進化する東プレの冷凍車を紹介!製品概要とトラブルの対処法を解説

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東プレの冷凍車

冷却サイクルや特徴

冷却サイクルとは冷凍車に架装されている冷凍装置の稼働サイクルのことです。

冷凍装置は、コンプレッサー・コンデンサー・膨張弁・エバポレーターによって構成されており、冷媒による冷凍サイクルである(圧縮→凝縮→膨張→蒸発→圧縮)を繰り返して冷凍庫内を低温に保つことが可能になります。

1935年東京プレス工業株式会社としてスタートした東プレは、コアテクノロジーである塑性(プレス)加工技術と金型設計技術を活かし、定温物流に欠くことができない冷凍車の冷凍装置とコンテナを一貫生産する冷凍車業界のリーディングカンパニーです。

豊富なラインナップ

東プレは冷凍車の進化を支えるためにさまざまな先進技術を世に提供してきました。

他社にはない技術と発想で、輸送する商品のおいしさと安全を守りながら、さらに次世代につながる新しい技術を開発し続けています。

冷凍車のサイズにおいては、軽自動車から2トン車や大型車までさまざまな冷凍車のラインナップがあります。

そして製品と機能においても豊富なラインナップがり、XVシリーズ※1、XLシリーズ(薄型エバポレーター)、異温度管理システム、GBS(発電式システム)※2、冷凍板式冷凍装置、冷凍板バックアップシステムなどを取り揃えています。

 

環境にやさしい

現代社会においてどんな業界においても「環境」という言葉をおざなりにすることはできません。

東プレは「環境にやさしい冷凍車」作りを目標にして環境への配慮を忘れていません。

自動車リサイクル法の対象とされていない冷凍車ですが、東プレでは自主行動計画に基づいて使用済み冷凍車の処理ができるように情報の提供を行っています。

そして、生産過程から最終処理まであらゆる場面で環境に配慮しています。

 

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東プレ冷凍装置の種類

機械式冷凍装置

機械式冷凍装置には「エンジン直結式」と「サブエンジン式」とがあり、小型車から大型車まで対応可能です。

エンジン直結式ではコンプレッサーをエンジンの動力を用いて駆動させています。

  • 装置種類
  • 一体型冷凍装置(エバポレーターとコンデンサーが一体)
  • セパレート型冷凍装置(エバポレーターとコンデンサーが分かれている)
  • 加湿装置(RH加湿※3、温水式加湿)

また、サブエンジン式は大型冷凍車で主に採用され、冷凍装置専用のエンジンを別途用意してコンプレッサーを作動させます。

 

冷凍板式冷凍装置

冷凍板式冷凍装置は、夜間電力などの市中電力を利用してコンプレッサーを作動させて冷凍板を凍結し、その冷凍板を積んで冷凍庫内を冷却する方式です。

  • 装置種類
  • シーリングタイプ(天井取付型冷凍板タイプ)
  • サイドタイプ(サイドパネル取付型冷凍板タイプ)
  • フロータイプ(強制対流ファン付フロントパネル取付型冷凍板)

 

環境対応冷凍装置

  • GBS:発電式システム、走行中に発電機で発電してコンプレッサーを稼働させるシステムであり、専用バッテリーでアイドリングストップを可能にしました。
  • 冷凍板バックアップシステム:機械式冷凍装置と冷凍板式冷凍装置の両方を搭載、アイドリングストップ中は冷凍板、走行中は両装置で冷却します。

 

東プレの商品ラインナップ

異温度管理システム

東プレの異温度管理システムは優れモノです。

顧客の多様な要求を満たすために2室ある冷凍室の温度管理を別個に行う異温度管理システムです。

  • 低温室の冷気をファンで送風し冷却する送風ファン方式
  • 前室・後室を別々のエバポレーター※4により制御する2エバポレーター方式
  • 前室・後室を別々の冷凍サイクル(コンプレッサ・コンデンサ・エバポレータ)により制御する2エバポレーター方式(2系統独立システム)

フローズン・チルド・加温での組み合わせが可能です。

 

冷凍板バックアップシステム

冷凍板バックアップシステムはエンジンからの動力を必要とせず電気のみを動力としているシステムです。

冷凍板の取り付けには下記のように3タイプあり、配送品に合わせての利用ができます。

  • シーリングタイプ(CT)

シーリングタイプは適用温度が低温でアイスクリーム配送に最適です。

サイドドアや小窓をつけることが可能です。

  • サイドタイプ(ST)

サイドタイプは適用温度が低温~中温でアイスクリームからチルド品まで対応可能です。重心が低くいためコンテナ高の確保が可能です。

  • フロータイプ(FT)

フロータイプは適用温度が中温でチルド品の配送に最適です。冷凍板のコンパクト化で積載量に余裕を持てます。

 

ヒートポンプ

ダブルコイル式コンデンシングユニット※5の採用によって寒冷地(外気温-15℃以上)での対応が可能です。

冷媒回路のみで冷却も加温もできる、新・冷却加温システムです。

前室と後室がそれぞれ独立しており、冷却や加温などの温度制御が行えます。

前後室で冷却と加温を同時に行う場合は、ヒートポンプサイクルを活用し、運転効率をアップさせます。

 

乾燥モード

結露したコンテナ内を乾燥させる冷凍装置で東プレが開発した「世界初」のシステムです。

冷凍・冷蔵品の輸送なので水分は付き物です。

しかし、短時間で庫内の結露除去を可能にしました。

それによって、配送後の清掃時間を短縮し輸送の効率を上げ、ドライバーの作業を減らして働き方改革へも貢献します。

 

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冷凍車によくあるトラブル「霜」

DEFランプの点灯

冷凍車に付き物である「霜」は冷凍装置の冷却機能を低下させてしまいます。

冷凍車の冷凍装置が霜取りを必要と判断するとDEFランプが点灯して自動霜取り機能が作動します。

自動霜取りは5分~30分ほどで終了します。

この間、冷凍庫内の表示温度が上昇することがありますが、冷蔵冷凍機自体の温度は上昇しません。

 

手動で行うケース

しかしながら、機械が古い場合や不調な場合には自動霜取りが行われず、手動による霜取りが必要になるケースがあります。

 

霜取りが必要になるケース

庫内がうまく冷えていないと感じる場合や、自動霜取りがうまくいっていないと感じた時にも手動での霜取りが必要です。

霜によって積荷に傷がつく、ないし、積載を妨げるような場合にも霜取りは必要になります。

 

まとめ

私たちが今、遠方の海産物や農産物を日々の食生活で享受できるのは冷凍車のおかげです。

そして日進月歩で進化する日本の冷凍技術は世界でトップクラスを誇ります。

東プレの冷凍技術によって架装された冷凍車が当たり前のように物流を支え、私たちの生活を守ってくれているのです。

そんな必要不可欠な冷凍庫に今後注目してみてはいかがでしょうか。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

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※1:環境に優れた省エネ型直結式冷凍装置

※2:アイドリングストップ時でも、専用バッテリーで冷凍運転

※3:温水加温装置が不要。冷媒回路のみで冷却も加温もできる、新しい冷却加温システム

※4:熱交換器

※5:排気時の空調エネルギーを回収して空調負荷を抑える換気機器(全熱交換器)

 

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