ナンバープレート再発行費用は1枚いくら？ 手続きの流れと盗難対策も解説
目次
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はじめに
ナンバープレートは道路運送車両法で自動車の前面と後面の見やすい位置に確実に取り付けなければならないとされています。万が一、ナンバープレートが盗難や紛失などでなくなった場合、再発行手続きが必要です。ナンバープレートがないと道路運送車両法違反となるため、速やかに対応しましょう。
今回の『豆知識』ではナンバープレートの再発行費用や手続きの流れ、盗難対策について解説していますのでぜひ参考にしてください。
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ナンバープレートなしでの走行は道路運送車両法違反
ナンバープレートの再発行は運輸支局もしくは自動車検査登録事務所に持ち込み、再発行手続き・取付けを行わなければなりません。
自動車を持ち込む際は、ナンバープレートのないままではもちろん公道を走行することができませんので、運搬車両に運んでもらわなければなりません。持ち込むもう一つの方法として、仮ナンバーを取得して自走で行う方法もあります。道路運送車両法第35条に従って、仮ナンバー（臨時運行許可自動車標）を取得して持ち込みを行います。
ちなみに、軽自動車の場合には軽自動車検査協会へ申請を行い新しいナンバープレートの再発行手続き・取付けを受けなければなりません。
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ナンバープレートの再発行費用は1枚いくら？
ナンバープレートの再発行費用は地域の運輸支局ごとでさまざまです。下表は大型車ナンバープレートのその一例です。
2枚価格で表示してありますので、破損・汚損で1枚のみを希望する際にはこの半分の費用が必要になります。
目安は2枚1組で2,000円前後、番号を希望すると5,000円前後となります。
1枚当たり、1,000円前後、もしくは2,500円前後となります。
| 地域 | 一連番号 | 希望番号 |
| 札幌 | 2,320円 | 5,020円 |
| 東京 | 1,980円 | 4,880円 |
| 大阪 | 1,980円 | 4,950円 |
| 鳥取 | 2,340円 | 5,260円 |
| 沖縄 | 2,260円 | 5,260円 |
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ナンバープレート再発行手続きの流れ
ナンバープレート再発行手続きの流れは、その理由がナンバープレートの盗難・紛失なのか、破損・汚損なのかで変わります。盗難による紛失の場合、犯罪に悪用される可能性があり、最寄りの警察署に盗難・紛失届の提出が必要です。
必要書類は以下の通りです。
・申請書
・理由書（紛失・盗難されたケースにおいては「届出警察署」「届出年月日・受理番号」が必要です）
・車検証
・委任状（行政書士などの代理人に委任する場合に必要となります）
・自動車税申告書（自動車税事務所で申告した書類）
その他運輸支局に持ち込むものは以下の通りです。
・ナンバープレート（破損・汚損の場合に限ります。盗難・紛失の場合は警察署に届け出が必要です。1枚だけの紛失・盗難の場合には残ったナンバープレート）
・車両本体
ナンバープレートの再発行までの日数
ナンバープレートの再交付の申請を行って、新しいナンバープレートの再発行までには時間がかかります。
注文してからの生産であり、ナンバープレートの種類にペイント、字光式、万博や地方特定のさまざまなものがあるからです。地域によっても差があり、4〜10営業日程度が目安です。
ちなみに、ナンバープレートの盗難に遭った場合や紛失（遺失）した場合や、返納できても番号を確認出来ない破損などの場合は、同一番号での再交付はできず、番号が変更になることをご周知ください。
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ナンバープレートの盗難対策
自動車盗難の件数は、近年減少はしているもののゼロにはなっておらず、年間数千件の認知件数となっています。
ナンバープレートの被害の割合は、令和5年は44.1%にのぼっています。他の犯罪に盗用される可能性の高いナンバープレートの盗難防止のために警察では、防盗性が高い「盗難防止ネジ」の普及促進を図っています。
車両盗難の手口は年々巧妙になっており、駐車時にも稼働するドラレコの活用など個々の対策も必要です。その他、警察の推奨する車両及びナンバープレートの盗難対策は以下の通りです。
- 確実な施錠
- イモビライザの装着
- 警報装置・ハンドル固定器具・ホイールロックなどの盗難防止機器の活用
- 鍵の適切な管理
- 防犯設備が充実した駐車場を利用
車両の盗難はナンバープレートの犯罪利用にもつながることをよくご認識ください。
まとめ
ナンバープレートは各車両の身分証明書です。誰にでも確認しやすいようにトラックの前後に設置されるナンバープレートは汚れやすく、破損の可能性もあります。そして、盗難の危険性もあります。盗難・紛失時には警察に届け、再交付手続きが必要です。ナンバープレートなしで公道は法令違反となり走行できませんから、仮ナンバーを取得して再交付手続きを行ってください。
トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆さまにさまざまな情報をお届けします。
