オリックス不動産　千葉県市川市でマルチ型物流施設を開発

オリックス不動産は１２月１５日、千葉県市川市でマルチテナント型物流施設を開発する、と発表した。新施設「市川塩浜Ⅱロジスティクスセンター」は、敷地面積約１万１８７８平方メートル、延べ床面積約２万４１４１平方メートルの４階建てで、２０２２年１１月末の竣工を予定している。

最大２テナントの入居が可能で、大型トラックが同時接車できる両面バースは４４台分確保するとともに、大型トラック７台分の待機場を設ける。ＢＣＰへの対応策として非常用発電機を完備するほか、太陽光発電設備やＥＶ（電気自動車）用普通充電器を用意する。

開発地は、首都高速湾岸線「千鳥町インターチェンジ」から約５００メートルに位置しており、東京駅まで約２０キロメートル、大井ふ頭まで約２３キロメートル、羽田空港まで約３０キロメートルと、首都圏を含む広域配送拠点としての活用ニーズを見込む。ＪＲ京葉線「市川塩浜駅」から徒歩約１２分でアクセスできるため、スタッフ雇用の確保でも優位性があるとしている。

オリックス不動産の「市川塩浜Ⅱロジスティクスセンター」（完成予想図）

出典）オリックス不動産ホームページ