三菱のトラックは何が優れている?特徴や代表車種を解説
目次
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三菱ふそうの小型トラック
代表車種の「キャンター」とは
三菱ふそうトラック・バス株式会社が製造・販売しているキャブオーバー型小型トラックです。
1963年に製造開始され、60年に渡ってドライバー達から愛されているトラックです。
三菱ふそう初の小型トラックとして販売されました。
視界が広く、運転操作が容易なキャブオーバー型であることが特長です。
小型トラックでありながら力強い走り、中型トラックにも劣らない積載量の多さも特長として上げられます。
また、燃費&環境性能と信頼性を磨いたエンジン「4P10+」は、3ℓ DOHC 16バルブインタークーラーターボ型ディーゼルエンジンで、最高出力は110psです。
全車が平成27年度重量車燃費基準をクリアし、1.5t積車が燃費基準+15%を達成しています。
そして、多くの車種において燃費基準+10%を達成しています。
安全性においては「人と社会を事故から守る、先進の安全性能をフル装備」を目指し、ドライバーのみならずすべての人々が安心できるトラックであることを目標にしています。
更に、左折巻き込み事故のリスクを低減させるアクティブ・サイドガード・アシストの標準装備、車両や歩行者を検知して衝突回避や被害の軽減を支援するブレーキ・アシスト5、運転時の注意力低下を警告するアクティブ・アテンション・アシストなどの装備も行われています。
2種類のキャンター
キャンタ―には、キャビンタイプがシングルキャブとダブルキャブの2種類あります。そして、キャブ幅も標準キャブとワイドキャブの2種類があります。
【標準キャブ】
全幅:1,695mm~1,930mm
全低床(2t、3t)
荷台寸法:長さ3,120mm~3,200mm×幅1,615mm×1,790mm×高さ380mm
【ワイドキャブ】
全幅:2,040mm~2,220mm
全低床(2t、3t、3.5t、4.45t、4.9t)
荷台寸法:長さ3,500mm×幅1,980mm×2,080mm×高さ380mm
【標準ダブルキャブ】
全幅:1,695mm~1,930mm
全低床(2t)
荷台寸法:長さ2,120mm×幅1,615mm×高さ380mm
【ワイドダブルキャブ】
全幅:2,040mm~2,220mm
全低床(2t、3t)
荷台寸法:長さ3,350mm×幅1,900mm×高さ380mm
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三菱ふそうの中型トラック
代表車種の「ファイター」とは
1984年に登場した三菱ふそうの中型トラックであるファイターは40年という長い歴史の間、進化を続けてきました。
4気筒4V20エンジンと6気筒6M60エンジンからエンジンを選択できます。
軽量4気筒4V20エンジンは高積載の実現と低燃費を可能にし、6気筒6M60エンジンは余裕あふれるハイパワーを持ちあわせています。
2024年現在、中型トラックの中で直列6気筒エンジンの搭載はこのファイターだけです。
三菱ふそうのアクティブ・ブレーキ・アシスト5やアクティブ・サイドガード・アシスト などで固めた安全性、BlueTec®テクノロジーなどが約束する経済性、ドライバー目線で設計されたキャビンが生む運転の快適性も特徴の一つです。、ファイターはこれからもドライバー達に愛され続けるでしょう。
ファイター初期モデルの特徴
初代モデルは、1984年にファイターの前身モデルであるFKシリーズをフルモデルチェンジする際にファイターとして命名されました。
FKシリーズは、1976年から1984年まで三菱ふそうトラック・バスの前身である三菱自動車工業が製造していた中型トラックです。
1979年にマイナーチェンジされ、エンジンは直列6気筒直接噴射式の6D14、6D15と予熱焼室式の6DS7を搭載しました。
同時に昭和54年排出ガス規制に適合させ、それ以降40年以上環境と安全を念頭においたファイターが製造され続けています。
ファイター2代目モデルの特徴
初代ファイター登場以降、1992年に初めてのフルモデルチェンジを行いました。
その際にキャビンデザインが一新されました。
角が取れて少し丸くなり、ヘッドライトをプロジェクタータイプの異形4灯に変更しています。
1998年キャビンをベッドレス化したショートキャブ仕様車、ファイターNXが登場しています。
ベッドをキャビンから無くし、キャビン長さを縮めることで、荷台長を伸ばし積載量を増やしました。
ただし、ベッドが無くなったことで長距離には不向きになり、近距離・中距離で小回りが利く中型車の能力を伸ばしました。
その後も時代の要請に応えつつ環境及び安全性を高め進化して先端を走るファイターです。
三菱ふそうの大型トラック
代表車種の「スーパーグレート」とは
スーパーグレートは1996年より四半世紀以上に渡って三菱ふそうが製造・販売している大型トラックです。
三菱ふそうがフラッグシップと称するスーパーグレートは日本が目標とするカーボンニュートラル達成に寄与できるように進化しました。
低燃費である新開発の12.8Lエンジンや、空力特性を取り入れた設計によるスーパーハイルーフなどが高度な環境性能と経済性を実現しました。
更に安全性が高まりドライバーからの厚い信頼を得ています。
人気の理由
スーパーグレートは、1996年にザ・グレートの後継車として登場した三菱ふそうトラック・バスが製造・販売を行っている大型トラックです。
ドライバー達の間で非常に人気が高いスーパーグレートですが、その人気の高さには3つの理由があります。
- パワフルな走りと経済性を両立した新型エンジンを搭載
6R系エンジンの6R10(12,808cc)・6R20(10,676cc)に、ボールベアリングターボチャージャー搭載の6R30エンジン(総排気量12.8L)が加わり、強いトルクで運転のストレスや疲労感を軽減させます。
- 三菱ふそうの高度運転安全支援機能
アクティブドライブアシストやアクティブ・サイドガード・アシストなどが安心感をもたらします。
- キャビン内の快適な居住空間
スーパーハイルーフ仕様のキャビン内の収納は大容量で重量物でも安心して収納できるのです。
そして、スーパーハイルーフはスーパーグレートのボディと一体化して大幅な空力改造を可能にしてくれます。走行時の空気抵抗を減らし快適な走行を実現し、燃費向上にも大きく寄与しています。
スーパーグレート初代モデルの特徴
ザ・グレートの後継車として登場したのが初代スーパーグレートです。
1996年~2017年に渡って製造・販売されました。
4軸低床車のFSは第1軸のタイヤを第2軸以降と同径にしました。
それによって、日本の大型トラックで初めて全輪同径の4軸低床車を実現し、軽量化に成功しました。
このことは最大積載量を増やすことのみならず、第1軸の位置が通常の前輪1軸車と同じ位置に変更したことからコーナリング性能が向上し、最小回転半径を縮小することにつながりました。
途中、三菱ふそうはダイムラーの傘下に入り、ダイムラーグループとの各種共同開発もあり、2014年にはFP-R全車、12段INOMAT-II搭載の単車、FV-R(基準内仕様)をマイナーチェンジと同時に「スーパーグレートV」と車名変更を行いました。
スーパーグレート2代目モデルの特徴
2017年に2代目スーパーグレートの登場となりました。
2代目モデルチェンジでは、平成28年排出ガス規制に対応した7.7Lの「6S10型」直列6気筒連続可変バルブタイミング機構付き2ステージターボDOHC24バルブ、および10.7Lの「6R20型」直列6気筒DOHC24バルブを搭載し、12段機械式自動変速機「ShiftPilot」が採用されました。
安全面でも大きく前進し、「アクティブ・アテンション・アシスタント」や国内初の「アクティブ・サイドガード・アシスト」などの装備はドライバーにさらなる安心感を与えてくれました。
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まとめ
創業以来90年以上にわたって、トラック・バスの開発・販売をしてきた三菱ふそうトラック・バス株式会社は、世界最大級の商用車グループである独ダイムラーの一員になりました。
多様化する社会のニーズに応え新しい発想で事業を行っていくためにはグローバルな視点を持つことが欠かせません。
ドライバー達から愛され続けてきた三菱ふそうのトラックは、この先日野自動車との経営統合が行われて上手く住み分けをしながら、さらに愛され続けることでしょう。
5年後、10年後の三菱ふそうのトラック達がどうなっているのか気になりますね。
トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。
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