安田倉庫 長野県のトラック運送会社を子会社化
安田倉庫は10月8日、南信貨物自動車(本社・長野県松本市)の全株式を取得し、子会社化する、と発表した。安田倉庫では、長野県全域に拠点を持つ同社をグループ傘下に収めることで、倉庫や輸配送の全国ネットワーク整備を加速する。株式譲渡の実行は11月上旬を予定している。買収額は明らかにしていない。
南信貨物自動車は1943年の設立で、資本金は1億円。長野県を中心に甲信地区から関東圏や中京エリアを結ぶ輸配送ネットワークを構築している。小型、中型、大型、冷凍・冷蔵など300台超のトラックを保有。保管、荷役、流通加工といった庫内オペレーション業務にも対応できるとしている。
直近(2021年3月期)の業績は、売上高が44億3700万円(ただし同社の子会社との単純合算では73億6100万円)で、営業利益が1億5900万円(同3億900万円)、当期純利益が1億2200万円(同2億3000万円)だった。
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