国交省 8月のトラック輸送量は特積み前年同月比6・4%増

国土交通省は10月29日、2021年8月のトラック輸送量の調査結果を発表した。それによると、8月の特別積み合わせ貨物の輸送量(調査対象24社)は500万8000トンで、前月比13・2%減(季節調整済みでは2・0%増)、前年同月比6・4%増だった。2020年8月は新型コロナの感染拡大に伴う東京オリンピックの延期などで景気が大きく後退した影響を受けたが、2021年8月はその反動で前年同月実績を大きく上回る結果となった。

2021年8月の宅配便取扱個数(調査対象14社)は3億7257万7000個で前年同月比1・2%増だった。巣篭もり消費でのネット通販需要が旺盛だった前年同月に比べ、伸び率こそ鈍化したものの、依然として堅調に推移している様子が窺える。

特積み貨物の「品目別」では、「機械」と「日用品」の輸送量が2カ月連続で減少となった。ただし、前年同月との比較では、工場・生産地からの輸送量増が「金属製品」、「機械」、「日用品」で、地域別の輸送量増が「東北」、「関東地方」、「愛知」、「近畿地方」、「中国」で確認できたとしている。

2021年8月の一般(区域)貨物の輸送量(調査対象987社、うち回答752社)は、前月比5・4%減、前年同月比4・1%増だった。

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