栗林商船 13mシャーシ154台搭載可能な新造船を就航
林商船は1月13日、北海道・東京・清水・名古屋・大阪航路に新造船「神永丸(しんえいまる)」を投入した、と発表した。13メートルシャーシ154台、完成車250台を搭載できるスペースを確保するなど、輸送力を高めた船舶を運航することで、荷主企業や物流企業が環境負荷軽減のために推進しているモーダルシフトの取り組みを後押しする。
「神永丸」は全長174・95メートル、幅29メートル。総トン数1万4054トン、航海速力21・5ノットという仕様になっている。高性能ツーサイクルエンジンを導入したほか、最新鋭の省エネ技術を積極的に採用した。
環境対策やドライバー不足問題を背景に、近年は日本国内での長距離貨物輸送をトラックから鉄道や内航海運の利用に切り替える事例が相次いでいる。同社ではモーダルシフトでの輸送需要の高まりを受けて、トレーラーの荷台部分であるシャーシの積載量を増やすため、新造船の投入を決めた。
栗林商船が投入する「神永丸」
出典)栗林商船ホームページ
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