虹色を描くこともあります。そして、排気管などに垂れて焼けこげない限り、そのままでは強いにおいはしません。 

 

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車から水漏れしているのを見つけたときの対処方法

トラックから水や液体が漏れ出ている場合に、漏れ出ている場所や色・においでその正体を特定した後にどうするか、その対処方法を紹介します。 

 

エアコン・マフラーからの排水の対処法

エアコンから出て、キャビン下部にたまる水分は、エアコンの冷却過程で発生する結露による水ですので心配はいりません。湿度の高い暑い時期に、たくさんの結露水によって水たまりができるほどになりますが大丈夫です。同様にマフラーからの排水も心配は不要です。 

エンジン内の水蒸気がエンジンの熱で高温になり、その水蒸気がマフラーから排気される過程で冷やされて、水に変わります。この水もエアコンの結露水と同様です。無色透明でにおいがありません。寒い日や、湿度の高い日に目にする現象であり、心配する必要はありません。 

 

エンジンの冷却水漏れの対処法

クーラント液やラジエター液である冷却水漏れを確認した時には、早急な対応が必要です。損傷や劣化によって漏水している個所を見つけて整備工場やディーラーでの修理、最悪の場合は交換しなければなりません。整備工場などで対応してもらうまでに、冷却水の代わりに水で代用することが可能です。 

あくまでもつなぎでの代用品と考えてください。クーラント液やラジエター液には冷却機能の他に防錆作用もあります。長く水を使えばクーラント液やラジエター液の防錆作用は失われ、ラジエター内部や配管が腐蝕してしまう可能性があります。また、冬期は水での代用は行わないでください。低温で凍結して、ラジエターや配管類が膨張して破損してしまう恐れがあります。そうなってしまえば、それまでの液漏れ以上に状態は悪化してしまいます。 

 

オイル漏れの対処法

エンジンオイルの黒い水たまりができてしまうほどのオイル漏れには早急な対応が必要です。走行中にオイルパンにタイヤが弾いた小石が当たり、損傷させてしまう場合があります。整備工場やディーラーに持ち込んで修理が必要です。 

漏れるオイルの量が多くない場合、じわじわとにじみ出て路面に垂れる程度であれば、損傷ではなく経年劣化が原因かもしれません。エンジンを組み立てる際のジョイントのパッキンが劣化してしまったためににじみ出たエンジンオイルである可能性があります。このような場合にも、整備工場やディーラーに持ち込んで修理やエンジンのオーバーホールを行わなければなりません。 

しかし、それまでの対応方法として、使用中のオイルよりも粘度の高いエンジンオイルを使うことによってオイル漏れを防ぐ一時しのぎの方法もあります。 

 

ガソリン漏れの対処法

燃料漏れには早急な対応が必要です。特にガソリンは引火しやすい揮発性の高い燃料ですから早急な対処が必要です。トラックの燃料タンクはシャーシに後付けされ外部に対してむき出しであることから、走行中に外部からの損傷を受けやすいです。むき出しであることから、逆に損傷個所も見つけやすいです。 

小さな穴でしたら、応急処置として紙粘土でふさぐことが可能です。油粘土は溶けてしまうので使用できません。現在のタンクは鉄製よりも樹脂製のものが多くなり、冬期の塩カルや、海岸部の道路で拾った塩分で腐食する心配はなくなりましたが、燃料タンクは時々燃料漏れがないかの確認が必要です。 

 

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車の不調が続いたら買い替えを検討しよう

トラックからの水や液体の漏れは経年劣化が原因である場合が多いです。その都度部品を取り換えていくか、大々的に修理を行うかは経営上の判断となるでしょうが、その判断の選択肢に買い替えも含まれるでしょう。 

その際には、トラックファイブにご相談ください。 

高価買取を目指すトラックファイブはご納得いただける買取価格でトラック買い替えにご協力させていただきます。 

 

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まとめ

商用車両として働く車であるトラックに走行中のトラブルは付き物です。そして経年劣化によるトラブルの発生も避けることのできないことです。トラックから発生する漏水をよく理解して早め早めの対処を行なってください。それが大切な相棒であるトラックの健康寿命を延ばす一番の方策になるでしょう。 

今回の『豆知識』が皆さまの今後の安全運転につながれば幸いです。 

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからもさまざまな情報を皆さまにお届けします。 

 

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