プロロジス 茨城県古河市にマルチテナント型物流施設
プロロジスは10月14日、茨城県古河市でマルチテナント型物流施設を開発する、と発表した。新施設「プロロジスパーク古河4」は、敷地面積約6万8300平方メートル、延べ床面積約12万1100平方メートルの3階建てで、2022年1月に着工し、2023年3月末の竣工を予定している。
開発予定地は、圏央道の「五霞インターチェンジ」および「境古河インターチェンジ」から約10分に位置する。東北道や常磐道へのアクセスも容易で、関東エリアを含めた東日本全域をカバーする物流拠点としての活用を見込む。
施設では、南北2カ所にスロープを設置するほか、1階および2階部分には両面バースを確保する。2・3階部分はメゾネット仕様にすることで、梁下有効高を6・3〜8・6メートルに設定し、保管効率を高める。最小賃貸面積は約1万2200平方メートルで、最大6社が入居できる。BCP対策として、非常用発電燃料のオイルタンクや、断水時に約30日間トイレが使用できるよう給水設備を導入する。
新たに開発する施設は、物流施設が集積するインダストリアルパークとして計画中の「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」における第1棟目となる。同社は現在、茨城県内で「プロロジスパーク古河1・2・3」やマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク常総」など計7棟の物流施設を運営しているほか、ZOZO専用の物流施設として「プロロジスパークつくば3」の開発に着手している。
「プロロジスパーク古河4」の開発予定地
出典)プロロジスホームページ
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