センコー　非対面返品サービスの物流業務を受託

センコーは１２月２４日、三菱商事が展開する、レンタル商品やＥＣ商品を非対面で返却・返品できるサービス「ＳＭＡＲＩ（スマリ）」の物流業務を受託した、と発表した。物流センターに集約されたコンビニ店舗などからの回収品を、アパレルメーカーなど各事業者に配送（返送）する業務をセンコーグループの東京納品代行が担当する。

ＳＭＡＲＩは、レンタルサービスの利用者やネット通販の購入者がローソンの店舗などに設置された専用ボックス（スマリボックス）に返却品やキャンセル品を投函できる仕組み。専用ボックスは三大都市圏（首都圏・関西圏・中京圏）で計約３０００カ所まで広がっており、現在エアクローゼットやロコンドといった事業者が同サービスを利用している。

回収品はローソンの配送車両で集荷する。東京納品代行は物流センターから各事業者への配送を請け負う。既存の物流ネットワークを活用するため、輸送コストを抑えられるとともに、環境負荷の低減につながるとしている。