上組 神戸市の冷蔵倉庫建て替えで収容能力を1・5倍に

上組は4月27日、子会社の日本ポート産業が「神戸魚崎冷蔵倉庫」(神戸市東灘区)を建て替える、と発表した。施設の老朽化と冷凍・冷蔵倉庫の需要拡大に対応するもので、2021年7月に着工し、2022年12月の稼働を予定している。

新倉庫は敷地面積約6196平方メートル、延べ床面積約2万3799平方メートルの4階建て。収容能力はF級(マイナス25度)で2万2100トン、C&F級(マイナス25度〜プラス5度)で4100トン、C級(マイナス2度〜プラス5度)で7300トン、解凍庫(マイナス2度〜プラス17度)で350トン、熟成庫(マイナス2度〜プラス15度)で1100トンを予定している。

「高効率で環境負荷の少ない施設」をコンセプトに、アンモニアやCO2などの自然冷媒を使用した冷却設備を設置するほか、屋上に太陽光パネルを敷設し、使用電力の一部を賄う。垂直搬送機4基、荷物用エレベーター1基を導入する。

今回の建替えによって、日本ポート産業が保有する冷蔵倉庫の収容能力を、2020年に竣工した「神戸住吉冷蔵倉庫」と合わせて既存の1・5倍まで引き上げる計画だという。

「神戸魚崎冷蔵倉庫」(2022年12月に建て替えオープン予定)

出典)上組ホームページ

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