建設現場で欠かせない足場屋とは?資材を運ぶトラックやロープワークも紹介

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足場屋の仕事

足場材の準備

土木・建築に限ることなく建設現場には、足場材を欠かすことはできません。

「仮設足場」と呼ばれる作業床が無くては、橋梁やトンネルなどの土木構造物や、マンションや事務所ビルなどの建築物を造ることはできません。

以前の足場材には杉丸太を使用して、番線(丈夫な針金)でくくっていましたが、現在では鋼製足場に代わっています。

足場材は、一般的にはゼネコンの機材センター、もしくはリース会社の倉庫に保管されています。

 

足場材の運搬

建設工事が始まると、現場の担当職員が設計図をもとにして仮設計画を行います。

建設物の築造・建設の設計図面をもとにして、必要な足場材を想定して仮設計画を行います。

その仮設図面から数量を拾い出し、自社の機材センターもしくは仮設材リース会社に発注します。

そして足場材にはさまざまな仮設材があります。

そのさまざまな形や大きさの仮設材を、運送会社はゼネコンの機材センターで積込み搬送しなければなりません。

もしくはリース会社から直接搬送されてきます。

通常は平ボディトラックやユニック車で搬送されます。

 

足場材の組み立て

足場材は、大規模工事現場であれば大型平ボディトラックに積載されて工事現場に搬入し、現場に固定されたクレーンで指定された場所に荷降ろしします。

対して小規模現場であればユニック車での搬入が便利です。

運び込んだ仮設材を指定された場所にドライバー自らが荷降ろしをします。

足場材は建物の外壁や内壁に沿って組み上げて、作業員が通路として使用したり、作業のための床になったりします。

そのために地上部に足場の基礎となるベース金物があり、そこに建枠や支柱を立てて、その上に足場板となる鋼製の布板と呼ばれる足場板を組み込みます。

建枠と布板でセットされた足場には、補強のために筋交い(ブレス材)がはめ込まれます。このセットが建物とともに上方に組み上げられていきます。

そして組み立て作業は鳶職の作業員が行います。

 

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足場材のまとめ方

鳥居型枠材の場合

足場材には多くの種類があり、さまざまな形があります。

建設現場に必要な足場材の数量はかなり多くなりますが、そのすべてを一度に搬入するわけではありません。

例えばマンション建設現場で場合は、市街地で敷地面積も大きくなく、余分な足場材を置く場所も限られるかも知れません。

建物が出来上がっていく工程に合わせて足場材を搬入していきます。

鳥居型足場材は鋼製枠組み足場の柱部分になる足場材で、鳥居の形をしており、その間を作業員が作業中の通路として使用します。

トラックに積む際には同じ形である足場材を集めてまとめて積み、固縛することが大切ですが、この鳥居型足場材のように効率的な積載ができない形状の足場材もあります。

走行中の振動でずれて荷崩れしないように、鳥居枠を2枚ずつ交互に先端と末端を逆にして積み上げてください。

 

はしご型の場合

はしご型の場合、同じ向きに重ねて固縛してください。

隙間を残してしまうと走行中の振動で荷崩れを起こすので要注意です。

 

棒状の場合

棒状足場材には単管足場やブレス材(筋交い)などがあり、特に単管は様々な長さがありますので、種類ごとに仕分けして、なおかつ同じ長さで仕分けして括る必要があります。

そして、トラック荷台の床に同じ向きで並べてしっかり固縛してください。

 

足場材の結び方

南京結び

南京結びはトラックの荷台にしっかり固定することが出来る結び方で、絶えず続く振動でも緩むことがなく、建築資材などの輸送時の固縛に適した結び方です。

南京結びの特徴はロープを解く時が楽で、一度に簡単に外すことができます。

トラッカーズヒッチ(hitchは縄を引っ掛けるという意味です)ともよばれます。

南京結びの特徴はロープ1本で荷を固定できることと、力を使うことなくしっかり結ぶことができることです。

 

輸送結び

輸送結びは複数の積荷をトラックに固定する際に有用な結び方です。

この輸送結びは滑車の原理を応用したトラックロープの結び方なために、自身の力よりも強い力がかかることを憶えておいてください。

締付け過ぎて足場材の強度が弱い部分に損傷を与えてしまう場合があります。

ロープ1本で複数の荷物を同時に固定できる結び方です。

 

もやい結び

もやいはもともと船をつなぎとめるための紐のことです。

巨大で重量がある客船やタンカーでさえ、このもやい結びの輪で波止場のボラードにつながれています。

結び方は、シンプルで素早くでき、解き方も簡単というメリットもあるのがもやい結びです。

広く利用されている結び方で「結び目の王」(King of knots)とも言われています。

ロープの端に大きさが変わることの無い輪を作る結び方です。

これは縦の力には強度を発揮しますが、横からの強度には意外と弱いので、積荷の閉まり具合を見ながら、締付ける力を調整することが必要です。

 

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トラックのカスタム

敷板

金属製の足場材をトラックで輸送すると、どうしても荷台を傷つけてしまいます。

その傷は塗装を削って荷台の鉄の素地をさらしてしまいます。

そして、気がつけばどうにもならないサビになってしまうことがあります。

そのような場合を想定して、荷台と足場材の間にワンクッションおいてみてはいかがでしょうか。

既成の荷台保護用マットとして使用可能なプラスチック敷板があります。

鉄板の縞鋼板のように重くなく、最大積載量に大きな負担をかけることはありません。

プラスチック敷板は床を適度にすべり易くしてくれて足場材の積込みも楽になります。

積込み後はしっかり固縛して足場材を固定してください。

 

塗装

塗装は、トラックのカスタムでも第三者の視角に直接訴えて分かりやすく、ドライバー自身の気持ちの高揚にもつながります。

汚れが消えない荷台、傷が落ちない荷台、塗装が剥がれてしまった荷台を「耐候性塗装」を利用して耐久性能を高めてみてはいかがでしょう。

ネット検索すれば数多くの塗料が見つかります。

DIY塗装で費用を押さえてカスタマイズも可能です。

 

昇降時の足場

足場材の積込みに揚重機を使用しても固縛のためにどうしても荷台の上に昇らなければならない場合もあります。

その昇り降りは見かけほど楽ではありません。

荷台への昇りの大変さもさることながら、降りる際に転落や飛び降りで事故が起きる可能性があります。

安全対策ばかりか、少子高齢化のこれからの時代に女性が働きやすい職場にするためにも昇降用器具(トラック荷台昇降用簡易階段)の使用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

世の中から建設業が無くなることはありません。

そして必ず建設現場の仮設材の運送作業があります。

さまざまな種類・形状の仮設材を、荷台の空間を無駄なく使って積込み、安全に運送するにはそれなりの経験と知恵が必要です。

これからその経験と知恵を身に付けて、現場で欠くことのできない「足場屋」を目指してみませんか。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからもさまざまな情報を皆さまにお届けします。

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