いすゞのエース「エルフ」とは?気になる燃費や維持費を解説
目次
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いすゞ「エルフ」の歴史
初代エルフ(1959年~1968年)
1959年、エルフの初代モデルが登場しました。
1500㏄のガソリンエンジン搭載をしていて当時はラジオ、社内ヒーターなどの装備はオプションでした。エルフの車名の由来は、「いたずら好きの小妖精」を指すそうです。キュートな顔の働き者です。
1960年、同クラストラックでは初の2000㏄ ディーゼルエンジン搭載車を送り出し、馬力があり経済的ないすゞのエルフは一躍人気車種となりました。
そしてこの時、トヨタ・ダイナを抜いて販売台数クラストップを獲得し、これを境に各社ともディーゼルエンジン車をラインアップに加えるようになりました。
2代目エルフ(1968年~1978年)
高度経済成長期に2代目エルフは世の中の期待に応えながら市中運送向けの1.25t積モデル「ライトエルフ」や中・長距離輸送向けの3.5t積モデルの「エルフ350」を売り出しました。
1972年、日本初となる前輪駆動の「エルフマイパック」が登場。
床面地上高450㎜という画期的な低底が、作業効率に一役買いました。
3代目エルフ(1975年~1991年)
オイルショック後の経済が底を歩いていた時期の1975年フルモデルチェンジで3代目エルフは登場しました。
テレビCM に渥美清さんを起用し、「寅さんエルフ」という愛称で親しまれ、1980年には当時の人気漫画であるドカベンを起用し、「ドカベンエルフ」とも呼ばれました。
1979年、80年と、排出ガス規制にも適合し、堅調にエルフは成長しました。
4代目エルフ(1984年~1993年)
ディーゼルエンジンを全車直噴化させました。
キャブをホワイトに設定したことから、いすゞでは「白いエルフ」と呼びました。
1988年、生産累計200万台を達成。
1991年、4速AT車が登場。
1989 年、1994年、1998年と排出ガス規制に適合しています。
5代目エルフ(1993年~2006年)
1993年5代目は「ゆうゆうエルフ」のキャッチコピーで登場しました。
この時サイドブレーキがステッキ式からハンドブレーキに変更しました。
シングル、ダブルキャブともハイキャブが設定、オドメーターとトリップメーターの液晶パネル化、デュアルモードMT仕様車登場、ディーゼルハイブリッド車など、環境を意識し、5代目エルフではいすゞの技術を発揮しています。
6代目エルフ(2006年~現在)
現行車に続く燃費性能の高さを誇ります。
国産2-3tクラスキャブオーバー型トラックとしては初となる平成27年度重量車燃費基準を達成、高次元の走行性能を確立しました。
そして、下記のようなドライバーの安全を守る各種システムが搭載されています。
・車間距離警報
・車線逸脱警報(LDWS)
・プリクラッシュブレーキ(誤発進抑制機能)
・電子式車両姿勢制御システム(IESC)
2023年、「いすゞワールドプレミア」においてフルモデルチェンジが発表され、ディーゼル車の他に「エルフEV」が登場しました。
2024年度中にはウォークスルーバンである「エルフEVアーバントランスポーター」の発売も予定されています。
カーボンニュートラル達成に向けた新しい時代への対応と、今後さらに深刻化が予想される少子高齢化によるドライバー不足に対してさまざまな研究・開発がいすゞで行われています。
直近では2024年1月に車内空間を広げ、ドライバーの快適を考えた「エルフスペースキャブ」を発売しています。
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エルフの魅力
燃費
小型トラック専用設計最先端ディーゼルの4JZ1エンジンを搭載したエルフは、力強くて燃費もよい尿素SCRと合わせ、高次元の燃費性能を発揮しています。
2015年度の燃費基準と、より高いレベルである次世代の2025年度燃費基準にも、対応しています。
燃料噴射量を常時フィードバック補正し精密制御する「自律噴射精度補償技術(i-ART:アイアート)」や、センサーと計算モデルからEGR量を制御しNOxを低減させた「モデルベースEGR制御」、オイル劣化を予測して交換時期を延長する「オイル劣化モニタリング」などのシステムで燃費向上に貢献しています。
走行性能
「運ぶ」をミッションとするいすゞがドライバーのために高めた走行性能がエルフにはあります。
AT限定運転免許にも対応の9速AMT「ISIM(アイシム)」は、いすゞが独自開発したトランスミッションです。
「Isuzu Smooth Intelligent TransMission」の頭文字をとって「ISIM(アイシム)」です。
9段の多段化はギア比をよりワイドレンジクロス化し、エンジンの回転上昇を抑えた早めのギアチェンジにより適切なギア比で力を伝えます。そのため、変速時のタイムラグやトルク抜けを極小化し、これまでの小型トラックには無かったドライブフィーリングを体感できます。
安全性能
エルフは先進安全・運転支援技術を大幅に拡充して安全運行を支えています。
それは事故最小化を追求した 「キャブ・シャシ基本構造」であり、事故最小化を支援する 「ドライバーサポート機能」です。
運転支援である「全車速間クルーズ」・「レーンキープアシスト」や、検知支援である「可変配光LEDヘッドランプ」・「交差点警報」、被害軽減の「プリクラッシュブレーキ」などがそれに当たります。
エルフは最適な安全・運転支援機能を提供してくれます。
エルフの維持費
税金
トラックに関係する税金は、購入時の自動車税環境性能割、自動車税、自動車重量税、燃料税、消費税などです。
このうち自動車重量税は車検時に納付、燃料税は給油時に納付、自動車税は毎年3月31日に課税され、その後納付することになります。
自動車税はエコカー減税無しで自家用6,600円・営業用5,200円、
自動車重量税はエコカー減税無しで自家用11,500円・営業用9,000円です。
(引用:国土交通省:自動車税 自動車税額)
固定費
上記の税金も固定費に分類される維持費です。
固定費には以下があります
- 自動車税環境性能割
自動車取得税が2019年9月末に廃止されたもので、。トラックを取得した時に支払わなければならない1回限りの税金です。。
- 自動車重量税
新規登録や車検の際に支払う税金で、。車検は毎年ありますので毎年支払います。。
- 自動車税
トラック車両保有に関する税金で。毎年発生します。
- 自賠責保険
- 任意保険
変動費
トラックに関わる運行費用のことを変動費といいます。
- 燃料費
軽油、ガソリンの燃料費で、。時期よってさまざまな理由で変動します。
- 油脂費
エンジンオイルやオイルフィルターの費用で、これらの交換にかかる工賃も含まれます一定の走行距離ごとに交換が必要です。
- 修理費
一般的な修理、車検整備、定期点検等でかかる費用で、。一定期間ごとに整備や点検等が発生します。
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まとめ
1916年創業、日本で最古の自動車メーカーいすゞは、1959年に「エルフ」を世に送り出し、商用車とディーゼルエンジンのプロフェッショナルとして最先端の「運ぶ」力を向上させながら邁進し続けています。
そして、エルフは2023年「グッドデザイン賞」を受賞しました。
いすゞのエース商品と呼んでもよいでしょう。
標準ボディだけではなく、セミロング・ロング・超ロングまでの小型トラックを揃えてお客様のニーズに対応しています。
そして小型電気トラック「エルフEV」を2023年に投入し、2024年に「エルフスペースキャブ」を発売しています。
この先、大きく変化していく必要がある日本の輸送業界での、「エルフ」の活躍が待ち遠しいです。
トラックファイブは『豆知識』でこれからもさまざまな情報を皆さまにお届けします。
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