大型の中古トラックを購入するコツを解説!流れ・必要書類もご紹介

今回の『豆知識』では大型の中古トラックを購入したい方のために、そのコツと購入までの流れをご紹介します。

新車納入にとても長い納期を余儀なくされる昨今です。

その切実な問題を解決するのが中古トラックです。

是非、中古トラックで思いの1台を見つけてビジネスチャンスを逃さないでください。

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大型中古トラックの購入場所

中古トラック専門店

大型の中古トラックを購入する場所はいくつかあります。

現代はWEBで買えないものは無い時代になっています。

大型トラックも同様で、インターネット上にはさまざまな販路があり中古車が紹介されています。

多くの販売情報のなかでも、まず目にとまるのは中古トラック専門店です。

多くの中古大型トラックが紹介されています。

新車の納期が異常に長くなっているなか、中古トラック購入はその対応策として効果的です。

新車の納車期間が長期化している理由は、人手不足もありますが、架装メーカーが各ユーザーのさまざまなオーダーに応えるために時間がかかってしまっていることです。

中古トラック専門店であればユーザーの要求を満たしてくれる1台が見つかるかも知れません。

まずは中古トラック専門店に当たってみることをお勧めします。

【参考】トラックの買取相場・実績はこちら

 

トラックメーカーのディーラー

各トラックメーカーのディーラーも中古大型トラックを扱っています。

新車買替のユーザーから下取りで引き取ったトラックを中古トラックとして扱っています。

ただし、扱う台数は多くはなく、中古トラック販売が本業ではないために価格は安くないのが実態のようです。

 

オークションで購入

オークションには、どこでも入札可能なネットオークションと会場でのオートオークションの2種類があります。

オークションは格安で購入できる場合があるのがメリットです。

トラックを専門としたオートオークション会場は、アライオークション小山会場やいすゞが運営するユーマックス神戸などが有名です。

アライオークション小山会場では、毎週1,000台以上の中古車両、トラック架装品、パーツ類などが出品されます。

大手のオークション会場では信用できる売り先から安心して落札することができます。

しかしながら、このオークションには個人での参加はできません。

個人でオートオークションを利用するためには、「オークション代行業者」に依頼する必要があります。

その際に必要となる手数料など必要経費は事前に打ち合わせをしてください。

 

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中古トラックを購入する流れ

使用用途から希望車種を検索

まずはWEBサイトから使用用途に最も適した希望車種を探してください。

中古大型トラックを扱うWEBサイトから探すことが可能です。

同様車種を見つけて、比較して検討してください。

希望車種が中古車市場にどれくらいあって、価格の相場がどれくらいなのかを把握することをスタートとしてください。

 

実店舗へ行って状態を確認

そして、可能である限り実店舗へ行って状態を確認してください。

安い買い物ではありませんから現物を見ることは非常に大切なことです。

店員の応対を見ることも大切です。

信頼できる業者かどうかの判断は、販売店に入った時の第一印象と、店員の対応の第一印象を基準にすることで大きく外れることはありません。

そして、実際のトラックでWEBサイトの写真だけでは確認できなかった部分をしっかりご自身の目で確かめてください。

 

見積もりを依頼

候補が見つかったら、見積りをとってください。

トラックの車体価格以外にかかる陸送費用や諸経費などすべてを含めてもらい、追加費用が後から出てこないように契約前に必ず確認してください。

 

納車前の点検整備

現物取引でない限り納車前の点検整備は販売店側が行います。

点検整備が終わっていれば問題はないですが、点検前で納車を急ぐ場合には現物納車として販売店と契約価格の交渉を行ってください。

 

法定手続き

法定手続きも販売店側が行いますが、事前にどちらが行うかの確認しましょう。

車検切れや、一時抹消登録が行われている場合には時間がかかってしまうのでご注意ください。

名義変更で必要となるのは以下のものです。

・印鑑証明書と登録印

・住民票

・委任状

・車庫証明

・車検証

・自動車納税証明証

・自賠責保険証

 

納車までの期間目安

納車までの期間の目安は契約後1週間から10日間が目安です。

その間に、次に説明する書類を用意して購入したトラックの名義変更を行わなければなりません。

 

名義変更に関する書類

自動車検査証

通常「車検証」と言っている自動車検査証はその車両が保安基準に適合していることを証明する書類です。

その他、重量やサイズなど車両の情報が記載されており、変更しなければならない所有者名も記入されています。

そして、自動車検査証は「自動車損害賠償責任保険証」と共に常時携帯することが義務づけられています。

 

自動車損害賠償責任保険証明書

車両の所有者は、自動車損害賠償保障法という法律に基づいて運用されている「自動車損害賠償責任保険」に必ず加入しなければなりません。

加害者の責任と被害者に対する最低限の補償を明確にするために作られた保険です。

 

自動車保管場所証明書

自動車保管場所証明書は、警察署長が交付するもので、保管場所を確保していることを証する書面となり車庫証明とも呼ばれます。

自動車は、運輸支局において登録・変更(名義変更含む)をする際に、自動車保管場所証明書(車庫証明)が必要になります。

 

委任状

販売店に名義変更の手続きを代行してもらうために必要となる書類です。

この委任状には実印による押印が必要となります。

 

印鑑登録証明書

印鑑登録証明書は地方公共団体がその登録された印鑑(実印)の所有者を証明してくれる書類です。

トラック名義変更の手続きには必ず必要になります。

実印の所有者が本人かどうかの確認に必要となりますので必ずご用意ください。

 

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注意点すべき3つのポイント

事前にWEBでチェック

まずはWEBで希望車種をチェックしてください。

いくつかピックアップして、それから行動してください。

ひと昔前と時代は変わりました。

スマホ一つでも必要なトラックを探すことが出来る世の中に変わっています。

納車までの時間の短縮につながります。

 

現車確認

希望のトラックを特定できたら販売店舗まで足を伸ばして現車確認をしてください。

WEBで調べた情報や写真だけではわからない傷や事故跡などをチェックしてください。

店員の対応でその販売店舗の顧客に対する姿勢も分かります。

 

整備面と契約書の確認

どのようにメンテナンスを受けてきたか整備記録も見せてもらってください。

そして引渡し前の整備状況もよく確認して、契約時に現車との差異がないかをよく見てください。

 

まとめ

人手不足や材料不足が原因でトラック新車の納期が非常に長くなっているのが常態化しています。

新しい仕事を受注しようにも、トラックの手配が出来ずに断らざるをえない状況になってしまう事態も起きてしまいます。

そのような状態にあるなかで中古トラックの存在は強い味方になってくれます。

是非とも上手に最適な大型の中古トラックを入手して対処してください。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

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