国交省 5月の国際海上コンテナ個数は東京・川崎港で増加
国土交通省は7月27日、国内主要6港(東京、横浜、川崎、名古屋、大阪、神戸)の国際海上コンテナの取扱個数実績(2020年5月分=速報値)を発表した。主要6港の輸出分および輸入分を合計したコンテナ取扱総数は108万5038TEU(20フィートコンテナ換算)で前年同月比5・3%減となった。取扱総数は前年同月比で16・2%減まで落ち込んだ2020年2月よりも回復する傾向にあるものの、コロナ禍による景気悪化で依然として貿易貨物の荷動きが停滞している様子が窺える。
2020年5月の実績は輸出が54万717TEU(前年同月比0・2%減)、輸入が54万4321TEU(同9・9%減)だった。港別では、東京港が取扱総数で同8・9%増、川崎港が同10・2%増と伸長した一方で、横浜港が同10・3%減、名古屋港が同20・1%減、神戸港が同13・3%減と大きく落ち込んだ。
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