山九 子会社のトラックに衝突防止補助システムを導入
山九は3月18日、連結子会社であるサンキュウ・トランスポート6社が保有する全車両584台を対象に衝突防止補助システムを導入する、と発表した。衝突の危険を警告音やアイコン表示でドライバーに知らせる仕組みを取り入れることで、安全運転技術の向上や交通事故の防止などに役立てる。
インテルのグループ会社であるモービルアイが開発した衝突防止システム「Mobileye(モービルアイ)570」を車両に搭載する。同システムは前方を走行する自動車やバイク、自転車、歩行者などを常時モニタリングして危険を検知するとともに、ドライブレコーダーと連動させることで、リアルタイムでの走行データの取得が可能になるほか、動画データの分析でドライバー個々の運転の癖なども把握できる。
山九では2020年2月からテスト運用を展開し、有効性が確認できたため、本格導入を決めた。今後は自社の全営業車両や他のグループ会社の車両約500台にも同システムを搭載することも検討していく方針だ。
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