種類もトレッドパターンも多いトラックのタイヤは車両を選ぶよりも難しい!?

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はじめに

トラックを含めたすべての自動車は、その自重や乗員、積荷の重量をタイヤの接地面のみで支えています。

タイヤが4本であれば4接地点、6本であればたった6接地点で支えているのです。

タイヤ選びは「サイズさえ合っていれば何でもいいのでは?」で済まされる話ではありません。

走行や作業の目的でタイヤの種類が開発されているため、タイヤ選びは非常に重要です。

本記事では、トラックのタイヤの種類について解説します。

トレッドパターンにも触れているので、タイヤ選びのご参考としてお役立てください。

 

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トラックタイヤは4種類

トラックのタイヤは、時代とともに進化しています。

用途によって使い分けられるタイヤは主に以下の4種類に分類されます。

 

・チューブレスタイヤ

名称のようにチューブレスタイヤは、タイヤ内部にチューブがないタイプです。

チューブはありませんが、その替わりにタイヤ内面にインナーライナーというゴムシートが貼られています。

従来型であったチューブタイヤとの一番の相違点は、パンクをしてもすぐに空気が抜けないことです。

また、タイヤ内部に溜まった熱が、ホイールのリムに直接触れていることで放熱効果が高くなったことも大きな特徴です。

現在、乗用車用タイヤのほとんどがこれを採用しており、トラック・バス用タイヤも最近ではチューブレスが多くなっています。

 

・チューブタイヤ

チューブタイヤは従来型のタイヤ構造です。

自転車のようにタイヤ内にチューブがあり、その力でトラックの重量を支えることができるのです。

チューブの空気圧を下げれば悪路の走行がしやすくなります。

チューブタイヤは、チューブレスタイヤのようにタイヤチェンジャー(タイヤを脱着・交換する専用機器)を使うことなく手作業で交換できますが、気密性を高めるためにタイヤをリングで押さえる構造になっていて、部品数が増えて重くなってしまいます。

現在ではあまり使用されていません。

 

・ラジアルタイヤ

ラジアルタイヤは現在主流のタイヤです。

衝撃や荷重、空気圧に耐えるため、タイヤの骨格を形成する繊維層『カーカス』がタイヤの中心から放射状(RADIAL)に配置されています。

重量のあるトラックやバスに使われるラジアルタイヤの構成材料となるカーカスの素材はスチールであり、それを締め付けるベルトも主にスチールで作られています。

そしてその周りをゴムでコーティングして構成されています。

 

・バイアスタイヤ

空気入りタイヤが初めてこの世に誕生した時、タイヤはバイアス構造でした。

タイヤ構造の一部であるカーカスを斜めに配置したものがバイアス構造です。そのカーカスが1枚では強度の問題があり走行中にねじれてしまうので、カーカスを逆方向に複数枚重ねてねじれを防いでいます。

そしてそれをブレーカー(トレッドとカーカス間のコード層)で締め付けてねじれないようにさらに固定しているのがバイアス構造です。

ラジアルタイヤの使用が主流となっている現在も、バイアスタイヤは比較的製造方法が簡単なこともあり、産業車両用タイヤや建設車両用タイヤとしての使用が続いています。

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トラックタイヤのトレッドパターン5種類

トレッドとはタイヤと路面が接する部分を言い、そのトレッドに刻まれた模様を『トレッドパターン』と言います。

そして、トラックタイヤのトレッドパターンは主に以下の5種類に細分化されます。

それぞれの特徴を解説します。

 

・リブ型

リブ型は舗装路や高速道路のような良路走行に適したパターンです。

タイヤの円周方向に並行した縦溝が刻まれています。

操縦性・安定性に優れているため、乗用車、トラック、バスなどで使用されています。

 

・ラグ型

ラグ型は舗装されていない悪路走行に適したパターンです。

タイヤの左右横方向に横溝が刻まれています。

駆動力・制動力に優れ、特に非舗装路での牽引力に威力を発揮し、トラック、バス、建設車両、農耕車両などで使用されています。

 

・リブラグ型

リブラグ型は名称どおりのリブ型とラグ型両方の模様溝を持ち、両方の性能を持ち合わせる良路・悪路の両方の走行に適したパターンです。

トラック、バス、産業車両、建設車両などで使用されています。

 

・ブロック型

ブロック型は氷雪路や未舗装の悪路走行に適したパターンです。

独立したブロックの模様が溝に刻まれており、優れた駆動力・制動力を発揮します。

氷雪路に適したパターンですが、夏道・雪道の両方で使用できるオールシーズン対応のタイヤパターンです。

 

・スタッドレス型

スタッドレス型は寒冷地などのアイスバーンに適した冬期に活躍するパターンです。

細かい切り込み模様がタイヤに刻まれています。

そのため非常に強いグリップ力と排水力を持ち、アイスバーンでのブレーキ効果が高く、スリップ対策で威力を発揮します。

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トラックのタイヤ選びに迷ったらどうする?

トラックのタイヤ選びに迷ったら、トラックのプロである整備士に相談するのがおすすめです。

整備士がいる近くのディーラー、店舗、整備会社などに相談してください。

 

・ディーラー

トラックを販売する事業者のディーラーにまずは相談してみてはどうでしょうか。

特に新車で購入したトラックであるならば、その生みの親とも言えるメーカーのディーラーはそのトラックに最適なタイヤを紹介してくれます。

ディーラーの役割は販売だけではなく、車検や点検、修理整備などのアフターケアのサービスも提供する場所です。

使用目的を明確にして相談してください。

安心感は一番大事でしょう。

ただ、純正品を薦められますので費用は多少高くつく可能性があります。

 

・メンテナンス会社(整備会社)

出入りの整備会社があれば、安心して相談できるでしょう。

純正品のタイヤばかりではなく、希望すれば汎用品のタイヤでも対応してくれるでしょう。

ホイールバランスの調整とともに交換してもらうこともできます。

安心して交換・調整と費用の相談ができるでしょう。

 

・タイヤ専門店

タイヤのみの価格を比較すればタイヤ専門店が一番安価かもしれません。

メーカー品から再生品まで独自の流通経路で安価なタイヤをそろえています。

整備士が常駐し、交換・調整まで行えるはずですが、大型車両であるトラックを受け入れてくれる設備があるのかどうかと、工賃は事前に調べておき他社や他の方法と比較する必要があるでしょう。

 

・中古トラックの買取(売却)取り扱い会社

中古トラック取扱会社にタイヤ選びを相談するケースは多くないと思います。

しかしながら、中古タイヤをお探しであればマッチするタイヤがないとは言い切れません。

費用対効果を考えて、新品のタイヤに交換する必要がないようなケースでは中古トラック取扱会社に相談してみるのも一つの方法になるでしょう。

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まとめ

タイヤはこの先、AIとともに進化していき、従来のトラックの荷重を支え、走るための道具としてだけではなくなるでしょう。

タイヤが行く先々の情報を収集していく、そんな便利な機能も加わっていくようです。

近い将来自動化されるトラックの運転においてAIが行う情報収集の1部品になるということです。

しかし現在は、トラックタイヤの一番のミッションは多種多様な荷を各地に輸送することです。

目的に合わせて最適なタイヤを選んでください。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

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