上物メーカーのフジタ自動車工業とは?荷台や架装しているトラックを解説

「金額だけ知りたい」という方もお気軽にトラックファイブにご連絡
トラック買取の無料査定はこちら
  • 豊富な実績

    買取12,000台/年

  • 最短即日から!

    高価買取

  • 日本全国無料!

    出張査定


フジタ自動車工業とは

フジタ自動車工業とは?

フジタ自動車工業株式会社は、1950年(昭和25年)創業、70年以上の営業を続ける四国香川県に本社を置く会社です。ダンプローダー・トレーラーが中心で、建機運搬車および一般カーゴ車など各種トラック形状のボディ製造および販売修理を行っています。

創業以来「必要は発明の母」の精神を持って、ユーザーの要望に応え、建機運搬車や一般カーゴ車を世に送り出してきました。

培ってきた技術をもとに「物流・モノづくりを通じて社会に貢献できる会社であり続ける」ために全社一丸となり邁進している会社です。

 

フジタ自動車工業が製造しているトラック上物の特徴

フジタ自動車工業は、ユーザーの要望や考えを取り込みながらより使いやすい建機運搬車を製作してきました。

 

・ダンプローダーはユーザー目線で積載効率を重視し考え抜かれた軽量ボディで、ワイドトレッド型鳥居兼用アウトリガージャッキを装備しています。

ジャッキでダンプアップして建機・車両を運搬するスタンダードな産業機械運搬車です。

・スーパーローダーはストレートスライドデッキを採用しています。

スーパーローダーもアウトリガージャッキを装備しており、車両傾斜にデッキスライド機構を組み合わせた建機運搬車です。

デッキ後端を直接路面に設置させて積込みを行うことも可能です。

・ライトスーパーローダーはスーパーローダーの機構を簡素化した軽量タイプです。

アウトリガージャッキを使って傾斜させることなくデッキのスライド傾斜だけで建機、車両の積込みを可能にした建機運搬車です。

 

これらのような製品を生み出すトラック荷台製作のプロ集団がフジタ自動車工業です。

 

【参考】積載車の買取相場・実績はこちら

【参考】トラック・重機の買取相場・実績一覧はこちら

「金額だけ知りたい」という方もお気軽にトラックファイブにご連絡
トラック買取の無料査定はこちら
  • 豊富な実績

    買取12,000台/年

  • 最短即日から!

    高価買取

  • 日本全国無料!

    出張査定


セルフローダーとは

セルフローダーとは?

セルフローダーは、公道を自走することができない建機や車両を輸送するトラックです。

車検証においては「車載専用車両」に分類されるトラックです。

ローダー(Loader)はモノを積み込む機械や人を意味する英語です。

セルフローダー(Self Loader)という名称通りに、荷台に建機やその他車両を積んで輸送を行います。

建機やその他車両の積み込み方にセルフローダーの特徴があります。

セルフローダーは、ユニック車のアウトリガーよりも2倍ほど長いアウトリガー(ハイジャッキ)を利用し、車体を後方に傾けます。

その姿はトラックが「腕立て伏せ」をしているようにも見えます。

そして、荷台の最後部あおりを開き、歩み板を車輪幅、クローラー幅に合わせて敷きます。

これで建機や車両は自走でによる積み込みが可能になります。

建機や車両の積込みを待ち、積み込んだらジャッキを下げて積み込んだ建機や車両を固定すれば輸送は可能です。

故障車や不動車への対応も可能で、自走不能車両を積み込むためのウインチも備え付けられています。

 

セルフローダーとセーフティーローダーの差

セーフティーローダーによく似た、同じように車両を運ぶ目的で製造されたセルフローダーというトラックもあります。

しかしながら、重機や車両の積み込みはセーフティーローダーの方がセルフローダーよりも優しく、セーフティーの名称通り、安全に積み込めます。

英語表記すれば、セーフティーローダーはSafety Loader(安全に荷物を積み込む機械)で、セルフローダーはSelf Loader(自身で積み込み運ぶ機械)となります。

セーフティーローダーはセルフローダーと車両の積み込み方が異なります。

セーフティーローダーにはアウトリガーが備え付けられた車両もそうでない車両もあります。

セーフティーローダーは車体の角度は変えずに建機や車両を積み込みます。

荷台だけを後方にずらすことができ、その荷台を斜めにすることによって建機や車両は自走して荷台の上に上れます。

故障車や不動車にも対応できるように、こちらにもウインチが用意されています。

 

セルフローダーの運転に必要な免許

運転免許

セルフローダーが車両や重機を搭載して公道を走る際にはセルフローダーのサイズに合った運転免許が必要になります。

建機を運ぶことが多いセルフローダーは、中型・大型車が多いですが、さまざまな要望に答えるべく各サイズのセルフローダーが揃っています。

必要免許は下表のとおりです。

 

必要になる免許 車両のサイズ
普通自動車免許 最大積載量3.5t未満、車両総重量2t未満
準中型自動車免許 最大積載量2t以上4.5t未満、車両総重量3.5t以上7.5t未満
中型自動車免許 最大積載量4.5t以上6.5t未満、車両総重量7.5t以上11t未満
大型自動車免許 最大積載量6.5t以上、車両総重量11t以上

 

車両の積載時に必要な資格

搭載させる建機や車両の中には、自走できない故障車や不動車があります。

そのような走行できない建機・車両の積載時には、備え付けられたウインチを使用して荷台に載せます。

そして、このウインチを使用するためには厚生労働省が認定する「巻上げ機運転者」の資格が必要になります。

特別教育修了が必要な国家資格です。

受講資格は18歳以上、安全衛生特別教育規程で規定されている特別教育の履修時間は学科6時間、実技4時間となっています。

特別教育は、都道府県労働局長登録教習機関、もしくは建機メーカーの各事業所で行われます。

 

【参考】積載車の買取相場・実績はこちら

【参考】トラック・重機の買取相場・実績一覧はこちら

「金額だけ知りたい」という方もお気軽にトラックファイブにご連絡
トラック買取の無料査定はこちら
  • 豊富な実績

    買取12,000台/年

  • 最短即日から!

    高価買取

  • 日本全国無料!

    出張査定


セルフローダーの運転時の注意点

車両・重機のはみだし

車両が車両を積載して輸送するので運転時には細心の注意が必要になります。

毎回運ぶ車両が異なる場合には、その高さなど車両によってのはみ出し部分を注意してください。

2022年5月に道路交通法の「自動車の車載制限」が見直され、地上高3.8m、長さ幅とも車体のそれぞれ1.2倍までが許容範囲とされています。

それを超える場合には「制限外積載物許可制度」における許可が必要になり、警察署に届け出が必要です。

 

カーブ・駐車などの運転

セルフローダーは全長が長いトラックです。

カーブや駐車時の運転には注意が必要です。

毎回、同じ建機を積載して運送するとは限らないでしょうから、毎回出発前に自身の目で全体を確認してください。

カーブでは建機の重量による遠心力に注意して運転してください。

高架橋の下、トンネルなどの通過時には十分注意してください。

駐車時には他の車両にも気を配ってください。

 

荷物の固定

積荷であるユンボやブルドーザーは一つの積荷として考えると、けた外れに重いものであり、固定は重要です。

積荷の落下は大事故に結びついてしまいます。

チェーンブロック等を用いて荷台にしっかり固縛してください。

 

車両後方のスペースを確保

車両搭載時には、ユンボなどの建機を後方からまっすぐ乗り込まさせなければなりません。

そのためにセルフローダー後方には建機等がまっすぐ近寄れるスペースが必要となることも、運転する前の重要事項として記憶にとどめてください。

 

まとめ

フジタ自動車工業は、創業以来「必要は発明の母」の精神を持ち続け、ユーザーの声を聞きながら育ち、「フジタボデー」として多くのユーザーに愛され続けてきました。

トラック荷台のプロとしての自覚を持ち、どんな要望にも「どんとこい。」と応えるフジタ自動車工業は、世の中に不可欠な建機運搬車であるセーフティーローダー業界を牽引していくことでしょう。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

【参考】積載車の買取相場・実績はこちら

【参考】トラック・重機の買取相場・実績一覧はこちら

「金額だけ知りたい」という方もお気軽にトラックファイブにご連絡

トラック買取の無料査定はこちら

  • 豊富な実績

    買取12,000台/年

  • 最短即日から!

    高価買取

  • 日本全国無料!

    出張査定


関連記事一覧