センコー ダブル連結トラックを活用したセパレート納品を開始
センコーは1月27日、ダブル連結トラックで幹線輸送した後、中継拠点で10トントラックとセミトレーラーに分離して異なる納品先まで走行する取り組みを始めた、と発表した。ダブル連結トラックを「セパレート方式」で運用するのは国内で初めて。大型トラック2台分の荷物を1人のドライバーで輸送できるダブル連結トラックの活用を加速させることで、人手不足の解消やCO2など環境負荷の軽減につなげる。
兵庫県尼崎市の物流拠点を出発するダブル連結トラックは、神奈川県厚木市の拠点まで幹線輸送した後、後方荷台部分のドーリーを切り離す。その後、前方車は10トントラックとして神奈川県厚木市の納品先まで、後方車はセミトレーラーとして東京都大田区の納品先まで輸送する仕組み。旭化成ホームズとフジテックの荷物をそれぞれ運ぶ。
ダブル連結トラックはこれまで、特別積み合わせ事業者(路線便会社)を中心に導入が進んできたが、幹線輸送後に切り離して最終目的地まで再度走行する事例はなかったという。
ダブル連結トラックの「セパレート方式」での運用には、大型トラック1台分の荷物をまとめて貸し切り便で拠点間輸送を展開している荷主企業にとって、同業種や異業種との輸送を共同化しやすくなるといったメリットが期待できる。
センコーでは2021年3月、トラック輸送と内航海運を組み合わせたりすることで、輸送コストの低減や環境負荷の軽減を実現する長距離幹線輸送サービス「物流バス」のメニューの1つとして、ダブル連結トラックの運行を開始した。
センコーが運行する「ダブル連結トラック」
出典)センコーホームページ
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