大型ダンプカーとは?車種や積載量を解説

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大型ダンプとは

大型ダンプとは?

大型ダンプは、土砂等を運ぶ大型建設工事や、道路・トンネル・ダムなどのインフラ整備のための工事などに使われる最大積載量6.5~11t、車両総重量11t以上のダンプです。

ダンプは英語ではdumpとなり、「重い荷物などをドサリと降ろす」という意味です。

大型ダンプは、油圧による強いダンプアップ機能とパワーあふれる走行機能によって、電力を起こす巨大ダムや東名高速・名神高速などの主要幹線の建設を支え、日本経済の発展に欠かせませんでした。

そして、この先も多くの建築物・構造物の建設に大型ダンプは欠くことのできない建設車両です。この先の日本の繁栄のためにその存在が無いことは考えられません。

 

大型以外のダンプカーについて

大型ダンプは最大積載量が10トン前後です。

一般のトラックと同様に、ダンプカーは最大積載量・車両総重量・寸法によって、大型・中型・小型に分けることが出来ます。

各々、目的・用途によって使い分けます。

大きさ 小型ダンプ(2トンダンプ) 中型ダンプ(4トンダンプ) 大型ダンプ(10トンダンプ)
最大積載量 3トン未満 3トン以上6.5トン未満 6.5トン以上
車両総重量 5トン未満 5t以上11トン未満 11トン以上
全長 4.7m以下 12m以下 12m以下
全幅 1.7m以下 2.5m以下 2.5m以下
全高 2.0m以下 3.8m以下 3.8m以下

 

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大型ダンプの代表的車種

ギガ(いすゞ)

いすゞは、経済性・快適性・安全性・積載性・安全稼働をギガに期待される5つの主要性能として位置付け、「ニューファイブスターGIGA」をスローガンにしています。

2025年度燃費基準適合を念頭に、いすゞは6UZ1エンジンを開発し燃料コストを抑制しています。

いすゞが考えるディーゼルエンジンのコア(core)である重要な独自の思想・技術・性能を備えた次世代高効率ディーゼルエンジンシリーズを、D-CORE(ディーコア)と表わし、いすゞにおけるエンジンのアップデートはこの先も続いていきます。

また、いすゞはUDトラックスを子会社とし、トヨタと資本業務提携を行いこの先の新しい時代に向かっています。

更に、新明和工業や極東開発工業の架装によるダンプの完成車シリーズをそろえています。

 

プロフィア(日野)

プロフィアはトヨタグループの日野自動車が製造・販売している大型トラックです。

1992年のモデルチェンジを期に、スーパードルフィンのネーミングがスーパードルフィン・プロフィアと、サブネームがついて改名されました。

長い車名でしたので、単にプロフィアと呼ばれることが多かったのですが、2003年のフルモデルチェンジの際にプロフィアという車名に変更しています。

また、追突被害軽減ブレーキシステムの搭載は大型トラックとしては世界初です。

追突被害軽減ブレーキシステム以外にも、車両ふらつき警報、横滑り防止装置、運転席側アンダーミラーは早い時期に全車標準装備となりました。

その後、プリクラッシュセーフティという停止車両や歩行者も検知する機能も追加されています。

2017年にグッドデザイン賞を受賞し、2023年には燃料電池トラック「プロフィアZ FCV」の実証運行を開始し、新しい時代に備えています。

また、新明和工業・極東開発工業・小平産業の架装によるダンプの完成車シリーズをそろえています。

 

スーパーグレート(三菱ふそう)

ダイムラー・トラックグループである三菱ふそうトラック・バスのスーパーグレートは、1996年から製造・販売されている大型トラックです。

キャブ形状は、フルキャブ・スーパーフルキャブ・ショートキャブを用意し、業務における走行距離や走行時間の長さに合わせて選択ができます。

そして、ジャパンモビリティショー2023で6年ぶりの新型を初公開しました。

カーボンニュートラルを大きく視野に入れてのパワフルな走りと経済性を両立させた新型6R30エンジン(総排気量12.8リットル)の開発や、空力特性に秀でたスタイリングとスーパーハイルーフを採用してJH25モードによる新燃費基準を達成するなど地球環境に優しい大型トラックとして登場しています。

また、新明和工業・極東開発工業の架装によるダンプの完成車シリーズをそろえています。

 

クオン(UDトラックス)

クオンはUDトラックスの大型トラックで、2004年からビッグサムの後継車として製造・販売されているUDトラックスを代表するトラックです。

クオンは、エンジンの強さ、馬力、そしてクラッチの強さに定評があります。

UDトラックス技術陣がボルボグループ時代に吸収した知識は多く、ドライバーの視点に立って設計された安全性・燃費性能・運転性能には高い評価を受けています。

安全・安心をドライバーに与えるディスクブレーキと流体式リターダー、パワーも兼ね備えた燃費性能、エアサスとフルデフロック[1]機能による運転性能など、すべては大型ダンプとしてのミッションを主体に考え抜かれています。

また、新明和工業・極東開発工業の架装によるダンプの完成車シリーズをそろえています。

 

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大型ダンプの注意点

バックモニター

従来の大型ダンプにはバックモニター(バックカメラ)がありませんでした。

しかしながら、車両後退時における事故防止のための国際基準を導入して「道路運送車両の保安基準等及び保安基準の細目」が改正され、ほとんどの車両にバックモニター(バックカメラ)の設置が義務化されました。

新車が対象で販売済みの車両は義務化の対象外であるものの、継続生産車への取付け義務化は2024年11月からスタートします。

バックモニター(バックカメラ)の取付けには、「道路運送車両の保安基準」にある技術基準を満たさなければなりませんが、防塵防滴の優秀な広角カメラがそろっており、取り付け方法を紹介した動画も数多くあり、動画を見ながらの個人で取り付けも不可能ではありません。

 

積載物による申請

ダンプカーに関係する規制を定めた法律にダンプ規制法があります。

このダンプ規制法に基づいて、土砂等を運搬する際には運輸支局に届け出が必要です。

対象となるダンプカーは、最大積載量5t、または車両総重量8tを超えるものとされています。

さらにはこの「土砂等」は「土・砂利・砂・玉石・砕石・砂利をセメントなどにより安定処理したもの・アスファルト・鉱さい[2]・廃鉱・コンクリート・レンガ・モルタル」と細かく決められているのです。

そして、大型ダンプが公道を走行する時には、荷台に「ダンプ番号」ないし「ダンプナンバー」と呼ばれる番号(ゼッケン)を表示する義務もあります。

 

過積載による罰則

過積載を起こしてしまった際の責任は、まずはドライバーにあります。

仮に事業主や荷主から過積載を強要されるようなことがあれば、はっきり拒否する必要があります。

実際に起こってしまった過積載の責任は事業主のみならず荷主にも問われていきます。

道路交通法、道路運送車両法、貨物自動車運送事業法に基づき過積載は処罰されます。

発注者である荷主に迷惑をかけてしまい、もちろん社会的信用を失ってしまう過積載は非常に重い罪なのです。

その罰則は、過積載が5割未満の場合、5割以上10割未満の場合、10割以上の場合で分けられ段階ごとに罰則は重くなります。

最も重い10割以上の過積載の罰則は、運転手には違反点数6点で免許停止処分となり、反則金はありませんが6か月以下の懲役、または10万円以下の罰金が科せられます。

違反初回であれば、事業者(運送会社)は30日間の車両停止処分、4回目になれば500日間の車両停止処分を科せられます。

 

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まとめ

ダンプカーは、これから高速道路や一般道などの主要幹線の大規模改修工事や、大規模マンションの解体工事などで見かける機会が増えるかも知れません。

日本のインフラ整備に欠かすことが出来ない建設車両の代表格がダンプカーです。

多くの動画でダンプカーの特性を見ることもできます。

今回を機会に縁の下の力持ちであるダンプカーを再認識してみませんか。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

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[1] 「デフロック」:デフをロック、いわゆる不使用にすることで、スタックでタイヤが空転した時の駆動力不足を解消する機能のこと。(参考:https://ontheroad.toyotires.jp/tidbits/12012/

[2] 鉱さい(スラグ):鉄やニッケル、クロムなどの鉱物を精錬する際などに生じる目的成分以外の融資物質のこと。

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