トラックの車番とは?見方や確認方法を解説

「金額だけ知りたい」という方もお気軽にトラックファイブにご連絡
トラック買取の無料査定はこちら
  • 豊富な実績

    買取12,000台/年

  • 最短即日から!

    高価買取

  • 日本全国無料!

    出張査定


トラックの車番とは

トラックの車番とは?

トラックの車番とはトラックの車台部分に打刻されるトラック1台毎に固有の識別番号です。

「車台番号」が正式名称で、非公式には車体番号やフレームナンバーとも呼ばれることもあります。

トラックの車台番号は、トラックの製造者より車両の全長・全高・全幅・最低地上高・フレーム様式等の届出を受けて、国土交通大臣がトラック1台ごとに1つずつ与える番号です。

道路運送車両法によりすべての車両への打刻が義務付けられています。

 

【参考】トラックの買取相場・実績一覧はこちら

【参考】トラックの全国無料出張査定依頼はこちら

「金額だけ知りたい」という方もお気軽にトラックファイブにご連絡
トラック買取の無料査定はこちら
  • 豊富な実績

    買取12,000台/年

  • 最短即日から!

    高価買取

  • 日本全国無料!

    出張査定


トラックの車番の確認方法

車検証

トラックの車番は3種類の方法で確認ができます。

この3種類の車番は同じである必要があります。

一般的で確認しやすい方法は車検証の車台番号の欄を見る方法です。

「自動車検査証」の左上最初の欄から三段目に「車台番号」の名称の欄にアルファベットとアラビア数字を組み合わせた車台番号が記載されています。

国内のメーカーが生産・販売する日本国内向けトラック、その他車両の場合は型式に続けてハイフンと5ケタから7ケタの製造番号を組み合わせて表すことが多いです。ちなみに、海外産の輸入車や国内からの輸出車には、ISO規格に準拠した17桁から構成される車両識別番号を車台番号として登録することが多いです。

 

コーションプレート

トラック等車両に必ず付けられているコーションプレートにも車台番号は刻印されています。

エンジンルーム内やドアを開けたキャビン入口付近に貼られていますが、このコーションプレートには車番ばかりでなく車両型式、搭載されているエンジン、排気量、外装色、内装色、製造工場、トランスミッションとデファレンシャルの種類までが刻印によって記載されています。

 

車体の打刻

車台番号はトラックの車体にも直接打刻されています。

車台番号は製造者もしくは運輸支局等以外は打刻してはならないことが道路運送車両法で定められています。

また、改ざんが行われにくいように、改ざんしにくい書体(フォント)が使われています。

トラックによって車台番号が打刻されている場所は異なりますが、フロントタイヤ内側のフレームに刻印が多く、走行によって打刻された文字が傷つきにくい場所が選ばれています。

 

【参考】トラックの買取相場・実績一覧はこちら

【参考】トラックの全国無料出張査定依頼はこちら

トラックの車番が確認できない原因

フレームの劣化

さまざまな理由でトラックの車番が確認できない場合があります。

その一つにはフレームの劣化があります。

商用車両や建設車両としてのトラックは、ハードな環境での運送や作業でフレームに傷がつくこともあれば、一般的な環境下の車両よりもフレームは腐食したり劣化しやすいです。

その腐食や劣化によって車番が確認できなくなることがあります。

 

故意の場合

トラックの車番が確認できない時には故意に削られている場合もあります。

これは非常に悪質なケースであることが多いです。

犯罪目的に使われたトラックや、盗難車両である可能性もあります。

個人情報が記載されるマイナンバーカードと同様に、車台番号にはトラックの情報がたくさん詰まっています。

故意に削られて車番が確認できない場合は、劣化原因での確認不明とはまったく意味合いが違ってくることを覚えておきましょう。

 

並行輸入車や逆輸入車

「並行輸入車」とはメーカー契約の輸入代理店を通さずに輸入された自動車です。

正規ディーラーで売られている「正規輸入車」とは反対の言葉です。

「逆輸入車」は日本メーカーの海外販売モデルを輸入した自動車です。

海外のメーカーで生産された輸入車は1981年以降ISO規格に基づいた17桁の車両識別番号が車台番号として登録されることが多いです。

日本メーカーの輸出車にもこの車両識別番号が適用されています。

ちなみに、並行輸入車や逆輸入車は正規のルートでない輸入車なので日本の車台番号は付与されません。

 

【参考】トラックの買取相場・実績一覧はこちら

【参考】トラックの全国無料出張査定依頼はこちら

「金額だけ知りたい」という方もお気軽にトラックファイブにご連絡
トラック買取の無料査定はこちら
  • 豊富な実績

    買取12,000台/年

  • 最短即日から!

    高価買取

  • 日本全国無料!

    出張査定


車番が不明瞭な場合

職権打刻とは

トラックの車番が不明瞭な場合には「職権打刻」と言うあらためて車番を打刻する処置方法があります。

必要な書類を用意して車両のナンバーを管轄する運輸支局や検査登録事務所で手続きを行います。

元の番号を再打刻するのではなく、新規の番号が割り当てられます。

 

職権打刻の手続き方法

 

(手続き1)

職権打刻を行ってもらうためには、最初に運輸支局職員の確認が必要です。

職員による車台番号が確認できない状態にあることを確認してもらわなければなりません。

 

(手続き2)

その確認が終わって初めて職権打刻の申請を行います。

その際に必要なものは以下の4つです。

  • 職権打刻申請書(運輸支局で入手可能)
  • 製造証明書(ディーラーで入手可能)
  • 車検証(コピー可)
  • 旧車体番号が確認できるもの(無い場合には運輸支局に相談してみてください)

申請を完了して新しい車台番号を打刻してもらいます。

 

(手続き3)

新しい車台番号の打刻後、車検証の変更登録申請が必要です。

記載内容変更には以下の書類が必要です。

  • 手数料納付書(運輸支局で入手可能)
  • OCRシート(運輸支局で入手可能)

車検証を変更してもらい完了です。

 

注意点

職権打刻には注意しなければならない点があります。

それはトラックの買取価格を下げる要因となる可能性があることです。

理由は職権打刻という新たな車台番号を取得しなければならない点にあります。

経年劣化以上の何らかの原因による激しい劣化によって車台番号が消えてしまったのではないのかという疑いや、盗難被害に遭って車台番号が故意に消された経緯があるのではないかの疑念などのマイナスイメージを持たれてしまう可能性があることです。

現にJAAI(一般財団法人日本中古車査定協会)での査定基準では、職権打刻した車両は最大で30%までの減額を認めています。

職権打刻はトラック買取の際に減額要素となってしまう可能性が大きいのです。

故意に車台番号を消すことは無いでしょうが、フレームがサビたり腐食して車台番号が見えなくなることなどが無いようにサビを見かけたらその都度落とし、防錆塗装を行いメンテナスをするなどして車台番号を守ってください。

 

まとめ

トラックの車台番号は1台1台のトラックを識別する非常に重要なものです。

トラックは商用であったり建設用であったりして、一般的な自動車よりも長い距離を走り、汚れたり傷がつきやすい過酷な環境で働く自動車です。

この大切な識別番号である車番を守るために、日々のメンテナンス時において少し気配りをしてこまめに清掃してみませんか。

余計な手間となる職権打刻を行なったり、盗難車などという要らぬ疑いをかけられたりすることが無いように、日々のちょっとした気遣いをトラックにかけてやってはいかがでしょうか。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

【参考】トラックの買取相場・実績一覧はこちら

【参考】トラックの全国無料出張査定依頼はこちら

「金額だけ知りたい」という方もお気軽にトラックファイブにご連絡

トラック買取の無料査定はこちら

  • 豊富な実績

    買取12,000台/年

  • 最短即日から!

    高価買取

  • 日本全国無料!

    出張査定


関連記事一覧