トラックの積み荷固定にラッシングレールを活用しよう!
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ラッシングレールとは
ラッシングレールとは
ラッシングレールとはバンボディやウイングボディの荷台で積荷を固定するために設置されているレールです。
ラッシングは英語のLashingであり、結ぶや縛るといった意味を持った言葉です。
ラッシングレールはラッシングベルトを固定するため、トラック荷室内の壁や床に設置されています。
壁や床に設置されたラッシングレールの取付け穴に、ラッシングベルトの先端にあるフック金具を引っかけます。
積荷を荷台内のどの場所で固定するか、固定する積荷はどのような形なのかでフックの取付け場所は変わってきます。
そしてラッシングベルトで積荷を固縛するためにラッシングベルトと一体になったラチェットを使用してラッシングベルトを絞って積荷を固縛します。
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ラッシングレールの種類
通常タイプ
ラッシングレールにはいくつかのタイプがあります。
一般的なタイプがトラック荷台内壁に床面と並行して設置されており、ラッシングベルトを取り付けることができる長方形の金具取付用穴が縦型で並んでいるタイプのものです。
このタイプのラッシングレールを「通常タイプ」と呼びます。
長方形の金具取付用穴が縦型で並んでいるということは、ベルトは荷台の前面壁に並行して張られることになります。
少量の荷であれば荷台の前面壁(キャビン側)に押さえつけて固定することができます。
クロス型タイプ
もう1種類一般的なラッシングレールのタイプにクロス型タイプがあります。
通常タイプのラッシングレールの縦型長方形の金具取付用穴に対して、クロス型(十字型)と縦型長方形型とが交互に並んでいるタイプです。
クロス型(十字型)取付け穴には、ラッシングベルトを必要に応じて縦にも横にも取り付けることができます。
このクロス型タイプのラッシングレールは取付け穴の形状からプラスレールとも呼ばれます。
ラッシングレールの素材
鉄
ラッシングレールの素材はいくつかあり、それぞれが長所を持ち短所を持っています。
まずは素材として一番丈夫な鉄の場合を紹介します。
ラッシングレールは、ラッシングベルト取付け用穴に大きな荷重がかかり、それに耐えうる強度が必要です。
そのためには鉄が素材として適しています。そして、加工のしやすさも長所です。
しかしながら、鉄のラッシングレールは重量があるために、トラックに要求される最大積載量を減らしてしまうことになってしまいます。
加えて鉄はサビやすい短所があります。絶えずラッシングベルトの取付け金具と擦れ合うために、サビ防止にペインティングしてもすぐに擦れてしまい塗装が剥がれてしまいます。
アルミ
ラッシングレールの素材としてアルミは軽量で最大積載量に大きな影響を与えません。
そしてサビにくい長所も持ちます。
しかしながら、アルミのラッシングレールは鉄よりも変形しやすく傷つきやすいという短所があります。
アルミのラッシングレールにはダブルワンピースのラッシングベルトを使用します。
ダブルの先端金具は、シングルのワンピース金具と較べると取付け金具にかかる荷重負担は1/2になります。
アルミ製のラッシングレールの特性を最大に活かすためには、ダブルワンピースの端末金具を持ったラッシングベルトを使用しましょう。
ステンレス
ステンレスは鉄素材にクロムを含ませて作り上げられた合金です。
その目的は腐食に対する耐性です。
イギリスの刃物技師によって「ステイン(stains):汚れ+レス(less):無い」でステンレス(stains less)と命名されました。
サビにくく、変色しにくいためにステンレス(stains less)は、ラッシングレールやラッシングベルトばかりでなく私たちの生活においてさまざまな場面で使われています。
高い強度を持ち、鉄と重量はほとんど変わりません。
そしてサビにくいという大きな長所を持ったステンレス製のラッシングレールですが、鉄製のラッシングレールの価格よりずっと高く、2倍ほどの値段である場合もあります。
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ラッシングレールを取り付ける方法
取付位置の選定
ラッシングレールを取付ける位置は積荷をどう固定するかで変わります。
一般的にはバンボディやウイングボディの荷室の左右内壁に床面に並行した高さで取付けます。
左右から均等な力で積荷を固定できるようにラッシングレールの位置は左右とも同じ高さになります。
取付位置は左右内壁ばかりでなく、積荷の形状や積み方によって床面に取付けたり、門口に取付ける場合もあります。
ラッシングレールのカット
ラッシングレールの取付位置が決まれば、トラック荷台のサイズに合わせてカットをしなければなりません。
金属のラッシングレールの切断にはグラインダーなどの切断専用の工具が必要になります。
鉄製ラッシングレールの切断時には切断小口に必ず防サビ剤を塗ってサビの発生が起きないように備えてください。
固定
積荷の荷重がかかり、走行中のトラックの振動が直接伝わっていくラッシングレールです。
一般的な左右内壁への取付けの場合はリベット打ちで強く固定します。
床面にラッシングレールを取付ける場合には、床にリベット打ちができるプレートが無いので、ボルトもしくは溶接によってしっかり固定を行います。
業者に依頼
積荷の固定を行う非常に重要なラッシングレールの取付けは専門業者に任せることを推奨します。
長時間のトラック輸送中、積荷の荷重はずっとかかり続けます。
取付け位置の微妙なずれは積荷にもラッシングレールにも不具合を起こしてしまいます。
そのくらいラッシングレールの取付けは容易ではありません。
特殊な工具も必要になり、安全で安心なトラック輸送を行うために専門業者に依頼することをお勧めします。
まとめ
安心・安全に積荷の輸送を行うためにラッシングレールの存在があります。
バンボディやウイングボディの荷室内に当たり前にあるラッシングレールですが、その存在の意義や重要性をよく理解してください。
後付けも可能なラッシングレールです。
ラッシングベルトを使えるようになれば積荷の固定作業は効率的になり、ドライバーの作業量やストレスは減ります。
ラッシングレールやラッシングベルトを正しく使い事故を起こさず、輸送業務に当たってください。
トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。
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