固定式と可搬式があるオービスは速度超過車両に反応! 発光したら免許停止は確実!?
目次
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はじめに
速度違反自動取締装置のオービス(ORBIS)は、大型旅客機メーカーとしても有名なアメリカのボーイング社の商標であり、1976年に日本の商社が警視庁に持ち込み、その後採用されました。
走行する車両の速度を測定して、速度違反車を自動で写真撮影をし記録化する装置です。
今回の『豆知識』では、オービスが発光する速度、違反した場合の罰則などにも触れていますので参考にしてください。
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オービスが光る目安となる速度
オービスの目的は制限速度をオーバーした車両の取締りです。
主要な道路、高速道路、事故が多発している道路や制限速度オーバーが多発している道路に設置されます。オービスには固定式と可搬式があります。
固定式については運転者が設置場所を憶えておいて、通過する時だけ制限速度以内で走行するということも可能ですが、それでは意味がありません。
オービスは運転者の安全運転意識の向上を目的とし、速度違反の抑止力が本来の目的ではないでしょう。しかし、一般的な知識としてオービスが発光する目安の速度を頭に入れてもいいのかもしれません。
うっかりしてスピードを出し過ぎた場合にはオービスの監視速度を思い出して、減速して制限速度内で安全走行を心がけてください。
・一般道の場合
オービスが速度超過車に反応して発光・撮影する明確な基準は公開されていませんが、一般道では制限速度の30㎞/h超過でオービスは発光すると言われています。
一般道の最高速度は60㎞/hです。特別な指定がない限り原則として最高速度60㎞/hの速度指定(表示標識)は行いません。60km/hの最高速度である一般道を30㎞/h超過の90㎞/hで走れば、普通の運転者であれば速度超過に気付いているはずです。
標識がないからといって速度超過は大変危険なうえ、違反となるので十分注意してください。
・高速道路の場合
高速道路の場合、制限速度の40㎞/h超過でオービスが発光すると言われています。
多くの高速道路では普通車などの制限速度が100㎞/h、中・大型トラックは80㎞/hでしたが、2024年4月より中・大型トラックは90㎞/hに緩和されています。『2024年問題』への対応と、追い越し事故を減らすために変更されました。高速道路での事故はひとたび起こしてしまえば大事故につながります。
高速道路に設置されるオービスは、速度違反を未然に防ぎ事故を減らす重要な役割を担っています。
オービスを発光させないように安全走行を心がけてください。
オービスに検知されてしまった時の罰則
速度違反を起こしてしまってオービスに検知された場合には、超過速度分に合わせて罰則が科せられます。
道路沿いに設置されたオービスの端末データは回線を通して吸い上げられます。
違反者には出頭通知書が届き、その後、警察署へ出頭して事情聴取を受けます。次に出廷通知書が届いたら略式裁判を受けなければなりません。
そして、罰金が科せられ違反点数が加点されます。
・罰金(反則金)が科せられる
超過速度によって罰金(反則金)が科せられます。
超過速度(㎞/h) | 大型車(円) | 普通車(円) |
高速道路35以上40未満 | 40,000 | 35,000 |
高速道路30以上35未満 | 30,000 | 25,000 |
25以上30未満 | 25,000 | 18,000 |
20以上25未満 | 20,000 | 15,000 |
15以上20未満 | 15,000 | 12,000 |
15未満 | 12,000 | 9,000 |
・違反点数が加点される
超過速度(㎞/h) | 違反点数 |
50以上 | 12 |
30(高速40)以上50未満 | 6 |
25以上30(高速40)未満 | 3 |
20以上25未満 | 2 |
20未満 | 1 |
速度超過で違反点数が加点されます。点数が6点に達すると免許停止となります。
一般道では30km/h超過、高速道路では40km/h超過で加点6点なので、それまでに違反がなくても一発免停となります。
ということはオービスが発光・作動すれば免許停止になってしまいます。
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オービスが光らないまたは通知が届かない理由
オービスが設置されていて、速度超過している車が通過しても、100%オービスが光り、または通知が届くとは限りません。
以下のようなケースではオービスが光らない、通知書が届かないことがあります。
とはいいながら、制限速度を守った安全走行を行い、ドキドキ感なくオービスを通過したいものです。
・オービスが撮影に失敗していた
速度超過車両が写真によってはっきり特定できなければ、もちろん違反者を特定できません。
運転者の顔、ナンバープレートがはっきり写っていなかったり、複数の車両が写り込んだりして十分な証拠写真とならない場合があります。
オービスが撮影に失敗していたことによって通知書が届かない場合があります。
・オービスがフィルム切れを起こしていた
デジタルのカメラに移行しているものの、旧式のオービスではフィルム切れを起こしていて、発光するものの写真撮影ができていない場合もあるようです。
・ダミーオービスだった
運転者に安全走行を意識させるためや抑止力として発光のみを行うダミーオービスの場合もあります。
この場合にも当たり前ですが、通知書が届くことはありません。
・免許証や車検証の住所を更新していなかった
免許証や車検証の住所を変更したにも関わらず更新していなかった場合には、個人の特定がすぐに行えず、通知書が届くのに時間がかかる場合があります。
免許証の住所変更には明確な期限を道交法で設けていませんが、住所変更の義務を怠った場合には「2万円以下の罰金または刑罰に処する」とされています。
・運転者の特定に時間がかかっている
上記のようなオービス自体の問題や、運転者の義務違反などによって運転者の特定に時間がかかってしまう場合があるようです。
ただ、時間がかかっているだけで、見逃してくれるわけではありません。
ドキドキの心臓に悪い時間が長くなるだけです。
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まとめ
いつもは安全運転を心がけていても、どうしても急がなければならない場合が誰にでもあります。
そんな際にオービスが設置されているのが目に入って、急に減速することは危険な運転であり、事故のもとになってしまいます。
どんなに急いでいても、オービスの存在を気にしなくても良いように、いつも安全運転を心がけてください。
トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。
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