人気の2トントラック日野「デュトロ」はどんなトラック?
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日野「デュトロ」はどんなトラック?
日野はどんなメーカー?
日野自動車株式会社は東京都日野市に本社を置くトラック・バスなどの商用車両を製造する業界大手の会社です。
世界中の商用車メーカーが『脱炭素』に向かうなか、日本のメーカー各社は単独では規模が小さすぎて、脱炭素への研究・新型車両の開発には限界があります。
そのような状況のなか、2001年にはトヨタの子会社となり、バス事業ではいすゞと共同出資でジェイ・バス株式会社を立ち上げています。
そして、2023年にトヨタとダイムラーが同じ割合で出資する持ち株会社を新設し、日野と三菱ふそうがその完全子会社になると発表しました。
日野自動車は2024年末までに三菱ふそうトラック・バスと経営統合を行います。
日野と三菱のブランドは維持し、これまでの両者の得意分野を活かして協業するとのことです。
日野のデュトロの特徴
日野のデュトロは「トントントン、ヒノノニトン」のCMでも知られている2tクラス、3tクラスの小型トラックです。
市街地を中心にラストワンマイルなどで活躍する小型トラックには安全が何よりも優先されます。
「もしもの時の、安全・安心」ではなく、デュトロは「もしものときも、安全・安心です」と一歩先を見据えた先進の検知システムを搭載して、歩行者や車両との衝突回避や誤発進の抑制などを行い、市街地でのいつもの安全・安心に大きく貢献する機能を備えています。
ドライバーが受ける運転でのストレスを限りなく少なくなるように、人間工学にもとづいた疲れにくいシートの採用や、手を離すことなく各種操作が可能なステアリングスイッチ、運転中に情報が確認しやすいコンビネーションメーターなど、運転のしやすさと安全を追求した特徴を持っています。
デュトロの新星
2022年に発売された「日野デュトロZ EV」はカーボンニュートラルに対応したEVトラックとしての特徴ばかりでなく、2024年問題も考慮した普通自動車免許対応の車両総重量3.5t未満のトラックです。
特にラストワンマイルを主眼に開発されたこの日野デュトロZ EVは”超低床ウォークスルーEVバン”で、荷役作業性・乗降性を大幅に向上させてドライバーの負担軽減を図りました。
あわせて必要な荷室容量を確保しつつ、EVにより高い静粛性を保ち住宅街などでの周辺環境への配慮も忘れることはありません。
脱炭素や2024年問題解決を考え抜いたトラックが、デュトロの新星「日野デュトロZ EV」です。
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日野「デュトロ」のモデル変遷
前身モデルはレンジャー
日野はブリスカを最後に1968年から小型トラックの生産を行っていませんでした。
ちなみにこのブリスカはトヨタのハイラックスの前身です。
「デュトロ」の前身モデルはレンジャーでした。
1978年にダイハツからデルタトラックのOEM供給を受けてレンジャーは登場しています。
1980年には時代の流れに乗って3トン積みのワイドボディのレンジャー3が登場しました。
約20年間に2度のフルモデルチェンジがあり、多くのドライバーにレンジャーは愛されてきました。
そして、1999年に日野自動車でデュトロの自社生産が始まりました。
初代デュトロ
1999年にトヨタとの共同開発で初代デュトロは登場しました。
当時、市場ニーズが高かった積載量2tの小型トラックでした。
2003年には小型トラックとしては初めてのハイブリット車を登場させています。
日野HIMRシステムをベースとしたパラレルハイブリッド方式のデュトロ・ハイブリッドです。
この時のハイブリッドの設計思想にはまだ脱炭素の発想は無く、HIMRシステムは制動時のエネルギーを回収して効率を高め、加速時はディーゼルエンジンの負荷を下げることで、排気ガス中における有害排出物の低減を目的とするものであり、その頃深刻であった公害対策が目的でした。
2代目デュトロ
2011年にフルモデルチェンジし、2代目デュトロは登場しました。
2014年のキャッチコピーが「ヒノノニトン」でした。
高圧コモンレール式燃料噴射システムやDPRを大幅に改良したエンジンは、5種類のディーゼルエンジン、ガソリンエンジン、LPGエンジンを設定して、燃費・排ガス問題に立ち向かいました。
安全面では、広く見やすい視界を確保するワイドビューミラーと、車両側面後方の視界を拡大し巻き込み事故防止のための2面鏡ミラーを標準装備しました。
また、VSC(横滑り防止装置)のオプション設定も用意しました。
2021年には1.5t積載仕様を設定しました。
2022年のEVトラックである日野デュトロZ EVとともにラストワンマイルで活躍する2代目デュトロです。
日野「デュトロ」の維持費
税金
日野「デュトロ」の維持費ですが、税金から説明いたします。
まずは自動車重量税です。
車検時に毎年必要になる国税がこの自動車重量税です。
2tクラス、3tクラスの小型・準中型トラックにかかる税額は、下表のとおりです。
区分 | 営業用 | 自家用 |
エコカー減税対象車 | 1トンまたは
端数につき2,500円 |
1トンまたは
端数につき2,500円 |
車齢13年未満
|
1トンまたは
端数につき2,600円 |
1トンまで 3,300円
2トンまで 6,600円 2.5トンまで 9,900円 3トンまで 12,300円 以降1トンまたは端数につき 4,100円 |
車齢13年超 | 1トンまたは
端数につき2,700円 |
1トンまで 4,100円
2トンまで 8,200円 2.5トンまで 12,300円 3トンまで 17,100円 以降1トンまたは端数につき5,700円 |
車齢18年超 | 1トンまたは
端数につき2,800円 |
1トンまで 4,400円
2トンまで 8,800円 2.5トンまで 13,200円 3トンまで 18,900円 以降1トンまたは端数につき6,300円 |
そして自動車税です。
取得に対して課税される自動車税は都道府県税です。
トラックサイズ | 営業用 | 自家用 |
1t超~2t以下 | 9,000円 | 11,500円 |
2t超~3t以下 | 12,000円 | 16,000円 |
固定費
維持費のなかで一般的な固定費は、車検・自賠責保険・任意保険でしょう。
毎年行う車検はどこまで行うかで費用は変わってきますし、定期点検や日々の業務前点検によっても変わってきます。
メンテナンス費用である点検費用も考え方によっては固定費のうちに入りますから、そのどちらに力を入れて行うかは事業主やトラックの所有者次第です。
最終的にはトラックを処分する時まで関わってくることなのでよく考慮する必要があります。
しかし、自賠責保険は車検時に必要になる強制保険です。その保険料は12か月契約の場合で下記の金額になります。
営業用普通貨物自動車最大積載量が2トンを超えるもの:24,100円
営業用普通貨物自動車最大積載量が2トン以下のもの :17,790円
自家用普通貨物自動車最大積載量が2トンを超えるもの:18,230円
自家用普通貨物自動車最大積載量が2トン以下のもの :16,900円
(損害保険料算出機構2023年届出より抜粋)
任意保険は自賠責保険のように強制ではありませんが、事故の際に自賠責保険だけで対応は難しいので任意保険の加入はお勧めします。
事業主やトラック所有者の考えを聞きながら、自己責任で対応額は考えてください。
メンテナンス費
メンテナンス費用は、事業主やトラック所有者の考えで大きく変わってきます。
定期点検をどこまで行うか、始業時の点検やそれに伴う整備に対してどのような基準を設けるかは個別の対応事項となります。
費用をかけるほどトラックの健康状態は常に良好に保たれ、車体の寿命にも影響を及ぼします。
ただ、分かっていてもどこまでやれるか、という難しい問題があります。
悩ましい問題でありますが、事業主とトラック所有者で考えていただかないといけない問題と思われます。
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まとめ
人気の2トントラック日野「デュトロ」のこれまでの実績、この先の小型トラックの需要が右肩上がりであることを考えると、まだこの「デュトロ」の人気が衰えることは無いでしょう。
新星「日野デュトロZ EV」をはじめとする2トントラック日野「デュトロ」は、これからの人口減少や労働問題による働き手不足と、環境問題を解決していく糸口にもなるでしょう。
この先の新しい日野自動車が、トヨタや三菱ふそうなどと一緒に、どう世の中を変えていくか非常に楽しみです。
トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。
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