東京建物 横浜市で物流施設着工&加須市で用地取得
東京建物は1月13日、神奈川県横浜市都筑区に物流施設を建設するとともに、埼玉県加須市で新たに物流施設用地を取得した、と発表した。同社は2022年から2023年にかけて埼玉、千葉、神奈川、東京で物流施設のオープンを予定しており、今後も積極的な用地取得を進めるなど主に首都圏エリアでの開発を加速する。
着工したのは「T-LOGI横浜青葉」(仮称)。敷地面積約7793平方メートル、延べ床面積1万7053平方メートルの4階建て。東名高速道路「横浜青葉インターチェンジ」から約3キロメートル、第三京浜道路「港北インターチェンジから約4・6キロメートルに位置する。2022年1月に竣工予定で、すでに国内大手物流会社に一棟貸しすることが決まっているという。
加須市の取得用地には「T-LOGI加須」(仮称)を建設する計画。敷地面積は約1万3778平方メートルで、施設の仕様は未定。東北自動車道「加須インターチェンジ」から約4・2キロメートル、「久喜インターチェンジ」から約7・1キロメートルに立地する。2022年内の稼働を見込んでいる。
同社では2020年7月に埼玉県久喜市に物流施設をオープンしたのを皮切りに、物流不動産分野での投資を強化している。2022年には千葉県千葉市や習志野市、神奈川県綾瀬市で、2023年には東京都あきる野市で新拠点を立ち上げる計画だ。
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