建機で有名なタダノはどんな企業?特徴や人気の車種を解説

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タダノとは

タダノとは?

株式会社タダノは、建設用クレーン・車両積載型クレーン・高所作業車などを、製造・販売する世界最大手級の建設用メーカーです。

さまざまなクレーン車の開発を行っており、1200tのオールテレーンクレーンは世界最大級のクレーン車です。

従業員数1,600人、連結では4,700人規模の大きい会社です。

また、さまざまなメセナ活動にも力を入れています。

自社のクレーンを使ってチリのモアイ像修復プロジェクトに参加したり、高松塚古墳の石室解体作業にも技術協力を行い、カンボジアのアンコール遺跡群の修復には自社製品を寄贈しています。

 

タダノの歴史

1919年:株式会社タダノの創業者である多田野益雄が、当時日本に導入されたばかりの溶接事業で創業すべく、香川県高松市から北海道旭川へ移住

その後、初めての製作機械となる「樽材製作用円筒のこ盤」を完成させ、第二次世界大戦の空襲で家財や工場を失いながらも、「製瓦機」を製造し始める。

1948年:株式会社多田野鉄工所を高松市藤塚町に設立し、同年「搾油機」を製造

1950年:鉄道保線機械を発明し、日本国有鉄道へ納入

1952年:国鉄に簡易枕木移動機を納入

1954年:油圧式産業機械の開発に着手して、ダンプトラック第1号車を完成1957年:港湾荷役機械展示会に全油圧式トラッククレーンOC-5型を出品

1959年:本社工場を現在地の香川県高松市新田町に新設移転

1960年:油圧式トラッククレーンOC-5A型 4台をインドネシアへ初めての輸出

1962年:大阪証券取引所市場第2部に上場

1964年:一般車両への架装のトラッククレーン TS-80 を世にリリースす

1966年:専用キャリアへの架装のトラッククレーン TL-125 の発売開始。

1970年:国内初のラフテレーンクレーンTR-150 の発売開始

1972年:東京・大阪両証券取引所各市場第1部に上場

1980年:カーゴクレーンZシリーズが登場

1983年:タダノで初の高所(活線)作業車AT-136TE、AT-140TE をリリース

1989年:株式会社タダノに社名変更

1991年:イースター島モアイ像の修復プロジェクトをスタート

1992年:オールテレーンクレーンAR-1000M の発売開始

1998年:国内最大550t吊りオールテレーンクレーンAR-5500M の発売開始

 

タダノの拠点は、1973年に初の海外子会社としてTadano International (Europe) B.V.をオランダに設立して以降、北京、ドイツ、北米、シンガポール、UAE、オーストラリア、ブラジル、インド、イギリス、フランス、タイ、オランダ、ベルギー、チリ、ロシアと、世界各国への進出を果たしています。

 

タダノの経営理念

タダノは、事業の全体像を表す事業ピラミッドの頂点に「事業目的」として「経営理念(創造・奉仕・協力)の実現」を位置づけ、「到達点のない永遠に目指すべきゴール」として、より高次元の目標を目指しています。

 

積み重ねていく日々の仕事は、事業計画・行動計画となり、中期・短期の計画は中期経営計画や年度経営計画に反映されます。

長期的に求める目標・方針は、重要方針となり事業領域長期目標となります。

抗重力・空間作業機械で世界一、海外売り上げ比80%の安定的高収益企業を目指しています。

また、ビジョンとして「世界に、そして未来に誇れる企業を目指して」掲げ事業目的の実現に向かいます。

タダノが世に送り出す建設機械のような重量感のある、そしてフレキシブルな経営理念がそこにはあります。

 

【参考】クレーン車の買取相場・実績はこちら

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タダノの人気車種

ラフテレーンクレーン

タダノではラフタークレーンをラフテレーンクレーンと呼んでいます。

ラフテレーンは英語でrough terrain、「不整地対応」という意味になります。

ラフテレーンクレーンは全駆動全操舵で都市部の狭隘敷地内の建設現場で活躍します。

ホイールで移動ができる機動性が高い移動式クレーンです。

ラフタークレーンとも呼ばれるラフテレーンクレーンですが、ラフタークレーンは建機メーカーである加藤製作所の商標名です。

ラフテレーンクレーンは、一つの運転室で走行の運転とクレーン操作が行えることが特徴です。

移動における大きな特徴は車輪の操向を状況に応じて自由に変えることができることです。

2輪操向(前軸又は後軸)、4輪操向、かに操向を自由に選択できることが可能です。

 

オールテレーンクレーン

オールテレーンは英語でAll Terrain、「全地対応」という意味になります。

オールテレーンクレーンは、不整地走行から高速道路走行まで、走行に関して高い能力を持ち、大型クレーンでありながら狭い現場に進入することも可能です。

ラフテレーンクレーンとその姿はよく似ていますが、オールテレーンクレーンはキャビン(運転室)とクレーン操作室が分かれており、ラフテレーンクレーンよりも大型の車両が多く、その大きさが理由でクレーン部を解体し別途移動させることもあります。

複数の車軸と車輪は全駆動全操舵となっていて一般公道では80㎞まで認められており、不整地の走行も可能な大型車両中心のトラッククレーンです。

 

カーゴクレーン

タダノでは車両積載形トラッククレーンを「カーゴクレーン」と名称しています。

車両積載形トラッククレーンはその名称の通りトラックのキャビンと荷台の間や荷台にク

レーンを積載したトラッククレーンのことです。

一人でクレーンを使った荷の積み降ろし作業ができ、運送業や建設業でよく使用されています。

一般的には「ユニック車」という名称で知られていますが、この「ユニック車」は古河ユニックのネーミングです。

走行用のディーゼルエンジンからPTOを利用して動力を取り出し、クレーン装置の作動を行うもので、吊り上げ荷重が3トン未満の機種が多いです。

そして、積載型トラッククレーンにはキャブバック型、ハイアウトリガー型、荷台内架装型の3種類があります。

 

ハイパーデッキ

ハイパーデッキはタダノがこれまで積み上げてきたクレーンの技術を応用した高所作業車です。

昇降装置の先端に作業床が設置されており、高所における工事・点検・補修等の作業に使用される建設機械です。

一体となる走行装置は、トラック式・ホイール式・クローラー式の3種に分類されます。

トラック式は優れた機動性により、電気・通信工事、建設工事、道路やトンネルの点検や補修等に活躍しています。

ホイール、クローラー式は作業員をデッキに乗せたまま走行可能です。

高所作業車をタダノはハイパーデッキと総称しており、代表車両であるAT-400CGは最大地上高40.0m、最大作業半径19.0mあります。

AT-530 CGは最大地上高52.8m、最大作業半径は26.8mの高所、広範囲に作業半径は広がります。

 

参考資料:https://www.tadano.co.jp/products/hyperdeck/at-400cg/index.html

 

まとめ

ユーザーの様々な「夢」の実現に向けてタダノは社内一丸となり、「創造・奉仕・協力」の経営理念のもと日々邁進しています。

人の力では決してできない揚重を行い、多くの建築物や構造物を世界に建造する手伝いをしてきました。

そしてその力は、イースター島モアイ像の修復プロジェクト、カンボジアのアンコールワット遺跡群修復、高松塚古墳石室解体作業など国内外におよび、経営理念である「創造・奉仕・協力」を体現しています。

止まることの無いタダノは探求心と邁進のスピリットを持ち続け、この先どのように成長続けていくのか気になる企業です。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

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