ロジランド　埼玉県春日部市で２棟目の物流施設を着工

物流不動産開発のロジランドは５月１７日、埼玉県春日部市で物流施設を着工した、と発表した。同社にとって春日部市で２棟目となる新施設は、首都圏エリア向けＥＣ物流センターなどの活用ニーズを見込む。２０２２年５月の竣工を予定している。

「ＬＯＧＩＬＡＮＤ春日部Ⅱ」は敷地面積９７８９平方メートル、延べ床面積１万９３７１平方メートルの４階建て。国道１６号線と国道４号線が交差するエリアに位置し、東北自動車道「岩槻インターチェンジ」に約１０・４キロメートルでアクセスできるほか、常磐自動車道「柏インターチェンジ」の利用も可能。東武アーバンクライン「藤の牛島駅」から約１・４キロメートルと通勤の利便性も高いとしている。

床荷重は１平方メートル当たり約１・５トン、梁下天井有効高を５・５メートル、柱スパンは１０メートル以上を確保し、全館ＬＥＤ照明を採用する。ＢＣＰ対策としては、電気設備の架台を引き上げることで浸水リスクを低減させるとともに、非常用発電機も用意する計画だという。

同社では、今回の２棟目着工とともに、春日部市で３棟目となる「ＬＯＧＩＬＡＮＤ春日部Ⅲ」の開発用地を取得したことも発表した。

２０２２年５月竣工予定の「ＬＯＧＩＬＡＮＤ春日部Ⅱ」

出典）ロジランドホームページ