ヤマトHD 9月に制服をリニューアル
ヤマトホールディングスは8月21日、「働きやすさ」と「環境への配慮」をコンセプトにした新たな制服を製作した、と発表した。新制服は「宅急便」のセールスドライバーや窓口受付スタッフなどを対象にしたもので、9月16日から着用を開始する。
新制服では、現場スタッフの「働きやすさ」を実現するため、従来タイプよりも大幅な伸縮性と、十分な強度、耐久性を確保。防寒着、ブルゾン、ベルト、安全靴には高輝度の反射材をデザイン要素として使用し、夜間の視認性を高めた。帽子はつばの長さを少し短めにすることで車両運転時の上部視認性を確保したほか、安全靴はインソールの改良で衝撃吸収性を向上させた。
「環境への配慮」では、新制服の生地に、一般的な化石燃料由来PET素材に比べ二酸化炭素(CO2)排出量が少ないとされる植物由来PET素材を採用した。使用後の制服についてはマテリアルリサイクルを実施して資源循環を促進する方針だ。
新制服のデザインはファッションブランドを中心に活動するデザイナーの相澤陽介氏が担当した。
ヤマトでは、新制服の開発・導入で、機能性、安全性、快適性を高めるとともに、デザインを刷新することで、着用する社員の誇りの醸成や仕事に対するモチベーション向上を図りたいとしている。
9月にリニューアルする新ユニフォーム
出典)ヤマトホールディングスホームページ
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