新型プロフィアのここがすごい!性能を詳しく解説
目次
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日野のプロフィアってどんなトラック?
プロフィアの特徴
プロフィアはトヨタグループのトラック部門を担う大手トラックメーカーである日野自動車が製造する大型トラックです。
ダイバーシティである現在、幅広いドライバーがいきいきと働ける環境を目指した快適性の高いトラックです。
ドライバーに寄り添う最新の安全技術による機能で、信頼と安心の運転支援ができるトラックです。
プロフィアは日野自動車の総力を集結したトラックがです。
初代モデル
初代モデルは1992年にスーパードルフィンをモデルチェンジして登場しました。
1992年から2003年までのスーパードルフィンプロフィアの初期モデル時代は「プロフィア」はサブネームでした。
V型8気筒エンジンF20C・F17E・F17D(320-430ps)、直列6気筒ディーゼルエンジンP11CとK13C(どちらも300-395ps)・K13Dを搭載しました。
「輸送文化のフルモデルチェンジ」、「物流の21世紀へ」のキャッチコピーとともに登場しました。
1992年にセミトラクターの追加。
1994年、1998年、2000年にマイナーチェンジを実施。
2002年に平成14年騒音規制に適合させ、セミトラクター以外からV型エンジンを廃止しています。
2代目モデル
2003年にフルモデルチェンジし、2017年まで続いた2代目モデルは「プロフィア」の名称になっています。
新短期排出ガス規制に適合したエンジンはトラクター系を含めて全車直6インタークーラー付ターボに変わっています。
2005年、平成17年排出ガス規制(新長期排出ガス規制)に適合。
2006年、平成27年度重量車燃費基準達成車両を一部車型で発売。
2010年、平成21年(ポスト新長期)排出ガス規制に適合。
2014年にエンジン制御の改良を行い、一部の車型を除き「平成27年度燃費基準値+5%達成車」になっています。
更に、追突回避支援機能の追加、車線逸脱警報装置の精度向上を行い標準装備化なども行っています。
そして、2015年の第44回の東京モーターショーにプロフィアハイブリッドを出展しました。
3代目モデル
2017年にフルモデルチェンジをしました。
「人を思う、次の100年へ。」がその時のキャッチコピーでした。
エンジンは平成28年排出ガス規制に適合し、安全装備が充実し、プリクラッシュセーフティの停止車両や歩行者も検知する機能が追加されました。
2017年にグッドデザイン賞を受賞し、「2017年度グッドデザイン金賞」も受賞しています。
2019年にハイブリッドとハイブリッド冷凍車であるCOOL Hybridを追加しました。
2020年にトヨタと共同でプロフィアFRをベースにした燃料電池トラックの開発を表明しています。
2023年のJAPAN MOBILITY SHOWにはプロフィアZ FCVを出展しました。
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新型の改良点
レーンキーピングアシスト
先進運転支援システム(ADAS:Advanced Driver-Assistance Systems)の一つであるレーンキーピングアシスト(LKA)は、車線逸脱時に音声警報でドライバーに知らせるのとともに、走行車線を維持するために自動ステアリング※1を作動して接触事故などを未然に防ぎます。
この警報音は、シニアドライバーにも聞き取りやすい低音域まで拡大しています。
この先、予想されるドライバー不足から増える可能性がある高齢者ドライバーの事故防止のために貢献するシステムでもあります。
新型の改良で、この先進運転支援システムは標準装備となって安全性能を充実させています。
ドライバー異常時対応システム
ドライバー異常時対応システム(EDSS:Emergency Driving Stop System)は走行中に、ドライバーの異常(意識喪失など)を検出した場合に緊急対応を行うシステムです。
クラクションの鳴動、ブレーキランプ、ハザードランプの点滅で周囲に異常発生を発信しながら、自動ブレーキで徐々に減速を行って車線内で停止を行なう機能です。
ドライバーが警報で意識を回復した場合は、キャンセル操作も可能になっています。
バスにおける事故の多発に対応して先に開発されていたこのシステムも、新型の改良で標準装備となり安全性能を高めています。
オートヘッドランプを標準搭載
オートヘッドランプは、2019年モデルから標準装備をしていました。
2023年10月からの装着義務化(車両総重量3.5トン超の貨物自動車)に先立ち、点灯要件を国連協定規則UN-R48※2に準拠して義務化に備えていました。
自動点灯時の周囲の明るさを1000ルクス※3未満(従来は50ルクス未満)へ変更して標準搭載しています。
日野プロフィアの性能は?
環境性能
軽量ながらも低回転・高トルクを実現したプロフィアの9Lエンジンは、パワーと燃費性能の両方を高水準に保つことに成功しています。
燃費の消費を削減し、CO2削減という環境改善にも貢献しています。
「平成27年度燃費基準達成車」として認定されています。
高性能のエンジン装備の他に環境性能を高めるアイテムとして、「Pro Shift」で誰にでも熟練ドライバーのような走りを可能にしました。
また、「道路勾配先読み制御」をPro Shift 搭載車に標準装備してさらなる燃費向上につなげています。
その他にも「空力改善」、「スタックダクト装備」、「マイドライブマスター」、「エコツリー」、「DPR+尿素SCR」、「E-COAST」、「日野エコラン」などの環境性能を高める装備やシステムが盛り沢山です。
輸送効率
輸送効率を高めるためにプロフィアは徹底的に車両を見直ししています。
エンジンの軽量化から始まり、エンジンの搭載位置を架装の見地で見直し、架装スペースを最大限に確保しています。
そしてシャーシの減量化、リヤエアサスペンション採用による軽量化への貢献、フェンダー※4・サイドバンパーなど架装部の素材の見直しなども行って、軽量化による積載性の向上を目指しました。
安全性能
毎日の安全運行はドライバーとその家族の願いです。
プロフィアはその願いの実現のため、できるすべての力を注ぎました。
前側方から接近する移動物を監視して注意喚起する「サイトアラウンドモニターシステム」、
AIがドライバーの異常を検知し車両を車線内に停止する「ドライバー異常時対応システム」、昼夜の歩行者・自転車運転者を検知する「プリクラッシュセーフティシステム」などを搭載しています。
その他にも「ドライバーモニターⅡ」、「車線逸脱警報」、「スキャニングクルーズⅢ」、「車両ふらつき警報」などでドライバーを安全運行に導いてくれます。
快適性能
プロフィアはドライバーの快適環境を目指しました。
1日の多くの時間を過ごすキャビン内でのドライバーの快適環境へのこだわりがあります。
トップレベルの座り心地の「シート」、視認性が高いユニバーサルデザインを採用した「コンビネーションメーター」、ドライバーのストレス軽減を考慮し配置された「スイッチ操作パネル」、操作しやすい「ステアリングスイッチ」、数とサイズを増やした「収納スペース」などで快適性能を向上させています。
メンテナンス
プロフィアは整備のしやすさも安定稼働に不可欠な性能の一つとして考えています。
「フロントリッド」はドア見切りまで大きく開き、多くの点検整備をしやすくしました。
ハイキャブの「窓ふきステップ」は窓ふきを楽にして、安全に行なうことができるようになりました。
「燃料タンク」密閉キャップで燃料漏れは無くなり、鍵付きになったことで燃料の盗難防止にも役立つようになりました。
その他にも「ウォッシャータンク」に大型注入口を採用し、ウォッシャー液の注入がしやすくなりました。
「電気式ダストインジケーター」は、エレメントの清掃・交換時期をメーターで確認可能にしました。
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まとめ
ドライバーの目線に立ち、改良が続けられてきたプロフィアは日野自動車のイメージを構築するフラッグシップと言える大型トラックです。
今後ますます進化していくプロフィアの未来が楽しみです。
トヨタ傘下になり今回のJAPAN MOBILITY SHOWに出展した「プロフィアZ FCV」が、幹線輸送におけるカーボンニュートラルへの対応として走り出す日が待ち遠しくもあります。
トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆さまにさまざまな情報をお届けします。
※1:別名はオートステアリング。ハンドルを回したときの軽い抵抗や、ハンドルをわずかに回す動作から運転者の手の動きを検知する機能。(参考:Teslaホームページ)
※2:国土交通省ホームページ参照、https://www.mlit.go.jp/jidosha/un/UN_R048.pdf
※3:明るさを表す単位
※4:前後のタイヤを覆う外版
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