ファンベルトが故障したら重大な事故につながることも!?  日常的な点検が必要!

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はじめに

エンジンに付いているクランクシャフトの回転を動力として利用する『ファンベルト』は、これまでラジエターの冷却ファンを動かしていました。

しかし現在では、ほとんどのトラックのエンジンが電動ファンに変わってしまい、その呼びやすいファンベルトという名称のみが残り、他の機構を作動させるためにエンジンの動力を伝える重要な役割を果たしています。

徹底したメンテナンスを行い、ファンベルトが原因となる動作不良や事故を起こさないように心がけましょう。

今回の『豆知識』は、ファンベルトの役割や故障したときの症状・対処法について解説します。

 

 

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ファンベルトの役割

ファンベルトはゴム製品であり、輪になった部品が回転してトラックの各機器や機構である補器類の動力源となっています。

他にもオルタネーターベルト、エアコンベルト、パワーステアリングベルトなどベルトが各補器類を動かしています。

 

・エンジンの冷却

まずファンベルトの主な役割であるエンジンの冷却について解説します。

ファンで冷却することはなくなったものの、ラジエーター内の冷却水をウォーターポンプで循環させてエンジンの冷却を行っています。

ウォーターポンプはトラックのエンジンをオーバーヒートさせることのないように冷却水を循環させることができます。

そのウォーターポンプを作動させるのがファンベルトの重要な役割です。

 

・バッテリーの充電

バッテリーの充電に欠かせないのがこのファンベルトの仲間であるオルタネーターベルトです。

バッテリーから送られる電器はエンジン周辺の補器類のみならず、トラックドライバーが日々活用する照明類やスマホの充電などにも欠かすことができません。

このバッテリーに電気を蓄えるのが発電機であるオルタネーターなのです。

オルタネーターベルトはオルタネーターで発電させてバッテリーに充電を行っています。

 

・パワーステアリングやエアコンプレッサーの作動

その他にもパワーステアリングやエアコンプレッサーの動力源となっています。

ファンベルトが動かなくなってしまえば、パワーステアリングの機能が失われてしまい、重いハンドルを操作する必要があります。

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ファンベルトが故障した時の症状

ファンベルトが故障してしまうと、さまざまな症状が現れます。

直接エンジンに関係する補器類に影響を与えてしまう場合もあり、バッテリーの充電ができなくなってしまえば、時間が経つにつれて影響が現れてきます。

ファンベルトの故障も、その症状の原因の一つとして考えるようにしてください。

 

・ハンドルが重くなる

ファンベルトの1種であるパワーステアリングベルトが本来の機能を果たせなくなってしまえば、ハンドル操作を軽くしているパワーステアリングの機能も果たせなくなります。

パワーステアリングベルトの故障によって、クランクシャフトの回転が油圧ポンプに伝わらなくなり、油圧の力は上がらず、パワステの機能が停止してしまいます。

車両重量の大きなトラックをパワーステアリングなしで操作するのは非常に大変です。

 

・エアコンが効かなくなる

ファンベルトの1種であるエアコンベルトはエアコンのコンプレッサーを作動させています。エアコンベルトが故障してしまえば、もちろんエアコンは動かなくなりその機能を停止してしまいます。

昨今の酷暑が続く夏期の運転や、積込み作業を終えた後の運転時にエアコンがないのは非常に辛いものです。

その昔はエアコンもパワステも存在しなかった時代がありましたが、現在では以前のように作業を行うのが不可能と言っても過言ではないでしょう。

 

・エンジンがかからなくなる

ファンベルトが故障してしまうと、バッテリーに電気を充電しているオルタネーターが作動できなくなります。

バッテリーが充電できなくなるため、バッテリー内に充電された電気を使い切ってしまえばその機能を果たせなくなり、エンジンがかからなくなります。

そして、多くのトラックはエンジンのオーバーヒートを防ぐためにファンベルトが切れたら停止するように設計されています。

 

・エンジンがオーバーヒートする

ファンベルトの故障はウォーターポンプの故障を意味します。

ウォーターポンプは高温のエンジンを冷やす冷却水を循環させています。

温度を下げることができなくなってしまったエンジンは温度が上昇し続け、放置するとオーバーヒートを起こしてしまいます。

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ファンベルトが故障したときの対処法

ファンベルトが故障しても即座に車が停止してしまうことはほとんどありません。

しばらくは自走できますので、あわてることなく停車場所を探して、トラックを安全な場所に停車させて対処を考えましょう。

 

・車を安全な場所で停車させる

ファンベルトが故障してしまい関連する症状が現れたら、まずはあわてずに安全に停車できる場所を探してください。

一般道であれば、広い路肩や空き地、コンビニの駐車場などのように広くて、その後の対応が行える長時間の停車が可能な場所が好ましいです。

高速道路を走行中ならば、あわてることなく最寄りのパーキングエリアやサービスエリアを確認して、多少の距離であってもそこまで走らせて停車してください。

しかし、それができない場合もあります。

そのような場合には禁止されていますが、路肩・路側帯で停車してください。

その時には十分注意してハザードランプを点灯し、三角表示板を設置し、発煙筒も焚いてください。

 

・ロードサービスを呼ぶ

ファンベルトが故障したまま、自走して整備工場まで走ることはしないでください。

自走はあきらめてロードサービスに頼ってください。

会社または普段利用しているロードサービスもしくはディーラーのサービスをご利用ください。

運送事業者によるトラック事業のための共済組合である『交通共済協同組合』でも、このロードサービスの受付を行っています。

ちなみに、JAFは乗用車専用のロードサービスしか行っていませんのでご注意ください。JAFでは車両重量3,000kg以下(最大積載量2,000kg以下)の自動車の対応しか行っていません。

 

・ファンベルトを交換、修理する

ファンベルトの故障の多くは、定期的に点検をしていても所々の事情が重なって、ベルト自体が伸びたり切れたりしてトラックの機能を停止させてしまいます。

プロの整備士の手で交換、修理を行ってください。

自身でファンベルトの交換を行うことは不可能ではありませんが、専用の工具類や新品のファンベルトをたえず携行しているドライバーは少ないでしょう。

仕事先でファンベルトのトラブルが起きてしまった時には、迷わずに、二次災害を起こさぬように停車させてからロードサービスに連絡してください。

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まとめ

ファンベルトの故障はトラックの駆動という根本を停止させてしまう可能性もある重大なトラブルです。

自身で修理などの対処ができないことを頭に入れておいてください。

まずはあわてずに安全を確保できる場所に停車してから対応してください。

どうしようもない不可抗力のトラブルは誰にでも起きる可能性があります。

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

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