8月のトラック輸送量 特積み4・2%減、一般5・6%減

国土交通省が10月29日に発表した「トラック輸送情報」によると、2020年8月の特別積み合わせ貨物の輸送量(調査対象24社)は前年同月比4・2%減の470万7000トンで、一般貨物の輸送量(調査対象1002社、回答774社)は前年同月比5・6%減だった。新型コロナ以降に続いていた特積み輸送量の前年同月実績割れは2020年6月にいったん歯止めが掛かったものの、7月以降は再び減少に転じており、コロナ不況の長期化が懸念される。

8月の宅配便(調査対象14社)取扱個数は、3億6831万2000個で同12・5%増だった。ネット通販を中心とした需要が依然として旺盛で、伸び率も二桁台を回復した。

特積み貨物は前月と比較すると、工場や生産地からの減送がすべての品目で見られた。中間流通の商社・問屋からは「日用品」と「宅配便」、倉庫からは「金属製品」、「機械」、「化学工業品」、「繊維工業品」、「食料工業品」の出荷が減少した。また、季節需要の問題で「繊維工業品」、「食料工業品」、「日用品」が減少したほか、景気の影響で「金属製品」と「機械」の出荷も落ち込んだ。

一般貨物は九州(前年同月比8・7%増)を除き、すべてのエリアで前年同月実績割れとなった。とりわけ落ち込み幅が大きかったのは、近畿(同14・5%減)、沖縄(同9・7%減)、四国(同9・1%減)、北陸・信越(同9・0%減)、四国(同8・5%減)だった。

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