新東名高速 7月中旬から長泉沼津IC〜藤枝岡部IC間を6車線化
国土交通省は6月16日、新東名高速道路の長泉沼津インターチェンジ〜藤枝岡部インターチェンジ間(延長約72キロメートル)の6車線運用を7月16日から開始する、と発表した。年度末などの繁忙期を中心に交通集中が発生している同区間を6車線化することで、普通車や大型車の走行の安全性を高めるほか、近年利用実績が拡大している「ダブル連結トラック」の運行を促進する。
「ダブル連結トラック」は一度に大型トラック2台分の積載量を確保できる車両で、ドライバー不足の解消や輸送効率化の実現を期待できるため、国交省が普及を後押ししている。2019年1月に新東名を中心に本格導入をスタートし、同年8月からは東北から九州までを対象路線に設定した。
新東名では今後、6車線化工事を終えた区間から順次運用を開始し、2020年度中には御殿場JCT(ジャンクション)〜浜松いなさJCT間(延長約145キロメートル)の6車線化事業が完了する予定となっている。
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