簡単にできる燃費の計算方法は? 走行メーターを使った満タン法がおすすめ!

「金額だけ知りたい」という方もお気軽にトラックファイブにご連絡
トラック・重機・バス買取の無料査定はこちら

実燃費はカタログに記載の燃費より低い

軽油やガソリンの価格が高騰している現在、『燃費』が気になっている方は少なくないと思います。そこで、今回の『豆知識』ではこの燃費を取り上げました。燃費の計算方法の種類、おすすめの計算方法や、必要な車の維持費までを紹介します。

 

まずは燃費ですが、これまでカタログに記載される参考値は実燃費よりも高く、その差は大きくなっていました。実際に走行して、そう感じた方は少なくないと思います。しかし、近年、燃費を計測する国際的な試験法のWLTCモードが導入されると、実燃費との乖離が大幅に減少しましたが、あくまでも参考値なので、実際とは異なります。

 

【参考】トラックの買取相場・実績一覧はこちら

【参考】トラックの全国無料出張査定依頼はこちら

【参考】LINE友達登録でトラックの買取実績・お役立ち情報を送信!無料出張査定依頼ができる!

 

「金額だけ知りたい」という方もお気軽にトラックファイブにご連絡
トラック・重機・バス買取の無料査定はこちら

自分で燃費を計算するなら「満タン法」がおすすめ

実燃費を計算する方法にはいくつかありますが、簡単に正確な燃費を計算するのであれば、軽油やガソリンの燃料給油時と走行メーターを利用する「満タン法」をおすすめします。 

 

1.ガソリンを満タンまで入れる

まずはガソリンスタンドや給油所で軽油やガソリンを満タンに入れましょう。燃料の吹きこぼしのないように、注意して満タンにしましょう。 

 

2.トリップメーターをリセットして走行距離を測る

トリップメーターを利用して走行距離を測り、燃費計算の計算根拠にします。トリップメーターをリセットして、ゼロ㎞にセットしてスタートしましょう。オドメーターの距離数を憶えておいてその数値を使っても同じ計算は可能です。 

 

・トリップメーターとは?
トリップメーター(trip meter)は任意の期間や区間内の走行距離を計測するメーターで、リセットすることが可能です。一般的に「TRIP A」と「TRIP B」の2種類のメーターがあります。 

使用方法はドライバーの都合でさまざまですが、燃費計算や、オイル交換などのメンテナンス時期を把握するのに便利です。走行メーターのメインはオドメーターになりますが、「部分的な走行距離」を記録するトリップメーターはさまざまな使い方が可能で、非常に便利です。 

 

・オドメーターも覚えておこう
オドメーター(odometer)は、車が製造されてから現在までの、累計走行距離を記録するメーターです。数値を減らしたり、ゼロ㎞の初期状態にリセットすることは機能上できないようになっています。そして、通常表示される単位は通常1km刻みです。 

このデータは車の状態や価値を判断する際に重要な情報とされ、中古車市場などでも参考にされるメーターです。ちなみに、このオドメーターは車が製造された時点でゼロkmですので、新車でトラックを購入したとしても、納車時にゼロkmであることはありません。工場から出荷され、架装メーカーに移され、ディーラー店舗に入るまでの移動距離が入ってしまうからです。 

 

3.給油が必要になるまで走行する

燃量を満タンにして、給油が必要になるまで通常のように走行してください。積載する荷の重量や、空車走行はどれくらいだったかなどを記録しておけば、これ以降、燃費計算する際に、燃費差をつかむ指標になるかもしれません。 

 

4.再度ガソリンを満タンにする 

ガソリンスタンドや給油所で軽油やガソリンを給油してください。そして、その時に給油した燃料の量と、トリップメーターの走行距離数を記録してください。レシートがあれば給油量を間違えることはないと思います。 

 

5.「走行距離÷給油量」で実燃費を計算する

実燃費は「走行距離÷給油量」で計算することができます。トリップメーターの走行距離が500kmで、燃料の給油量が60Lであれば、 

500km÷60L=8.33km/L 

と計算することができます。これが「満タン法」による実燃費の計算方法になります。あくまでも、自分で行う実燃費の計算は概算の数値であると認識してください。 

 

【参考】トラックの買取相場・実績一覧はこちら

【参考】トラックの全国無料出張査定依頼はこちら

【参考】LINE友達登録でトラックの買取実績・お役立ち情報を送信!無料出張査定依頼ができる!

 

満タン法以外の燃費の計算方法

燃費の計算方法は満タン法によるものばかりではありません。その他にもいくつかの燃費計算方法がありますので紹介します。 

 

スマホアプリで計算する方法

スマホアプリによる実燃費計算方法があります。毎回の給油時に給油量と走行距離数を入力することによって、データは残り計算され、回数を重ねれば、平均化された実燃費がわかるようになります。出力も可能なので、会社での経費精算や確定申告時に使用できます。燃費計算ばかりか、続けて管理することができるという大きなメリットがあります。 

 

給油ランプが点灯したタイミングで計算する方法

給油ランプが点灯したタイミングで軽油やガソリンなどの燃料を給油し、次に給油ランプが点灯する時までの走行距離を割って出す方法です。行うことは簡単ですが、必ず給油ランプのタイミングで給油できるとは限らないので、正確性は低いということを覚えておきましょう。 

 

月単位でまとめて計算する方法 

ざっくりした方法ですが、日常業務に追われ、こまごました日々の整理ができない方に向きます。毎月月末などに日を決めて、保管してある1ヶ月分のレシートを合計して、月末の走行距離を使って計算する方法です。 

 

【参考】トラックの買取相場・実績一覧はこちら

【参考】トラックの全国無料出張査定依頼はこちら

【参考】LINE友達登録でトラックの買取実績・お役立ち情報を送信!無料出張査定依頼ができる!

 

「金額だけ知りたい」という方もお気軽にトラックファイブにご連絡
トラック・重機・バス買取の無料査定はこちら

燃費計を搭載した車種もある

近年のトラックはAI搭載も多く、燃費計を搭載した車種も多いです。燃料高騰が続く昨今、燃費を意識した運転は会社の経営にもかかわることです。ドライバーに経済走行を意識してもらうことは、安全走行にもつながり非常に重要なことです。 

小型トラックであるいすゞ エルフや、日野 デュトロ、大型トラックの三菱ふそう スーパーグレートなど、搭載された車両は少なくありません。 

 

【参考】トラックの買取相場・実績一覧はこちら

【参考】トラックの全国無料出張査定依頼はこちら

【参考】LINE友達登録でトラックの買取実績・お役立ち情報を送信!無料出張査定依頼ができる!

 

燃費を計算するメリット

いくつかの方法の中で、一番やりやすい、お好きな方法で燃費を計算してみましょう。燃費計算を行うことで生まれるさまざまなメリットがあります。そのメリットを紹介します。 

 

燃費が悪化する原因の予測が付きやすくなる

燃費計算を続け、その時々の走行時の状態である積載量や、どこを走ったのか(市街地、高速道路)などの走行環境を同時に記録しておけば、燃費が悪化する原因の予測が付きやすくなります。逆に考えれば、それらのことによって燃費悪化の予防を行うための対策を立てることができるようになります。 

 

ガソリン代の節約につながる

絶えず燃費を気にすることができるようになれば、走行方法や、アイドリングストップなどのさまざまな手段を考え、軽油やガソリン代の節約を行うことができるようになります。恒常的な必要経費である軽油やガソリンの燃料節約は、会社の利益向上に大きく役立ってくれます。 

 

給油タイミングが予測できるようになる

燃費の計算が身に付くことによって軽油やガソリンの給油タイミングが予測できるようになります。走行距離で燃料の残量が把握できるようになり、どこらへんで給油を行うのがベストなのか、そのタイミングをつかめるようになります。安価な給油所での給油方法に結び付けたり、燃料切れで気を揉んで走る必要はなくなります。 

 

【参考】トラックの買取相場・実績一覧はこちら

【参考】トラックの全国無料出張査定依頼はこちら

【参考】LINE友達登録でトラックの買取実績・お役立ち情報を送信!無料出張査定依頼ができる!

 

「金額だけ知りたい」という方もお気軽にトラックファイブにご連絡
トラック・重機・バス買取の無料査定はこちら

燃費以外の知っておくべき車の維持費

トラックには多くの維持費がかかります。燃費以外で知っておくべき車の維持費を紹介します。 

 

メンテナンス費用

トラックを健全な状態で長く乗るためには、普段のメンテナンスが必要です。車検をはじめとした法定点検から毎日の乗車前点検までメンテナスの種類は多いです。 

タイヤ、ワイパーゴム、エンジンオイルやエレメントなど、消耗品であって必ず交換しなければならないパーツ類はタイミングよく交換しましょう。無理に使って他の関連部品まで損傷させてしまうことがないようにしてください。エンジンオイルとオイルエレメントのように同時に交換したほうが無駄の出ない場合もあります。 

大掛かりなメンテナンスとも言える車検時に部品交換をまとめて行って工賃を安く済ませるなどの方法も考えましょう。タイヤの空気圧や状態のチェックや、バッテリー液量やウィンドウォッシャー液量の確認、ワイパーのゴムなど、簡単な交換や補充は自分で行うことでメンテナンス費用を抑えることが可能になります。 

 

12カ月点検

12カ月点検と3カ月点検は道路運送車両法に定められた定期点検であり、避けることのできない法定点検です。点検項目が多岐に渡っており、点検の頻度や項目は、トラックの用途ごとに異なります。怠った場合は、日常点検よりも厳しい罰則が待ち受けています。 

費用も時間もかかりますが運行の安全を考え、事故やトラブルが起きてしまい被る損害を考えれば高額な費用ではないでしょう。専門の国家資格である二級自動車整備士以上を持つ社員がいれば、自社でも対応できます。しかし、点検には専用の器具や場所が必要なので、所有するトラックの多い大きな会社でなければ整備工場に依頼するのが一般的です 

 

車検費用

3カ月、12カ月の法定点検も車検も、同じ国土交通省の所管の必須業務ですが、車検は自動車が安全性や公害防止などの保安基準に適合しているかを確認するために一定期間ごとに国土交通省が検査を行う制度です。 

トラックの車検の有効期間は車両総重量によって分かれています。8t未満なら初回は2年(2回目以降は1年ごと)、8t以上なら1年ごとの有効期限となっています。通常は法定年次点検と車検は同時に行われます。保安基準という大枠のルールの見極めと、経年劣化や走行距離による詳細な性能の低下などを、定期点検でチェックします。 

 

自動車税 

自動車税は車検を受ける受けない(乗れる乗れない)にかかわらず、4月1日時点でのトラック所有者に課される税金です。トラックの最大積載量によって税額は変わり、使用目的である事業用、自家用でも税額は変わります。 

 

任意保険 

任意保険の加入は最終的には事業主の考えによりますが、自賠責保険で対応できるのは必要最低限の補償となりますので加入は推奨されます。規模の大きな会社では社内での積み立てを行って任意保険に頼らず自社で対応する場合もあります。 

 

自賠責保険 

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は強制保険とも呼ばれる、自動車損害賠償保障法ですべての運転者に加入が義務付けられている自動車保険です。自動車を使用する目的(自家用・営業用など)や種類(トラック・乗用・普通・小型・軽など)によってそれぞれの持つ危険性の高さが異なります。その危険性によって用途・車種別に区分されて、それぞれ保険料金が設定されています。 

 

駐車場代 

トラックに限らず自動車、どんな車両であっても保有すれば必ず必要なのが駐車場です。地域によっては駐車場代が高いばかりか、事業所付近に駐車場が見つからないケースも出てくるでしょう。そして、サイズの大きなトラックの場合には、乗用車の駐車場探しのようにはいきません。 

事業拡張などに備えて、駐車スペースは当初に余裕を持って確保しておく必要があるかもしれません。必ず必要になる維持費です。

 

【参考】トラックの買取相場・実績一覧はこちら

【参考】トラックの全国無料出張査定依頼はこちら

【参考】LINE友達登録でトラックの買取実績・お役立ち情報を送信!無料出張査定依頼ができる!

 

まとめ

たくさんの維持費が必要なトラックですが、燃料が一番大きな維持費となるかもしれません。高騰する燃料費を黙って見ているだけでは、そのうちボディーブローのように経営に響いてきます。燃費やその他の維持費に関心を持っていただき、少しずつでも防衛策を取って、会社を守っていっていただければと思います。
 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。 

 

【参考】トラックの買取相場・実績一覧はこちら

【参考】トラックの全国無料出張査定依頼はこちら

【参考】LINE友達登録でトラックの買取実績・お役立ち情報を送信!無料出張査定依頼ができる!

「金額だけ知りたい」という方もお気軽にトラックファイブにご連絡

トラック買取の無料査定はこちら

関連記事一覧