グレーダーとはどんな車?免許・作業・操作のコツなどを解説

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グレーダーとは

グレーダーとは?

もともとグレーダーは、トラクターにけん引されて整地を目的とする作業に使われる器具の名称でした。

それを自走できるよう動力を搭載した建設機械をモーターグレーダーと呼びます。

ここでのグレーダーは、このモーターグレーダーを指します。

このグレーダーの特徴は、ブレード(blade:刀の刃)という名称の大きな刃型の整地用器具を引きずることによって地ならし・整地を行うことです。

このブレードは操舵用の前輪1軸2輪と動力搭載部である後部車体の2軸4輪の間に装着されています。

 

グレーダーの構造

グレーダーの構造は、まずは整地用器具であるブレードをブームに吊下げるように取り付けてあることを特徴とします。

この前部車輪1軸とブレーダーを押し出すように、エンジン部や操作キャビンなど主要な機能は4輪2軸の車体として後部に置かれています。

グレーダーの操舵は前部車輪の1軸によって行われます。

そしてこの前部車輪には、カウンターウェイト(重り)がありブレーダーは接地面(地面)に力を加えることができます。

車輪の上下運動がブレードに直接伝わりにくく、ブルドーザーに比べるとより滑らかな整地作業が可能になります。

6輪3軸のグレーダーは大型の建設機械となり、小規模作業には不向きですが、建設作業においては大規模土木現場での活躍が中心となります。

道路整地ではロードローラーとセットで作業が行われ、除雪作業においてはロータリー除雪車、雪の搬出車両であるダンプ車とセットで使われます。

 

グレーダーの用途

グレーダーの用途は幅広く、建設現場での整地作業、道路工事における路床・路盤の整地作業がメインです。

そして、冬期の積雪地帯では除雪作業車として活躍します。

ブレードは作業用アタッチメントとして取り換えが可能です。

除雪板、排雪板とも呼ばれるスノープラウやリッパー(巨大な熊手状の爪)に取り換えることで除雪作業車両として大きな役割を果たします。

ブレード等の作業用アタッチメントはグレーダーの前輪背後の中央部分ばかりでなく、前部や後部への装着も可能です。

作業内容に合わせてスノープラウは前部に装着して積雪を押し分け、リッパーやスカリファイヤー(破砕機)は中央部もしくは後部に装着します。

 

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グレーダーの運転に必要な免許・資格

大型特殊免許

グレーダーを公道で運転するには大型特殊免許が必要です。

グレーダーは道路交通法に置いて大型特殊自動車として扱われています。

大型特殊自動車を公道で走らせる際に必要になる大型特殊免許は、各大型特殊車両(重機・建機)を操作し、作業するために必要な免許・資格と併有することによって本当の意味での資格を活かすことができます。

ここではグレーダーに限りますが、土木大型工事現場内の作業であればそれほど必要性を感じない大型特殊免許と思われがちですが、除雪作業現場は公道がほとんどです。

作業現場までの移動を含めて大型特殊免許は必須になります。

取得には試験がありますが、「普通MT免許を取得していること」の取得条件を満たせば学科試験は免除され、実技試験だけとなり、決してハードルが高い試験ではありません。

 

車両系建設機械運転者(整地・運搬・積込み用及び掘削用機械)

グレーダーの運転操作には労働安全衛生法にもとづいて車両系建設機械運転者(整地・運搬・積込み用及び掘削用機械)の特別教育または運転技能講習の受講が必要です。

この特別教育や講習は都道府県にある労働局長登録教習機関で実施されます。

車両重量3t未満のグレーダーの運転操作のためには特別教育の受講が必要になります。

「車両系建設機械(整地・運搬・積み込用及び掘削用)の走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識」という学科講習と実技実習があります。

それを合計12時間(2日間)以上の講習を受けることで、車両重量3t未満のグレーダーを運転・操作する資格の取得となります。

車両重量3t以上のグレーダーの運転・操作には運転技能講習の受講が必要になります。

「走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識」という講習があり、最大で38時間(6日間)の講習を受けて修了試験に合格することによって資格を取得できます。

 

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除雪グレーダーで可能な作業

凍結防止剤散布作業

降雪地帯での道路の除雪作業は、交通安全の確保と私たちの生活を支える物流を停滞させないために必要な作業です。

除雪作業は除雪グレーダーを含めて数台の専用車両で行われます。

まずは凍結防止剤散布作業があります。

凍結防止剤散布車は三角形のホッパーを架装させてその中に凍結防止剤を投入しておきます。

車体前面のプラウによって雪を路肩に除去しながら車体後部の散布口から凍結防止剤を均等に散布しながら走行します。

 

除雪作業

前面にスノープラウを取り付けた除雪グレーダーは、比較的早いスピードで効率よく除雪作業を行っていきます。

アスファルト路面に固まった雪は除雪してもアイスバーンとして残ってしまいます。

除雪グレーダーはブレードを交換することによって、この凍結路面を粗く刻みスリップ事故を防ぐ作業も可能です。

 

排雪作業

グレーダーの役割は除雪作業です。

除雪グレーダーとロータリー除雪車によって路肩などに溜まった雪の排雪作業はまた違う特殊車両の役割となります。

ロータリー除雪車により直接ダンプ車に積載、またはホイールローダーがダンプに雪を積み込んで本線からの排雪作業を行います。

ダンプ車は排雪投棄場所を往復して排雪作業を進めます。

除雪グレーダーは排雪作業の必要車両として他の特殊車両とともに作業を進めます。排雪作業は複数台の専用車両がなければ行うことができない作業です。

 

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グレーダー操作のコツ

レバーの基本操作

一般的なグレーダーには操作するために9本のレバーがあります。

この9本のレバーを使ってブレードを上下左右に動かして路面との最適な接地を行い、理想の仕上げを行なうことができます。

しかしながら、作業環境はいつも同じではありません。

天候や土質、雪質などは日々異なり、作業環境も違います。

その中で9本のレバーでブレードを思うように動かすことは至難の業と言ってもいいかも知れません。

慣れることが一番です。

また、近年ではジョイスティク操作が可能なグレーダーも登場しています。

左右2本のジョイスティック操作はオペレーターの負担とストレスを軽減してくれることでしょう。

 

まとめ

整地作業、除雪作業に活躍するグレーダーは、この先には自動運転化されて、無人での作業を行っていく可能性が高い建設機械でしょう。

自動・無人で設計図の通りに整地作業を行い、道路に沿っての正確な除雪作業を行う。

日本が避けて通れない今後の少子高齢化がもたらす働き手不足解決のために必要です。

私たちはさらにその上の安全や安心を考える、そんな立場に変わっていかなければならない日がすぐそこまでやって来ているのでしょう。

 

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