コマツの重機は中古でも大人気!重機メーカーコマツの魅力とは

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重機メーカーのコマツとは

コマツとは?

コマツ(英表記はKOMATSU)は世界で通用するブランド名です。

株式会社小松製作所は建設機械のみならず、鉱山機械、林業機械、産業機械などの重機全般の日本におけるシェアはトップ、世界では米国キャタピラー社に次ぐ第二位のシェアを誇る最大手メーカーです。

世界各国にコマツグループは広がり、連結従業員数6万4千名、連結売上高3兆5千億円を越える巨大企業グループです。(2023年3月31日現在)

建設・鉱山・林業・産業機械分野で、世界中に製品・確かな技術・ソリューションを提供して未来を創り上げる原動力になっている会社です。

 

コマツの歴史

コマツ開設の発端は1917年石川県小松市で銅山を経営していた竹内鉱業が自家用機械製作のため小松駅近くに小松鉄工所を開設したのが始まりです。

創業は大正10年の1921年となります。

この小松鉄工所は竹内鉱業から独立し、株式会社小松製作所が設立されました。

コマツの歴史は日本の歴史とともに流れます。

1932年には農林省から国産トラクターの開発要請を受け、第二次世界大戦中には日本海軍の要請によってアメリカのブルドーザーをもとにして国産ブルドーザー開発に着手しました。

第二次世界大戦終戦後には食料増産のための農地の開墾や国土復興のためにブルドーザーを量産しました。

そして、高度経済成長期を迎え、油圧ショベル、フォークリフト、重ダンプトラックなどの建機も開発・量産も行ってきました。

 

コマツが海外進出を果たしたきっかけ

コマツはグローバル化にいち早く着手しました。

自動車メーカーよりも早い1950年代頃から海外への輸出や海外工場の展開を進めていました。

しかし、戦後復興からやっと立ち直った日本企業はコマツに限らずアメリカなどの先進国には技術や製品品質で大きく水をあけられていました。

1960年代の資本自由化にともなって日本進出が決まったキャタピラー社に対抗するために、コマツは社運をかけて一大プロジェクトである「マルA対策」と呼ばれる品質向上活動が行われました。

グローバル競争に耐えることのできる水準にまで技術・製品品質を向上させるために、組織の質や信頼性まで含めたTQC(総合品質管理)活動を導入して、短期間でそれを成功させたのです。

この結果、飛躍的に製品の品質が向上し、世界に通用するコマツに変わり海外進出を果たしていったのです。

 

【参考】油圧ショベルの重機買取相場・実績はこちら

【参考】トラック・重機の買取相場・実績一覧はこちら

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コマツの重機の魅力

自社開発力と自社生産力

コマツの自社開発力と自社生産力は前身の小松鉄工所当時までさかのぼります。

銅山を経営していた竹内鉱業は自家用機械や鉱山掘削機械の開発・製作のために、この小松鉄工所を開設しているのです。

その頃の精神は脈々と続き、世界の生産拠点における開発と生産を一体化したマザー工場ではまさにコンカレントエンジニアリング(複数の開発と製造業務を同時進行)が行われているのです。

部品調達も世界各国の工場で相互にやり取りできる自社生産力は、世界各国の工場で生産される製品の品質や安全を均質化することにもつながるのです。

 

グローバルクロスソーシング

コマツは、地震・巨大台風などの天災、感染症のパンデミック、米中対立、ウクライナ情勢など世界中の地政学リスクに備えつつ事業を推進しています。

グローバルに拠点を持つことで可能になる、地域間で製品・部品を相互供給する「クロスソーシング体制」はコマツが持つ大きな強みの一つです。

製品と技術の提供を途絶えることなく行うことこそ最大のサービスであり、営業とも言えるでしょう。

調達の最適を考えることは、ユーザーへ供給の最適につながります。

BCP(事業継続計画)的な観点からも調達のマルチソース化(複数社化)やクロスソース(相互供給)はグローバル企業には欠くことができない戦略と言えるでしょう。

 

デジタルマーケットの推進

建設業界やその関連企業は何かと時代に乗り遅れがちに思われますが、グローバル企業であるコマツにそれはありません。

2017年に中国でスタートした部品のオンライン販売から世界各国でオンライン販売は広がりました。

2021年にはPIM(Product Information Management: アフターマーケット商品情報管理システム)が導入されてパーツの適切な交換時期やオーバーホールのタイミングを世界中のユーザーに伝えています。

 

延長保証の拡大

コマツは建機を売ったらそれで終わりとはしていません。

重要な各部品を自前で用意するコマツは、作業現場において過酷な作業を当たり前とする建機を継続的にメンテナンスし続けることによって、自社製品や純正部品での構成を維持させるのです。

具体的には、新車購入時に付帯するパワーライン(エンジン、動力装置、油圧関連装置)の延長保証ならびにメンテナンスのパッケージを提供しています。

それによってマシンタッチ率は上がり、安心できる純正部品の供給と建機の長期間にわたる品質保持も可能になります。

 

【参考】油圧ショベルの重機買取相場・実績はこちら

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コマツの代表的な重機

油圧ショベル

油圧ショベルを、コマツは「パワーショベル」を商品名として用いてきて、それが一般に普及しました。

歴史あるコマツの油圧ショベルにはダントツの操作性の良さと信頼感があります。

そして早い時期から海外で鍛えられた先を見通す力も持ち合わせています。

2008年、市販車としては世界初のハイブリッドシステムを導入したショベルを発売しています。

旋回モーター、発電機モーター、蓄電器をディーゼルエンジンと併用して油圧ショベルよりも低燃費化を実現しています。

このハイブリッドシステムは、コマツの自社開発力と自社生産力のもとに内製されています。

そして、ICT技術をもとに今後予想される「人材不足」への対応を目指します。

「誰もが使える機械なら、誰もが働ける現場になる」、このように謳うコマツの思いの実現はそれほど遠い先のことではないかも知れません。

 

ブルドーザー

国産化ブルドーザーを生みだしたコマツのブルドーザーには実績と、ユーザーからの高い評価があります。

そして、ブルドーザーにおいても世界初の全自動ブレード制御機能を搭載した中型ICT(情報通信技術)ブルドーザーを2013年に登場させました。

ますます高度化する技術は無人化により安全性を高め、有人操作に近い高度な施工が可能になっています。

国の成長とともにインフラ整備は減りゆき、日本でブルドーザーの姿を見かけることは少なくなりましたが、近年頻発する異常気象による巨大台風や、地震などの災害時の復旧には欠かせないのがこのブルドーザーなのです。

 

ホイールローダー

ホイールローダーはクローラー(キャタピラー)の代わりにホイール(タイヤ)で走行するトラクターショベルです。

土木・建築の建設現場で活躍していますが、降雪地帯の道路の除雪作業には欠かすことができないのがこのホイールローダーです。

もちろん排ガス規制もクリアしており、小回りの利くミニホイールローダーは農畜用スペシャル仕様車として畜舎での飼料の運搬、清掃でも活躍しています。

建設現場の他、鉱山や採石場で出た土砂のダンプへの積込み作業や、ベルトコンベアーへの積込み作業など、一度に大量の土砂を積み込み可能なコマツのホイールローダーはさまざまな現場で活躍をしています。

 

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まとめ

石川県小松市発祥のコマツは全世界に生産拠点を持ち、その世界戦略の方法は、地球という一つの惑星を一つの市場として考えているかのようです。

分断された国ごとでの考え方ではなくコマツの「グローバルクロスソーシング」という考え方はこれからの世が必要とすることでしょう。

地球上のどこかで自然災害はこの先も必ず起こり、戦禍は収まることでしょう。

コマツの開発・製造する建機を初めとする重機は、私たちが安心して生きていくことができる生活のために欠かせないもので、いつまでも無くなることはないでしょう。

いつまでも安心して使えるコマツの建機は中古建機も高い人気を誇ります。

その人気は日本ばかりでなくコマツの戦略に乗って世界中へと拡がっています。

そんなコマツの建機の買取を希望される際には、私たちトラックファイブにお任せください。

創業20年のトラックファイブはお客様第一主義の高価買取を実現し、皆さまのご満足を目指しています。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

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