あおりが劣化したトラックも買取対象?高額買取をねらう外装査定のポイントについて

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トラックについているあおりの役割

 

・あおりとは

『あおり』とは日常で私たちが目にするトラックの荷台を囲む部品です。

左右と後方に計3枚ついているスタイルが一般的です。

手動で開閉が出来、荷物の落下を防ぐのが主たる目的です。

あおりを開き下ろすことによって、手仕事でも、フォークリフトを使っても荷降ろしをスムーズに行うことが出来ます。

多くのあおりは丈夫さを要求されるため金属でできていますが、積荷によって主要構造は金属ですが木材を使ってのあおりもあります。

あおりにはいくつかの種類があり、素材や形状の違うあおりが積荷や用途によって使い分けられています。

 

・あおりの種類

<鋼製のあおり>  

一般的に標準装備されているあおりです。

鋼製(鉄製)のため、頑丈ですが重量があります。

男女雇用機会均等法・働き方改革も徐々に運送業界にも浸透してきて女性ドライバーも増えてきました。

女性ドライバーでも一人であおりが開閉できるように開閉補助具(セイコーラック、アオリバランサーなど)も利用されています。

あおりは風雨には直にさらされ、積荷が擦れたり当たったりして傷がつくことは日常的になります。

そのため防蝕・防錆のために防錆スプレーなどの利用やこまめなタッチアップ塗装などが鋼製あおりの寿命を伸ばします。

 

<アルミ製のあおり>

トラックでかなり重要になるのは最大積載量です。

しかしながら、重量のある積載物を安全に輸送するために鋼製あおりはかなりの重量のあるものとなってしまいます。

これを解決するのがアルミ製のあおりです。

あおりの重量の少なくなっただけの最大積載量は増えます。

耐久性がありサビにくいのですが、衝撃に弱く、重量物には不向きな弱点もあります。

アルミ製のあおりを備えたトラックをアルミブロックとも呼びます。

 

<ステンレス製のあおり>

鋼製、アルミ製のあおりの短所を解決するのがこのステンレス製のあおりです。

さびに強いステンレス製のあおりです。

しかしながら、このステンレスのあおりは価格が高くなってしまいます。

 

<木製のあおり>

多くはありませんが木製のあおりもあります。

木という素材の持つ優しさや柔軟性でデリケートな輸送を求められる積荷に適しています。

鋼製、アルミ製、ステンレス製あおりと較べると、滑りにくく積荷を安定させることが出来ます。

 

・あおりはデザインも豊富

あおりには積載物を安全に運ぶためと、重量を軽くするための背を向けているような二つの目標のために様々な設計がなされています。

様々なデザインのあおりがあります。

装飾の役割にも捉えられる『板チョコ』のようなデザイン、『額縁』のようなデザイン、凹凸の無いシンプルなデザインのあおりがあります。

比重の軽い大量の積荷を運ぶ深ダンプのあおりには底が船底のようになった『船底型』もあります。

 

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トラックのあおりは劣化する

 

・トラックのあおりに多いトラブル

<サビ>

風雨にさらされ、直接積荷に接触する金属製のあおりにサビは付き物です。

荷物を積み下ろしする際についてしまったキズや走行中の汚れ、雨や雪の水分が原因で発生してしまいます。

また、サビは経年劣化により発生してしまうこともあります。

汚れを洗い流したり水分を拭き取ったり、各所の油さしなどの日常のこまめなメンテナンスが必要です。

荷台シートや防錆スプレーを活用することも効果的です。

 

<経年劣化>

あおりはタイヤやほかの部品のように消耗品として考えてください。

荷物の積み下ろしを繰り返すうちにあおりが開閉しなくなってしまうのは経年劣化が原因の場合もあります。

経年劣化を遅らせるために荷物を積むときは、重量物の重さが直接かからないようにしたり、詰めすぎないなどの工夫が必要です。

 

・劣化したあおりの修理費用

劣化したあおりの小さな部品の交換であれば1万円以内で済むこともあります。

しかし、あおり全体を交換する場合は10万円以上かかることもあります。

あおりの劣化が進行したトラックは買取を検討することもおすすめします。

 

あおりが劣化したトラックも買い取ってもらえる?

 

・トラック買取専門業者はどんなトラックも買取対象!

あおりが劣化して交換を検討されるならばトラック買取も検討されてはどうでしょうか。

あおりばかりでなくトラックのあちらこちらにも不具合があったりするのではないでしょうか。

トラック買取専門業者は、低年式や過走行、外装がボロボロのトラックも買い取っています。

どうしてそんなことが出来るのかトラック買取専門業者であるトラックファイブが買取の出来る理由をご説明します。

 

<海外に需要があるから>

一つの理由はトラックファイブは海外に複数の販路を持っているからです。

日本製トラックは頑丈で走行性能がよく、故障しても整備しやすく海外で人気があります。

しかしながら新車のトラックの価格はとても高額です。

その点、中古トラックは安く手に入れることが出来ることと、日本では車検制度があり、低年式や過走行でも安全性を保証されているため海外では人気なのです。

 

<パーツとしての需要があるから>

トラックファイブでは故障車や不動車などの走行できなくなったトラックであってもパーツとして販売することが可能です。

国内外で再利用される価値を生み出しているのです。

 

・外装査定のチェックポイント

そして、査定額をアップさせるにはさまざまなチェックポイントがあります。

そのなかでも外装をきれいにすることは査定員の第一印象を良くするので大切なポイントです。

ひどい外装の損傷がある場合には査定金額と修理金額の比較をした方が得なので査定員にそのまま相談してください。

その他、気をつけて頂きたいチェックポイントを列挙します。

 

<車体の色>

流行色はありますが、人気色はプラス査定となります。

<エアロパーツ>

純正の方が有利なので買取査定時には純正に戻してください。

そして、エアロパーツも一緒に査定に出してください。

<ナンバープレート>

ナンバープレートのキズやへこみ、変形、よごれはマイナス査定の対象となりますので可能な限りでもとに戻して綺麗な状態にしてください。

<ガラスの状態>

ガラスに付いたキズ、ひび割れなどの状態はよく把握し、査定時に申し出てください。

<スペアタイヤ>

スペアタイヤが備わっているかを確認してください。溝の状態、釘などを踏んでいないかチェックしてください。

<ウィンドウ・ドア>

パワーウィンドウ、ドアの開閉などに異常がないかをチェックしてください。

<天井の状態>

天井のキズやへこみもチェックしてください。

<ランプ類>

始業時にいつも点検をされているとは思いますが、ヘッドライト、テールランプの状態を再度チェックしてください。

 

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まとめ

あおりはあって当たり前のトラックの部品であり消耗品だという考えをお持ちください。

あおりに経年劣化で不具合が出てきたということはそれなりにトラックの使用年数が過ぎたということです。

そんな場合にはあおりを交換する前にトラック買取も考えに入れていただき、是非トラックファイブにご相談ください。

 

トラックファイブはこの『豆知識』で皆さまのお役立ち情報をこれからもお伝えします。

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