エンジンルームの洗浄は絶対に必要! その方法や手順、注意点を解説

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はじめに

エンジンルームはその名のとおりトラックのエンジンが設置されている場所のことです。 

しかし、キャブオーバー型のトラックではそのキャビンを持ち上げないとエンジンルームをのぞくことができません。エンジンルームをのぞき、清掃・洗浄することは、エンジンをはじめとする装備や部品の状態を確かめることができます。 

それは不具合や故障の早期発見にもつながり、故障リスクを軽減します。 

今回の『豆知識』ではエンジンルームの洗浄方法や頻度、外注の場合の料金、手順、注意点などについて詳しくお伝えします。

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エンジンルームの洗浄が必要な理由 

エンジンルームとは言いながら、屋根はあるものの床がない「ルーム」です。トラックは季節や天候に関係なく、毎日公道を走り続けなければなりません。エンジンはほこりにまみれ、風雨にさらされるため、当然エンジンルーム内の装備部品類は汚れてしまいます。 

エンジンルームの洗浄を行うことによってエンジンをはじめとする装備部品類はきれいになって隅々まで見渡しやすくなります。普段なかなか見ることのないエンジンルーム内を洗浄・清掃することでトラックの心臓部分でもあるエンジンを中心に、その他の装置や部品をよく見ることができます。 

それによってウォッシャー液不足やブレーキの不具合など各装置や部品の状態異常も発見できます。エンジンルームの洗浄によって、さまざまな装備部品やエンジンのトラブルを未然に防ぐことになり、トラックの寿命を伸ばすことにもつながります。そして、何よりも洗浄されてきれいになったエンジンルームはドライバーの気分を良くし、明日からの業務や安全運転に取り組もうと前向きな気持ちになれます。 

 

エンジンルームを洗浄するタイミングと頻度 

エンジンルームを洗浄するタイミングと頻度に基準はありませんが、目安となる距離数や時間があります。

エンジンルームの洗浄のタイミング 

エンジンルームを洗浄するタイミングに明確な基準はありませんが、一般的にはオイル交換のタイミングに合わせることが多いようです。キャビンを持ち上げてのオイル交換になりますので、洗浄・清掃はしやすくなり、ちょうどよいタイミングだと言えるでしょう。 

オイル交換は、小型トラックで10,000㎞~20,000㎞、中型トラックで15,000㎞~40,000㎞、大型トラックで20,000㎞~40,000㎞が目安となります。時間の目安は半年に一度くらいとなるでしょう。

エンジンルームの洗浄の頻度 

エンジンルームを洗浄する頻度は車体の洗車ほど多くはありません。やはりできる限り濡らしたくない場所です。効率を考えて定期点検やオイル交換時に行なうべきです。 

同時に行うことが時間と費用を節約することにもなり、良いタイミングになります。トラックの定期点検時のメンテナンススケジュールにあわせてオイル交換も含めて洗浄・清掃を同時に行うことは効率の良い対応となるでしょう 

 

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エンジンルームを自分で洗浄する方法・手順 

エンジンルームを自分で洗浄する方法・手順を説明します。

エンジンルームを開ける 

まずはキャビンを持ち上げて前方に起こさなければなりません。大型トラックは電動で開閉し、小型トラックは手動で開閉を行ないます。重量のあるキャビンですので、手順を間違えてケガなどしないようにくれぐれも注意してください。

エンジンルーム内を確認する 

キャビンを上げてエンジンルームが現れたら、エンジンの高熱に注意してください。走行中のエンジンは非常に高温になっており、停止してもエンジンを含めたエンジンルームは高温です。エンジンがまだ高温を保っていたとしたら、冷めるまで待ってください。エンジンが手で触れることができるくらいの温度に下がったことを確認してから洗浄作業に入ってください。

防水処置、洗浄、ワックスかけの手順 

トラックのエンジンルーム内は走行中に雨が入り込むことを想定して設計されていますので、多少の水濡れには耐えることができます。しかし、水に弱い電気系統の装置や部品をわざわざ濡らす必要はありません。 

耐水性が経年によって劣化しかけている部分も出てきますので、電気系統の装置や部品は防水のための養生を行ってください。それから洗浄開始です。 

まずはホコリや砂を洗い流します。そして、塗装部分、金属部分、樹脂製・ゴム製の配管類をブラシとエンジン専用クリーナーを使ってこびりついた泥や油を洗い落としてください隙間や狭い場所には歯ブラシが効果的です。 

洗浄してきれいになったエンジンルーム内の装置・部品類にワックスをかけてコーティングしてください。ワックスによって汚れの付着が抑えられて、装置・部品等の劣化を防いでくれます。 

エンジンルームの洗浄に使用する道具 

エンジンルームの洗浄に使用する道具にはさまざまなアイテムがあります。

電気系統の装置や部品の養生を行う道具 

大切な電気系統の装置や部品の養生を行う道具があります。電気に一番の大敵は水です。電気系統の装置や部品を濡らさないように養生するため一般家庭にもあるビニール袋やラップを用意してください。防水したい部分をビニール袋やラップでおおい、養生テープを使って防水処置をしてください。 

そして本格的な洗浄に移る前に、砂やほこりなどの簡単に落とせる汚れは雑巾やクロスを使って落としてください。エアーコンプレッサーがあれば大まかなほこりや泥は簡単に落とせます。

本番の洗浄に使用する道具 

本番の洗浄に使用する道具は、電気系統の装置や部品の養生ができていれば水をかけて洗い流せるのでホースを用意してください。エンジンルーム専用のクリーナー、ブラシがあれば洗浄への対応が可能でしょう。狭い場所や隙間まで念入りに洗浄したい場合には使い終わった歯ブラシを洗浄用ブラシにしてください。ブラシの素材には豚毛などの柔らかな天然毛と、ポリプロピレンなどの合成素材の毛先の固いものがあります。 

エンジンルーム内は傷を気にせず洗浄できるので、ゴシゴシ洗えるポリプロピレン製の洗車用ブラシを用意すればよいでしょう

洗浄後のケアに有用な道具 

洗浄後のケアに有用な道具です。エンジンルーム専用のワックスがありますので使用をお勧めします。 

エンジンルーム内は汚れやすく、発熱・冷却が絶えず繰り返される場所なので油汚れが付着しやすいのです。汚れからエンジンルーム内の装置・部品を守るためにエンジンルーム専用のワックスが非常に効果的です。 

 

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エンジンルームを洗浄する際の注意点 

エンジンルームには強力な機動力を発揮するエンジンや電気系統の装置もあり、洗浄する際には注意が必要です。その注意点をまとめました。

エンジンを冷ましてから洗浄する 

エンジン作動中は、内部で爆発・燃焼を繰り返し、エンジンは非常に高温を保っています。停止してもすぐにその熱は下がりません。うっかり触ってヤケドをしないためにエンジンの温度が下がるのを待ってエンジンルームを洗浄してください。 

ディーゼルエンジンはピストンによって空気を圧縮し高温となった状態で燃料(軽油)を噴射して、自然着火、燃焼させています。エンジン内は2,000℃に近くまで上昇し、エンジンオイルも冷却水も高温になっています間違って火傷をしないために、エンジンが冷めるのを待って洗浄作業を開始してください。

電装系に水がかからないように注意する  

走行中のエンジンルームには雨風が吹き込むため、内部の部品は多少の雨には耐え得るように設計されていますが、腕時計の生活防水程度だと思ったほうがよいでしょう。 

電装系の装置・部品には、ラップやビニールなどで防水処置をして洗浄してください。 


洗浄後はしっかりと乾燥させる 

洗浄後はしっかり乾燥させてください。電装系の装置・部品はもちろんのこと、それ以外の部分も水分をしっかり拭き取ってください。 

残った水分はサビやカビの原因にもなりますので洗浄後の乾燥に注意してください。

エンジンルームの洗浄を業者に頼むと、料金はいくらかかる? 

エンジンルームの洗浄は、業者に依頼すれば手間がかからず、安心して行なうことができるでしょう。正規ディーラーをはじめ、ガソリンスタンドやカー用品店では、エンジンルームの洗浄サービスも行っています。ほこりを吹き飛ばすエアーコンプレッサーや洗浄用の道具もあり、待ち時間がなければそれほど時間はかからないでしょう。 

洗浄とともに細かなメンテナンスを行うことがなく、洗浄のみであれば作業内容はどこがやっても変わらないので料金に大きな違いはありません。料金の違いは汚れ具合によって変わってくるでしょう。5,000円から15,000円くらいが相場になります地域によって料金に違いがありますので、取引きのある、もしくはお近くの洗浄できる業者にお問い合わせください。 

 

まとめ

エンジンルームの洗浄を行うことによって、思わぬトラブルを発見できたりすることもあります。大切な愛車を知る上でも、時にはご自身でエンジンルームの洗浄を行うことをお勧めします。 

しかし、業者に依頼すればプロが徹底的にきれいにしてくれ、自身で洗浄することでの故障のリスクがなくなり安心できます念入りなメンテナンスとともにエンジンルームの洗浄を行ってくれる業者もいますので、ご自身の都合と相談して洗浄方法を検討してみてはいかがでしょうか。 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆さまにさまざまな情報をお届けします。 

 

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