日本通運　ドローン輸送で国内初の夜間飛行

日本通運は１２月２２日、日通総合研究所と共同で災害時輸送や医薬品の緊急輸送を想定したドローン輸送の実証実験を実施した、と発表した。実験では国内の物流業界としては初となる夜間飛行や、走行中のトラックや傾斜面からのドローン離着陸などを展開。今後は実験で抽出した課題の解決などに取り組み、ドローン輸送の早期実用化を目指す。

災害発生時は緊急輸送の２４時間対応が求められるため、夜間飛行を実施。ドローンポートが設置できない状況下での離着陸実験も行った。さらに、遠隔地から医薬品を運ぶことを前提に、既存の航空貨物輸送とラストワンマイル領域でのドローン輸送を組み合わせた一貫輸送時の品質を確認するため、独自開発した梱包資材を用いた状態管理テストも展開した。

国内初となるドローン輸送の夜間飛行の様子

出典）日本通運ホームページ