日野自動車の新型トラック「プロフィア」の特徴や価格、ドライバーの声を紹介!

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はじめに

A09C型エンジンを搭載し、優れた走行性能で多くのドライバーに支持されてきた日野自動車の人気大型トラック「プロフィア」は、エンジン認証不正問題により型式指定を取り消されていました。しかし、2023年1月に再度型式指定を取得して、翌2月から出荷を再開しました。 

そして4月には一部改良が行われ、レーンキーピングアシストやドライバー異常時対応システムなど、安全性能がさらに強化されました。 

今回の『豆知識』では新型プロフィアの特徴や評判に加え、国内主要メーカーの新型トラックも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 

 

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日野自動車の新型トラック「プロフィア」 

日野自動車の型トラック「プロフィア」2023年に型式指定再取得、一部改良を行い新型トラックとして生まれ変わりました。

 

2023年に一部を改良して新発売 

2023年4月、「プロフィア」は一部を改良し、発売されました。変更箇所は以下のとおりです。

 

・レーンキーピングアシスト(LKA)
先進運転支援システム:ADAS(Advanced Driver-Assistance Systems)の一つであるレーンキーピングアシスト(LKA)は、走行車線の左右白線をカメラで検知し、車線逸脱時に音声警報でドライバーに知らせます。同時に走行車線を維持するため、自動ステアリングを作動して接触事故などを未然に防ぐシステムです。 

シニアドライバーにも聞き取りやすい警告音として低音域を拡大しています。今後予想されるドライバー不足への対応でもあります。ドライバー不足の補うため、増加する可能性を持つ高齢者ドライバーの事故防止に貢献するシステムでもあります。新型プロフィアの一部改良では、この先進運転支援システムが標準装備に変更されました。安全性能の充実を考えた日野自動車の技術です。

 

・ドライバー異常時対応システム(EDSS:Emergency Driving Stop System)
ドライバー異常時対応システム(EDSS:Emergency Driving Stop System)は走行中に、ドライバーの異常(意識喪失など)を検出した場合に緊急対応を行うシステムです。 

クラクションの鳴動とブレーキランプ、ハザードランプの点滅で車内外に異常発生を報知しながら、自動ブレーキで徐々に減速を行って車線内で停止させます。そして、ドライバーが警報で意識を回復すれば、キャンセル操作も可能です。もともとはバスにおける事故の多発に対応して開発されたこのシステムは、新型プロフィアで標準装備となって安全性能を一層高めています。

 

基本スペック 

・プロフィア カーゴ高床3軸車(6×4後輪2軸) 2デフの基本スペック 

スペック 
エンジン型式  A09C-VA〈AT-Ⅹ〉 
最高出力(ネット)・最大トルク(ネット)  279kW(380PS)・1,765Nm(180kgf・m) 
トランスミッション   Pro Shift 12 
サスペンション   総輪エアサスペンション 
キャブ   フルキャブ 
ルーフ   ハイルーフ 
全長×全幅×全高    12,000mm×2,490mm×3,690mm 
床地上高    1,320mm 
荷台寸法:長さ×幅×高さ    9,600mm×2,390mm×580mm 
車両重量    9,390㎏ 
最大積載量   15,400㎏ 
車両総重量   24,900㎏ 
燃料タンク   300L 

 

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新型プロフィアの特徴 

新型プロフィアの主な特徴を説明します。

 

A09Cエンジン搭載 

新型プロフィア軽量でありながら低回転・高トルクを誇る9L・A09Cエンジンを搭載しています。2017年から製造されているハイパワーとドライバーに優しい燃費性能を両立させたA09C-VAエンジンは、2段過給ターボ、そして空冷インタークーラー2基を搭載し、8.9Lと小排気量ながら279kW(380PS)という高出力1,765Nm(180kgf・m)高トルクを実現しています

 

充実した安全性能 

毎日の安全運行を約束するために、可能なすべての技術を日野は注ぎ込みました。 

前側方から接近する移動物を監視して出会い頭での注意を喚起する「出会い頭警報」(FCTA:Front Cross Traffic Alert)。自転車や歩行者などを検知し、左折時の巻き込み事故防止に貢献する「左折巻き込み警報」(BSIS:Blind Spot Information System)。死角エリアの接近車両を検知し、車線変更を支援する「車線変更警報」(BSD:Blind Spot Detection)。ドライバーの異常を検知し、車両を車線内に停止させ、事故発生の抑制に努めるドライバー異常時対応システム(EDSS:Emergency Driving Stop System)などがあります。

 

快適な座り心地  

プロフィアの高機能シート(減衰力を調整可能)は、シート構造を人間工学に基づいて見直しました。肩甲骨や骨盤付近をしっかりと面で支え、クッションの長さを伸ばしました。それらによりシートは疲れにくく、安定した着座姿勢を作ってくれます。様々な作業用途に合わせてシート表皮が選択可能な標準シートも設定しました。

 

車内移動がスムーズ 

キャビンはドライバーにとって運転操作ばかりでなく、事務作業、休憩、長距離移動の際には仮眠と、仕事と生活を兼ねた空間となっています。 

スムーズに移動できる新型プロフィアのハイルーフキャビン内は、ドライバーに与えるストレスを軽減させた空間に生まれ変わりました。

 

操作性がく、疲労とストレス軽減 

広いキャビン空間や快適な座り心地のシートばかりでなく、新型プロフィアは各所に改良を施し、ドライバーの疲労とストレスの軽減に貢献しています。 

ユニバーサルデザインを採用して設計されたコンビネーションメーターによって視認性は向上し、シニアドライバーにも見やすくなっています。操作しやすくゾーン分けされたスイッチの配置、夜間照明付きスイッチの拡充、安全性を重視した使いやすいステアリングスイッチなど、各所にドライバーファーストの改良がなされています。

 

ランニングコストを抑制 

ハイパワーでありながら低燃費のA09C型エンジン、車両の軽量化などで大きくランニングコストを抑制しました。 

フロントリッドや窓拭きステップ、燃料タンク、ウォッシャタンク、電気式ダストインジケータなどは整備の手間を少なくし、結果的にランニングコスト抑制に貢献してくれます。

 

高い積載力  

新型プロフィアは高い積載力を目指し、あらゆる角度から輸送車両として設計・製造されています。エンジンの軽量化、サイドバンパーやサイドエンドピラーのアルミ化、フェンダーの樹脂化などで高積載を目指しました。 

また、シャーシやサスペンションの軽量化を図り、架装という視点からA09C型エンジンの搭載位置の検討を行い、高い積載力を生み出しています。 

 

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新型プロフィアの排気量 

新型プロフィアの排気量8,866㏄です。

 

エンジン諸元表

型式  A09C-VAAT-X〉  A09C-VKAT- Ⅷ〉 
シリンダー配置  L6・ターボインタークーラー 
弁機構(噴射システム)  4バルブ(コモンレール式) 
内径×行程  112mm×150mm 
総排気量  8,866cc 
圧縮比(日野車内測定値)  17.0 
最高出力〈ネット〉  279kW(380PS)/1,700rpm  265kW(360PS)/1,800rpm 
最大トルク〈ネット〉  1,765Nm(180kgfm)/1,100-1,400rpm  1,569 Nm (160 kgfm)/1,100-1,600 rpm 

 

新型プロフィアのグレード 

新型プロフィアは日野自動車のみならず、日本における大型トラックを代表する一台です。前面中央にある日野のロゴマークは、精悍な顔つきを引き締めトラックに必要な力強さを感じさせます。 

また、ドライバーファーストを感じさせる広いキャビンをはじめ、ドライバーのストレスを最小限に配慮したVIP間の高い肉厚高機能シート、ドライバーの使い勝手を考え抜いたスイッチ類など快適な運転空間を実現しています。 

キャブサスの改良を実感できるキャビン内での静音性の高さと低振動には驚くばかりです。軽量化を図りながらも380馬力 8.9リッター直列6気筒エンジンをシート下部に搭載していること、そしてシフトチェンジャーがダイヤル式に変わったのには驚きです。改良された12段のプロシフトは自在にシフトチェンジが可能です。 

空荷で4.2L/kmの燃費に加え、安全装置である「レーンキーピングアシスト」、「出会い頭警報」、「左折巻き込み警報」など、すべてにおいてグレードの高さを感じさせる新型プロフィアです。 

 

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新型プロフィアの価格 

新車価格は、約1,867万円〜約2,405万円(税込)。中古車価格は車両の状態により大きく変わってきます。 

インターネットなどの情報と中古車販売店で実際に見て、乗ってその価格を確認してください。 

 

新型プロフィアの評判 

新型プロフィアの評判は上々のようです。

・新型プロフィアの8.9Lというエンジンは小排気量ながらパワフルさを感じる。
・「トラックなの?」と思える静かなキャビン内。
・積載効率の良さ。
・まだあまり走っていない新型プロフィアに乗れた優越感(笑)、不満点なし。 

などの評判が挙がっています。 

 

主要メーカーの新型トラック5選 

ここでは、主要メーカーの新型トラック紹介します。

 

小型ディーゼルトラック「エルフミオ」|いすゞ自動車

「だれでも乗れるディーゼルトラック、普通免許で乗れて取り回しもらくらく」という売り文句で、いすゞ自動車が送り出した新型トラック「エルフミオ」は、少子高齢化によるドライバー不足に対応して普通自動車免許(AT限定も対応)で運転できる小型トラックです。

 

低燃費12.8Lエンジンを搭載した「Super Great」|三菱ふそうトラック・バス 

経済性・快適性・安全性と、ドライバーのために必要なすべてを備え三菱ふそうトラック・バスの最新大型トラックSuper Great」は、低燃費12.8LエンジンをはじめFUSOのアイデンティティであるブラックベルト採用など、未来の輸送ビジネスのために生まれたトラックです。

 

充実した先進安全装備「コンドル」|UDトラックス 

内外装を全面的に刷新し、ブラインドスポットモニター、ドライバーステータスモニターなど先進安全装備を拡充したUDトラックスの中型トラック「コンドル」です。フルモデルチェンジにより、先進安全・運転支援機能が大幅に追加され、ドライバーおよび周囲の人や環境などの安全性を高めました。

 

9 速デュアルクラッチトランスミッション「タイタン」|マツダ 

マツダ小型トラックタイタンフルモデルチェンジしました。AT限定普通自動車運転免許にも対応した新9速AMTを採用し、従来以上の運転のしやすさを実現運転支援技術も拡充させて物流界での頼れるパートナーが誕生しました。

 

ディーゼルハイブリッドシステム「ダイナカーゴ」|トヨタ 

環境性能、燃費性能を向上させた専用エンジンを搭載。ディーゼルハイブリッドシステムを使用したトヨタ「ダイナカーゴ」は、平成28年(ポスト・ポスト新長期)排出ガス規制に適合したクリーンディーゼル技術は経済性においても大きく貢献しています。 

 

まとめ

1992年にスーパードルフィンプロフィアとして登場し、30年間もの長い間、プロフィアは多くのドライバーに愛されてきました。小型で高性能なエンジン、拡充された安全機能はドライバーとその周囲の安全のためです。 

継続的な改良で性能は向上し続け、この先も多くのドライバーに愛されることでしょう。 

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆さまにさまざまな情報をお届けします。 

 

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