トヨタ ライトエースの特徴とは?トヨタのダンプカーもご紹介
目次
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トヨタ ライトエースについて
トヨタ ライトエースとは
トヨタ ライトエースとは1970年にトヨタ自動車から発売されたキャブオーバー型ワンボックス商用車及びトラックです。
2020年までの半世紀に渡って販売されていました。
ライトエースはパブリカのキャブオーバー版として開発生産はトヨタグループになっているダイハツ工業に委託されていました。
タウンエースとの差異
タウンエースは1976年に発売されたライトエースの上級モデルの位置づけであり、カローラのキャブオーバー版の位置づけでもある兄弟車でした。
ライトエースよりも排気量が大きなエンジンが搭載され、乗用ワゴンタイプも用意し、上級な色合いを出してライトエースとの差別化を図っていました。
後には性能や装備などは同じになっていき、差は販売店だけになっていきます。
ライトエースはネッツ店で販売され、タウンエースはカローラ店で販売されました。
その他の兄弟車
ライトエースには他にも兄弟車がありました。
ダイハツのグランマックスです。
ダイハツとトヨタで共同開発し、ダイハツが製造・販売している小型商用車とトラックで、最大積載量1t未満のトラックです
他にもマツダのボンゴが、トヨタでライトエースが終了してから商用バンとトラックとして販売されています。
これはマツダがOEM供給をしています。
ライトエースの歴史
初代ライトエースは1970年から1979年まで販売されました。
1970年3人乗り、750㎏積みトラックとして発売されました。1971年には6人乗りバンと9人乗り乗用ワゴンが追加されました。
それから約半世紀の間に4度のフルモデルチェンジを行い、2008年の6代目ライトエースが登場し、2020年まで販売されました。
製造はインドネシアのアストラ・ダイハツ・モーターで行われました。
2020年にタウンエースのマイナーチェンジに伴って販売終了され、既存の4代目タウンエースが後継車となりました。
ライトエースのスペック
下記が6代目ライトエースのスペックです。
<乗用車バン>
・ボディタイプ 5ドアキャブオーバー型ライトバン
・乗員 5名
・パワートレイン 3SZ-VE型 1,495cc 直列4気筒 DOHC、5速MT / 4速AT
・車両サイズ 全長4,045mm、全幅1,665mm、全高1,900mm
・車両重量 1,220―1,300㎏
・最大積載量 500―750㎏
<トラック>
・ボディタイプ 2ドアキャブオーバー型トラック
・乗員 2名
・パワートレイン 3SZ-VE型 1,495cc 直列4気筒 DOHC、5速MT / 4速AT
・車両サイズ 全長4,275mm、全幅1,675mm、全高1,890mm
・車両重量 1,120―1,200㎏
・最大積載量 750―800㎏
ライトエースが持つ積載能力
ライトエースのバンタイプは高い積載能力を持っているところが魅力です。
車内後部はリアシートを折りたためば完全にフラットな荷室になります。
雨に濡らしてはならない段ボール箱も、高さがあるハンガーラックも余裕をもって運ぶことができます。
後部ハッチ部も広く、荷の積込みや荷降ろし作業も楽に行うことができます。
フラットな車内には荷の積込みを遮ったり、傷つけたりする突起は無く、積載環境を考えた設計がされています。
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ダンプカーとは
ダンプトラックの荷台の名称
建設工事では、土木や建築を問わず土砂の搬出・搬入は必ず行われる作業です。
そこで必要になるのが一度に大量の土砂を移動するダンプトラックです。
- コボレーン
サイドのアオリの上に設置されている土砂の飛散防止装置です。
「こぼれない」→「コボレーン」の業界用語です。
- 足かけ
その名称通りの足をかけて荷台に登るための荷台ステップです。
荷台上での作業時にドライバーを助けます。
- プロテクタハシゴ
荷台先端にあり、ダンプ荷台の鳥居に登る際に使用します。
- サイドガード
左右両側面に歩行者などの巻き込み防止のために設置されています。
保安基準で義務付けられている巻き込み防止装置です。
- アオリ
荷台の左右・後方に設置された鋼製の枠のことです。
非常に重量がある土砂を危険無く運ぶことができます。
- 鳥居
荷台先端、キャビン後方部分に設置されています。
その形から鳥居と呼ばれています。
運転席の保護の機能も果たしています。
- ヒンジ
アオリを閉めたまま固定する部品です。
使用頻度が高く重量のかかる部分なので壊れやすい部品です。
壊れると積載物落下の原因ともなるので早急な修理が必要です。
- メインフレーム
荷台の骨格です。
- 安全棒
上げたダンプ荷台が急に降りてこぬよう支える棒です。
- デッキ
荷台底の部分です。
ホイスト機構の種類
ダンプ荷台を上下させる装置がホイスト機構です。
ホイスト機構にはPTO式と電動モーター式の2種類があります。
PTO式は「パワーテイクオフ(power take off)」の略で、エンジンの動力を伝える装置です。
エンジンの動力を油圧に変換し、動力を取り出します。その動力によってダンプの荷台を上下させます。
また、PTO式は大きく3種類に分かれます。
- トランスミッションPTO
トランスミッションPTO式はトランスミッションに取り付けられており、停車時のみ起動可能です。
主にクレーン車や高所作業車などで使われています。
- フライホイールPTO
停車時、走行時どちらでも起動させることができるホイスト機構です。
常時回転駆動の必要なミキサー車で使われています。
- フルパワーPTO
エンジンの力を100%使えるPTOです。
大きな動力を必要とするダンプではこのタイプが採用されています。
電動モーター式はバッテリーの電圧を使ってモーターの力で油圧ポンプを作動させます。
PTO式に比べると非常に静かなのが特徴です。
トヨタのダンプカーとは
トヨエース ダンプ
トヨエースはトヨタ自動車が2020年まで販売していた小型トラックです。
1954年登場以来60年以上に渡ってトヨタの小型トラックの主力車として販売されてきました。
その中でもトヨエースダンプは、市街地の狭い道路では制限で進入できない大型・中型ダンプに代わって、小型車の強みを活かして活躍してきました。
しかしながら、8代目トヨエースをもって2020年3月末に、ダイナに統合される形で販売終了しました。
ダイナ ダンプ
ダイナはトヨタ自動車が販売する小型・中型トラックです。
小型ダンプは狭隘地の建設工事で需要がなくなることはありませんでした。
現行の普通免許で運転できる最大積載量1トンクラスの小型トラックから、中型8トン免許(旧普通免許)で運転できる4トン積載中型トラック、ダンプなどを含めて幅広く車種をそろえ、同じトヨタのトヨエースと競っていました。しかし1985年以降は双子車となり仕様とラインナップが共通化されました。
途中からダイハツと共同開発、その後日野自動車との共同開発に変わり、デュトロのOEM車種となっていきました。
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まとめ
トヨタ自動車は日野自動車やダイハツをグループに置き、自動車全般の一大総合メーカーですが、やはり「乗用車のトヨタ」の印象が強いです。
トヨタブランドであるライトエースやトヨエースは、ダイハツや日野自動車のそれぞれの強みを取り入れて活かし、今なおその人気を落とすことはありません。
これから本格化するドライバー不足や人材の多様化に、この小型商用車両が活きていくことを期待したいものです。
トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。
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