雪道では必ずチェーンをしよう!トラックでのチェーンの付け方を解説

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チェーンの付け方手順

シングルタイプ

金属製タイヤチェーンの付け方手順について解説します。

まずはシングルタイプです。

駆動輪が1輪であるシングルタイヤ用の一般的なタイヤチェーンの付け方です。

タイヤチェーンを装着する時は降雪時が多いでしょう。

手袋は必ず用意してください。

金属タイプのチェーンの場合、まずはその表・裏をしっかり確認してください。

いくつかの鎖の部品を金具で合わせていますので、よく確認してその留め金具が折り返してある方を表側(雪道に接する側)にしてください。

間違えて裏側にしてタイヤの表面に接触させてしまうと、運転中にチェーンの留め金とタイヤのゴムとが擦れ合ってタイヤをバーストさせてしまいます。

そして、チェーンを地面に敷いてその上までトラックを移動させて装着する方法とチェーンをタイヤの上部からかぶせる方法の2種類が装着方法にあります。

 

ダブルタイプ

駆動輪が2輪のダブルタイヤに装着させるタイヤチェーンですが、シングルタイプのタイヤチェーンが2列になったような形状で、縦のチェーンが3列あるのでトリプルチェーンとも呼称されています。

付け方手順はシングルタイプと同じです。

チェーン装着時にはあわてないで、まずは温かなキャビン内でタイヤチェーンの装着方法のネット動画で手順を確認することをおすすめします。

1年間で何度もある作業ではないので、説明書を読んで頭に入れるよりも直前に動画チェックをする方が理解しやすいと思います。

 

外し方

外し方の基本は装着時と逆の順番で作業を行うことです。

順番に、内側、外側の留め金具を外して、タイヤから取外してください。

そして、取り外したタイヤチェーンは両端のフックを留めて、丁寧にたたんでしまってください。

これは、いつ何時に起きるか分からない降雪に備えるためです。

また、タイヤチェーンの保管場所に手袋・懐中電灯・スコップ・使い捨てカイロなども同時に保管しておくと装着時に安心です。

 

ねじれた場合

金属製タイヤチェーンにねじれは大敵です。

タイヤチェーン装着時にチェーンの表裏を確認することと、ねじれの有無をチェックすることは一番大切です。

ねじれたまま装着して走行すればチェーンは破損してしまいます。

 

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チェーンを付ける位置

駆動輪

チェーンを付ける位置の基本は駆動輪に付けることです。

凍結した地面にチェーンを付けた駆動輪が力を伝えなければトラックの走行はままなりません。

そのためにトラックごとに違う駆動輪にチェーンを付けなければなりません。

トラックは後部に積載機能を持つために後輪駆動タイプが多いです。

ただ、トラックには後輪3軸、4軸などのタイプもあり、駆動輪を特定することが難しい場合があります。

そのような場合はスペック表で確認もできますが、緊急時であればディーラー、日頃付き合いがある整備工場に電話で確認するほうが早いかも知れません。

 

駆動方式

車両の駆動方式はトラックだけが特別ではなく、車両すべてに共通な駆動方式です。

いくつかある駆動方式を知ることで駆動輪の特定はできます。

 

駆動方式 概要 チェーン装着
FF(フロントエンジン・フロントドライブ) ・エンジンは車体前方搭載

・駆動輪は前輪

前輪
FR(フロントエンジン・リアドライブ) ・エンジンは車体前方搭載

・駆動輪は後輪

・一般的(乗用車からトラックまで)

後輪
MR(ミッドシップエンジン・リアドライブ) ・エンジンは車体のほぼ中央搭載

・駆動輪は後輪

後輪
RR(リアエンジン・リアドライブ) ・エンジンは車体後方搭載

・駆動輪は後輪

・スポーツカーなどで採用

後輪
AWDもしくは4WD(全前輪駆動車) ・エンジン搭載位置は関係無し

・全輪が駆動輪

前輪が多いが、メーカーへ問合せ必要

 

表記に注意

トラックの駆動方式の表記に注意してください。

トラックの駆動軸は乗用車とは違い、2本とは限りません。

そしてタイヤも1軸に2本だけとは限りません。

重い車両重量を支えるために4本、6本装着している場合もあります。

トラックのスペック表などの記載方法は慣れるまでは難しく感じるかも知れません。

一般的な2軸で前輪タイヤ2本、後輪タイヤ2本、後輪駆動の場合は、2-2Dと表記します。

2-2Dの数字部分の2-2は、前後のタイヤの本数を示しており、-が前後を分けています。

DはDriveの頭文字で、駆動輪を示します。

そのルールを知ればトラックの駆動方式の表記は難しくありません。

 

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チェーンに関する注意点

チェーンの種類

今回、装着方法を説明したタイヤチェーンは金属製でした。

タイヤチェーンには金属製の他にもさまざまな素材のチェーンがあります。

金属製のタイヤチェーンより軽量な非金属製のチェーンの素材は強化ゴムやウレタン、樹脂などです。

金属製チェーンとは異なり、表面・裏面も分かりやすく比較的装着しやすいチェーンです。

現在の非金属製タイヤチェーンは装着方法が研究されて、ひと昔前より装着しやすく外れない安全に走行できる多くのチェーンが開発されています。

非金属製のタイヤチェーンには、他にも布製の物もあります。

布製のタイヤチェーンは別名スノーソックスとも呼ばれています。

金属製のチェーンや非金属製のチェーンと異なり、タイヤをすっぽり覆い包んでしまうカバータイプのチェーンです。

もともとは急な降雪などでの緊急対応時のチェーンでした。

また、緊急用としてのタイヤチェーンではスプレータイプもあります。

天然樹脂をアルコールで溶かした粘着力のあるケミカル用品です。

それをスプレーでタイヤのグリップ面に塗布するものです。

チェーン規制に対応していないので注意してください。

 

装着に適さない場所

タイヤチェーンの装着に適さない場所は、装着時に安全の確保ができない場所です。

タイヤチェーンの装着は必ず広く、そして傾斜が無い平坦な広い安全な場所を選んでください。

公共の広い場所にやって来るどのトラックや自動車もスリップしやすい危険な状態でやって来るので周囲の状況も絶えず確認してください。

安全な場所で、安全に着脱を行うことを心がけてください。

 

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まとめ

「備えあれば患いなし」のタイヤチェーンの用意は安全運行と、自身の身を守るためです。

近年の異常ともいえる激しい気象変化で、今年の冬も予想しない地域での豪雪が考えられます。

この暑い夏の時期からトラックのタイヤチェーンを確認して、冬の防備を検討してください。

いざという時にあわてることの無いように備えてください。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

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