日鉄興和不動産 尼崎市で家具メーカー向け専用物流施設を開発
日鉄興和不動産は12月4日、兵庫県尼崎市に物流施設を開発する、と発表した。近畿エリアでは3棟目となる新施設は、複数企業が入居できるマルチテナント型の仕様で建設するものの、すでに全棟貸しが決まっている家具什器メーカー向けにカスタマイズする。2021年9月に竣工を予定している。
新拠点「LOGIFRONT尼崎Ⅳ」は敷地面積2万5803平方メートル、延べ床面積2万9441平方メートルの2階建て。大阪市中心街から10キロメートル圏内に位置し、阪神高速道路湾岸線「東海岸インターチェンジ」に1キロメートル、「中島インターチェンジ」に4キロメートル、阪神高速道路神戸線「尼崎東インターチェンジ」および「尼崎西インターチェンジ」に5キロメートルでアクセスできる。
1階部分の両側にトラックバースを配置するとともに、柱をなくすことでウィング車を横付け接車できる構造にする。また、BCP対策として、津波や高潮を想定した受変電設備を崇上設置する。
さらに環境対応として全館にLED照明を採用するほか、年間発電量2MWhクラスの屋上太陽光発電システムを導入し、電力の自家消費と余剰売電をすることも計画している。
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