コロナとともに生きる 前編

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コロナの残したもの

まだ世界中に猛威を振るいつつある新型コロナウイルスを日本人のまじめさで押さえ込むことが出来たと世界からの評価を受けつつある現在ですが、まだまだすべてが解決されたわけではありません。コロナに翻弄されたこの三か月、4月7日に政府から『緊急事態宣言』が出され5月25日に解除が宣言されるまでをピークとして日本国民の約束ごとのように『三蜜回避』をかたくなに守り、感染者数も死亡者も各国とは比べ物にならないくらい低い実績で終わらせることが出来ました。

しかし、どうでしょう。今このコラムを目にされている方の中で本当に辛い思いをなさって乗り越えたと思っていらっしゃる方はそれほど多くはないのではないでしょうか。言い方がぞんざいなのですが、”勝ち組・負け組“に自らの努力は関係なく不可抗力な力のなかで振り分けられてしまった”負け組“にされてしまった経営者、従業員の方が今なお目に見えないウイルスと戦いながらご苦労されているのだと思います。『対岸の火事』『喉もと過ぎれば熱さを忘れる』などという諺(ことわざ)が、日本人の特性を表しています。そんな日本人に新型コロナウイルスが残したものはまだまだ油断はならないコロナが今後引き起こすことへの『警鐘』だと思います。

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コロナが変えた世界

2020年6月末現在、世界全体での新型コロナウイルスの感染者数は1,000万人を突破し、死亡者は50万人を超えました。世界のリーダーアメリカ合衆国では感染者数259万人を超え、死亡者は13万人に到達する勢いで、感染者数は毎日4万人を超えています。アメリカ労働省が6月8日発表した4月の雇用統計の失業率は14・7%と前月の4・4%から跳ね上がっています。これは過去最悪のもので、あの第二次石油危機、リーマンショック時の失業率を上回っており、オバマ大統領時代から9年間かけて積み上げてきた雇用の増加を3月と4月で一気に失っています。

そして、コロナの勢いは音が聞こえてくるほどの勢いでアフリカを中心に感染が広まっています。まだまだこれからなのです。

アメリカの主導のもと戦後の復興の道を歩いてきた日本は、今後アメリカの負の影響を受けながら経済活動を始めていかなければなりません。そして、世界における現在の立場からも貿易相手国としても日本は途上国各国の新型コロナウイルス感染も黙ってみているわけにはいきません。『対岸の火事』ではなく、喉もとを過ぎても忘れてはならない『コロナ』なのです。

運送業・建設業に与えたコロナの影響

運送業

『B to B』における発注者である各メーカーも卸売業者、小売業者もその扱う物によって『勝ち組と負け組』に分かれてしまいました。世界中を襲った、襲っている新型コロナウイルスによってロックダウンされている都市もあり、壁を作る国もある中、世界の物流はいびつなままです。国内でのミクロの視点で見ても、誰もが考えることの無かった学校の臨時休業によりこの二か月の間、それまで苦心の営業もなく当たり前のように運送が続けられていた学校給食の食材の運送は停止してしまいました。食材の運送に特化していたこの運送会社は期間中休業せざるを得ませんでした。通販各社は『B to C』の利点を活かして売り上げを延ばし、関連の運送業各社も当たり前のように多忙を極め日々の業務に当たっています。

建設業

建設業は『請負業』です。事業主が設備投資をしなければ仕事はありません。国内企業の内部留保が460兆円あるといいますが、それはこれまでのような順調な世界経済があってのことです。今後の民間企業の設備投資は控えられるでしょう。不可測なコロナに対応するため必要なのは資金であると痛感しているはずです。『B to C』で潤う企業がこの機に乗じての設備投資を考えるぐらいではないでしょうか。テレワークで空室面積は増えてオフィス供給は控えられるでしょう。どこにいても仕事の出来るテレワークは企業人の住む場所も変えてしまうかも知れません。駅前のタワーマンションに住まなくとも郊外の環境の良い住居で仕事も出来ます。都心部での住宅供給も減るかも知れません。そして、国や自治体もしばらく公共投資を今まで以上に慎重に発注するようになるでしょう。請負業者である建設業者にとって発注者等は『打ち出の小槌』を持っているわけではありません。『いつまでもあると思うな親と金』です。運送業・建設業に明るい未来は見えてきません。この先待ち構えている二次災害のような大雨、巨大台風はコロナのワクチンや治療薬が出来上がる前にやって来ます。いつ何時地震が起きるかも知れない近年の状況です。かりにワクチンや治療薬が出来ても、時間と共に『結核』のような抗生物質に対して抵抗性を示す再興感染症として再び蔓延する『新・新型コロナ』に変容しないとは誰も言い切れません。さて、この先をどう読み、どう考えるかです。経済や社会生活が回復したとしても完全にもとに戻ることはありません。この『新型コロナウイルス』が変えてしまったこの世界でどうやって邁進していくかをトラックファイブは皆さんと一緒に考えたい、お力になりたいと思っています。

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