セーフティーローダーを解説!人気メーカーや中古購入の注意点を紹介

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セーフティーローダー

セーフティーローダーとは

セーフティーローダーは英語表記にすると「Safety Loader」となります。

安全に荷物を積み込む機械です。

公道を自走する事ができない建設車両や納車前の新車、走行不能な事故車などの車両を、目的地まで輸送するトラックです。

外見はあおりが無い平ボディのように見えますが、荷台を後方へスライドさせて傾かせて、自走もしくは備えつけられたウインチ[1]によって車両を積み込むことができる車両積載車です。

 

ウインチ

車載する車両に負担をかけないで安全に積載を行なえるようにセーフティーローダーにはいくつかの装備が搭載されています。

自走できない車両を積載する時に活躍するウインチはその一つです。

ウインチは電動式モーターや油圧を利用して、滑車やドラムなどでワイヤーを巻き取り重量物のけん引を行います。

セーフティーローダーに装備されるウインチは、キャブの真裏に装備されていて、自走できない車両を引き上げ、荷台に乗せ上げます。

 

歩み板

セーフティーローダーの改良が続き、その性能は向上しています。しかし地上面と荷台上の高さ幅をゼロにはできません。

その段差を解消するのがあゆみ板です。

簡易で費用も高くないあゆみ板が「手掛けタイプ」で、使用しない時には、荷台に積んでおきます。

また、「油圧タイプ」のあゆみ板は、重量のある手掛けタイプの「取付け・取外しの重さ」という不便さを取り除きました。

使用しない時には、荷台後部にアオリのように立てておきます。

 

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セルフローダーとの違い

セルフローダーとは

セルフローダーもセーフティーローダーと同様の車両積載車ですが、車両の積載方法が違います。

セルフローダーは荷台がスライドせず、フラットな荷台はキャビン後部のアウトリガー[2]が伸び車体全体を後部方向に傾けます。

そして後部にあゆみ板を設置して車両を自走で乗り込ませるか、ウインチでけん引して車載します。

このアウトリガーは通常の長さの2倍ほどあり、ハイジャッキと呼ばれます。

車両を積み込む時のハイジャッキを伸ばす姿は人間が腕立て伏せをするようなスタイルです。

 

車載専用車

車載専用車はキャリアカーとも呼ばれる建設車両や自動車を積載するトラックです。

車検証上で車載専用車両となっています。

セルフローダーとセーフティーローダーはともに車載専用車です。

クローラーなどで公道を自走出来ない建設車両ばかりではなく、新車の乗用車やレーシングカーなどの輸送にも使用されるのが車載専用車です。

 

中古でも人気のメーカー

いすゞ「エルフ」

1916年創業、日本で最古の自動車メーカーいすゞ自動車は1959年に「エルフ」を世に送り出しました。

燃費・走行性能・安全性能を追求した「エルフ」は標準ボディだけではなく、セミロング・ロング・超ロングまでの小型トラックを揃えてお客様のニーズに対応しています。

そして、エルフは2023年「グッドデザイン賞」を受賞しました。

近年増加しているBtoCに対応する小型トラックで、新型ウォークスルーバン[3]である「エルフEVアーバントランスポーター」の発売も予定されています。

中古トラックでもますます人気が高まる小型トラックです。

 

日野「デュトロ」

日野の「デュトロ」は「トントントン、ヒノノニトン」のCMでも知られている2tクラス、3tクラスの小型・中型トラックです。

「もしものときも、安全・安心です」と一歩先を見据えた先進の検知システムを搭載して、歩行者や車両との衝突回避や誤発進の抑制などを行い市街地でのいつもの安全・安心に大きく貢献する特徴を備えています。

トヨタとダイムラーが同じ割合で出資する持ち株会社を新設し、日野と三菱ふそうがその完全子会社になりました。両社は2024年末までに経営統合を予定しており、今後ますます安定した経営が期待できます。

中古トラックでもデュトロは人気を誇っています。

 

三菱ふそう「キャンター」

低燃費で定評がある小型トラックのキャンターは安全ばかりでなく経済性と環境にも力を入れて、三菱ふそうは新しい安心の走りをキャンターから始めようとしています。

ダイムラーグループの「情熱」「尊重」「誠実」「規律」という企業理念のなか、三菱の技術を受け継ぎ優秀なトラックの開発・生産を怠ることなく生まれたキャンターは中古トラックのなかでも人気です。

 

トヨタ「ダイナ」

ダイナはトヨタが販売する小型・中型トラックです。

新普通免許で運転できる最大積載量2t未満の1tクラスの4ナンバーガソリン車から、旧普通免許である中型8t限定免許で運転できる4tクラスまで揃えられています。

トヨタの小型トラックに特化したトラック事業のなかで生まれたのがダイナです。

1956年以来トヨタが開発・製造を続けるロングラン車両で、中古車市場でも非常に人気が高いトラックです。

 

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中古トラックを購入する際の注意点

車両の年式

車両の年式を確認することは非常に大切です。

一般的には年式が新しければ車両の状態は良いでしょうが、価格は高くなってしまいます。

しかしながら、年式が新しければトラックの状態が必ず良いとは限りません。

トラックのそれまでの用途や使用していた環境で状態は変わるからです。

年式は目安として、使用歴・走行距離数・点検整備記録簿や修復歴をしっかり確認することが必要です。

 

走行距離

走行距離の確認も車両の年式確認と同様に重要です。

しかしながらこのことも年式と同様に、走行距離の短さが車両の健康状態の良さにつながるとは言い切れません。

対象のトラックの使用歴や点検整備記録簿、修復歴の確認も怠らずに行って総合的に判断を行う必要があります。

トラックは、シャーシもエンジンも乗用車に比べると非常に強いので走行距離が少しくらい多くても心配はいりません。

それでも走行距離は短いことに越したことはありません。

 

最大積載量

中古のセーフティーローダーを購入される際には、積載する車両の大きさ・重量をよく把握してください。

セーフティーローダーには車両を積載する丈夫な架台ばかりではなく、ウインチやあゆみ板などの搭載装置分があり、最大積載量は少なくなってしまうことを考えましょう。中古車販売店で最大積載量を確認することをおすすめします。

 

装備の動作確認

装備の動作確認も非常に大切なことです。

車両の試運転を行うのと同様に、装備一式の動作確認を行ってください。

特にセーフティーローダーでは重量ある車両を載せて架台ごとけん引するため、ウインチの動作確認とスムーズに架台が動くかの確認は非常に重要です。

あゆみ板が自動の場合は動作確認を同様に行ってください。

 

メーカーやデザイン

メーカー各社からさまざまなデザインのセーフティーローダーの完成車が販売されていますので、事前に調べておいてから中古車を探してみてはいかがでしょう。

気にいったトラックを大切にして長く乗ることで多少購入価格が高くなっても結果的にはお得になるでしょう。

 

まとめ

車両が車両を運ぶセーフティーローダーの使用目的には新車の輸送もありますが、公道を自走できない建設車両の輸送が多いです。

建設業界にはなくてはならないトラックと言えるでしょう。

輸送先が建設現場ということで、どうしても車両が汚れてしまい、軽微なキズがつきやすいです。

考え方によりますがセーフティーローダーは中古車両でいいのかも知れません。

初期投資を少なくして稼ぎをあげてもらう、そんな親孝行のトラックなのかも知れません。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆さまにさまざまな情報をお届けします。

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[1] 重量物を昇降もしくはけん引する工具のこと。

[2] トラッククレーンや高所作業者、コンクリートポンプ車などで、車体から腕のように張り出して設置させる。それにより、吊り荷による転倒を防止する装置。

[3] 車のボディタイプの一つで、箱形の荷物室を備えたバン。運転席・トランクとの間に仕切りがない。そのため移動しやすいのが一つの特徴。

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