トラックの中古タイヤ選びのポイント! メリット・デメリットも解説
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はじめに
新品に比べて経済的で、慣らし運転も不要なトラックの中古タイヤを選択するドライバーは一定数います。しかし、安心して使える中古タイヤ選びに悩むドライバーも少なくないでしょう。
今回の『豆知識』では中古タイヤの選び方のポイントや、メリット、デメリットを解説します。
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トラックの中古タイヤとは
業務の関係で走行距離数が長いトラックは、コスト削減などを理由に中古タイヤを使用するケースが少なくありません。中古タイヤの再利用方法の一つとして、近年はトラックやバスのタイヤを再利用した『リトレッドタイヤ』が用いられるようになっています。
・トラックではリトレッドタイヤが使われることも多い
リトレッドタイヤとは、トレッド面がすり減ったタイヤを再生したものです。コスト削減につながるばかりでなく、地球上にある限られた資源の天然ゴムを再利用することで、本来のタイヤ生産に比べCO2排出量を大幅に抑えることができます。加えて廃タイヤの削減にも貢献します。
リトレッドタイヤは路面と接する表面のゴム部分、つまりトレッドを果物の皮をむくようにはがし、新しいゴムを巻き付けて成形します。リトレッドは、新品として製造された後、指定された期間内に最大2回行うことが可能です。リトレッドタイヤの製造を行うタイヤメーカー各社が取り組む社会貢献につながる三つのRがあります。
- Reduce(リデュース):リトレッドタイヤによる廃棄物を抑制する
- Reuse(リユース):リトレッドタイヤとしての資源を再利用する
- Recycle(リサイクル):リトレッドが不可能になったタイヤを資源としてリサイクルし、再生ゴムやタイヤチップとしての利用、熱利用での再利用をする
リトレッドタイヤは使用履歴がそれぞれ違いますが、メーカーは高電圧を用いて外観だけでは発見できない内部の検査を行っているため安心して使用できます。再生タイヤとしてのリトレッドは、メリットの多い中古タイヤです。
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トラックの中古タイヤのメリット
中古タイヤのメリットはコスト面が大きいですが、それ以外にもあります。そのメリットを紹介します。
・新品タイヤより価格が安い
中古タイヤのメリットは購入価格の安さが一番でしょう。新品のタイヤより当然安くなります。ただ、購入する際に中古タイヤの状態を見極める必要があります。
中古タイヤを安く購入できたとしても、それに見合うだけの距離を走れなければ購入した意味がありません。このことは中古タイヤのメリットでありながらデメリットにもなりかねないので、購入時に注意するべきポイントです。
・慣らし運転が不要
新品タイヤ購入時に必要な慣らし運転が不要なことも、中古タイヤのメリットとなります。新品タイヤに交換した際にはタイヤを実際の走行で馴染ませる必要があります。100kmほどは、急発進、急ブレーキ、急旋回は厳禁です。その後のタイヤの寿命にも影響を及ぼします。
本来そのタイヤが持つ性能や寿命を確保するための慣らし運転です。中古タイヤであればその手間が不要になります。
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トラックの中古タイヤのデメリット
新品タイヤとは違う中古タイヤは慎重に選ぶ必要があり、デメリットがあることも知るべきです。ここでは、中古タイヤのデメリットを紹介します。
・状態にばらつきがある
中古タイヤは販売されるまでの使用履歴がわからないために当たり外れが出てきてしまいます。ゴムは天然素材であり、気温や風雨、紫外線など時間とともに自然劣化を起こします。直前まで走行していたタイヤなのか、倉庫や屋外で保管されていたタイヤなのかで、その劣化度、タイヤの品質が変わってしまいます。
店頭で販売されている中古タイヤは、均一の品質が保たれていないバラツキのある状態の可能性が高いというデメリットがあります。
・寿命が短い
中古タイヤは新品タイヤと比べて寿命が短くなります。それを理解したうえで使用したとしても、想定していた走行距離を走れなくてはかえって割高になってしまう可能性もあります。
慎重に選択しても、必ず想定した走行距離を走れるかどうかはわかりません。寿命の短さはどうすることもできない中古タイヤの持つ宿命であり、デメリットです。
・保証がない
ディーラーやカー用品販売店、タイヤ販売専門店が保証料金を取ってタイヤパンク保証をやっていますが、これは営業目的のサービスです。中古タイヤ販売でそのような保証はありません。
消耗品であるタイヤを保証対象にすれば販売側がリスクを負うようになってしまいます。
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トラックの中古タイヤ選びのポイント
中古タイヤを購入するのであればベストな状態のタイヤを選びたいものです。ここでは、中古タイヤ選びのポイントを紹介します。
・タイヤの状態
目視で確認できるタイヤの状態の中で一番はトレッドの深さです。タイヤの三角マークを探し、スリップサインが出ていないか、溝の深さがどれくらい残っているかを確認してください。スリップサインが現れる1.6mm以下ならば法的に交換が必要ですが、どれくらいの深さが残っていればOKにするかは購入者の使用目的や必要度合いと販売金額との兼ね合いになってくるでしょう。
その他、タイヤのサイドウォールのひび割れや傷の有無を確認してください。
・製造年
サイドウォールにある英数字で製造年を確認できます。英字の後に製造番号(セリアル)と呼ばれる4桁の数字が並んでいます。
1524
この場合、上から2桁の15はその年の15週目、後半2桁の24は2024年の製造年(西暦)となります。これによって、この1524は2024年4月の製造だということがわかります。そして、タイヤは製造から10年を使用期限としており、タイヤメーカーは使用開始から4~5年での交換を推奨していますので参考にしてください。それ以上の使用についてはゴムの硬化が起きて、ひび割れが起きやすいことをご理解ください。
・修理履歴
修理後のタイヤも商品として販売店に並びます。セット販売のタイヤであれば、すべてのタイヤをチェックする必要があります。
価格にそれらの履歴は含まれるでしょうから、あまりに安いタイヤであればよくチェックしてみるのと、安さの理由を店員さんに確認してください。
・タイヤ本体と交換費用
中古タイヤをじっくり選び、これだというタイヤに巡り会ったら、次はタイヤ交換が待っているのを忘れないようにしてください。中古タイヤを持ち込んでタイヤ交換のみを依頼すれば割増料金を請求する整備工場もあります。
交換費用には交換工賃のほか、バランス調整費用や廃タイヤの処分費用なども必要になってきます。普段利用している整備工場に事前に相談しておくなどして、タイヤ購入後の交換方法も考えておく必要があるでしょう。
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トラックの中古タイヤを購入できる場所
トラックの中古タイヤを購入できる場所や方法はいくつかあります。それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
・タイヤ専門店
タイヤ専門店に中古タイヤが一番多く集まります。自分の目で見てチェックでき、触ってゴムの硬化具合も確認できます。一つの店舗で同じタイヤを比較することや、複数の店舗で希望するタイヤを比較することもできます。多くの製品を見ることができるのと、比較できることがタイヤ専門店でトラックの中古タイヤを購入する際のメリットです。
・カー用品店
カー用品店は国内の店舗数の多さがメリットとなるかもしれません。しかし、希望するサイズのタイヤがなければ大きなメリットとはならないでしょう。そのため、トラック専門のカー用品店で探すことをおすすめします。そして目当てのタイヤがあれば、その最終決定は購入者の判断になります。
・オークション
ヤフオクやメルカリなどのインターネットオークションでもトラックの中古タイヤを購入できる時代になりました。ただ、これらのオークションではタイヤの実物を見たり触ったりはできませんし、個人間の取引になり、販売についてはどこまでの責任を持てるのかがはっきりしません。そして送料は購入者の負担になりますので、その費用も予算に加えなければなりません。
まとめ
希望する中古タイヤが見つかれば、新品タイヤより価格が安いという大きなメリットがあります。可能であれば同店舗で複数のタイヤを比較してみるか、複数店舗で比較してみたりしたほうがよいでしょう。
そして、環境対策や安全性を重視したリトレッドタイヤの使用や、一度使用したタイヤをリトレッドして再利用する方法を検討するのも一つの方法です。諸物価高騰の昨今、事業者やドライバーにとって、中古タイヤは意識せざるを得ないパーツなのかもしれません。
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