福岡運輸HD 大阪府茨木市に最大規模の冷凍冷蔵倉庫を開発

福岡運輸ホールディングスは12月1日、大阪府茨木市で「福岡運輸大阪茨木物流センター」(仮称)の建設を開始した、と発表した。投資額は70億円超となる見込みで、冷凍倉庫としてはグループ最大規模となる。2022年4月の稼働を目指す。

新施設は敷地面積2万4340平方メートル、延べ床面積1万4280平方メートルの3階建てで、マイナス25度からプラス5度までの温度に対応する。新名神高速道路の「茨木千堤寺インターチェンジ」より2キロメートルに位置するなど交通アクセスのいい立地となっている。

関西圏では兵庫県の鳴尾浜、尼崎、西宮と、大阪府の南港に続く5カ所目の冷凍冷蔵倉庫で、大阪府内では初の自社倉庫となる。これまで関西地区での拠点整備は湾岸エリアが中心だったが、今回は初めて内陸部に開設する。

同社では冷凍・冷蔵輸送のネットワーク整備を進めるため、2020年度中に130億円程度の投資を予定している、「茨木物流センター」は福岡県北九州市、鹿児島県志布志市に続き3カ所目の投資となる。

2022年4月に完成予定の「福岡運輸大阪茨木物流センター」(仮称)

出典)福岡運輸ホームページ

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